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[WordPress]入力すると記事が全消滅する呪いの文字

今回はこのブログを運営している WordPress の技術的なお話。

申し訳ありませんが、興味のない人は読み飛ばしてくださいませ。

その事件は、先日、この巨大数に関する記事を書いていたときに起こりました。

巨大数の世界① − 日本語の場合 | Fragments

いつものとおり、MarsEdit というブログエディタで記事の下書きを仕上げて、サーバーへ送信しました。

そしてブラウザから「投稿の編集」画面を開いてみると、あれ??記事がほとんど消えています。

これはショック! しかしまあそんなこともあるのかなと思い、お茶の一杯でも飲んで気を取り直した後、再度記事を仕上げてサーバーへ送信。しかし今回は念のため記事内容をテキストエディットに保存しておきました。

再度、ブラウザから「投稿の編集」画面を開いてみると、またしても全く同じところから記事が消えている!!

これは何なんだと思い、いろいろ調べたり、試したりした結果、原因がわかりました。

ある文字を記事本文に入れてしまうと、何とそこから後の部分が全消滅してしまうのです。

その呪いの文字とは、

はい。文字で入力できないので、わざわざ画像にしています。

巨大数の記事では日本語の数の単位を紹介した訳ですが、10の24乗に当たる単位がこの「じょ」だったのです。そんな経緯で先述の記事では別名の秭(し)を使用しました。

なお前述した MarsEdit というエディタでは、サーバーに送信した記事がローカルにも保存されるのですが、そちらもみごとに全消滅。どこにも下書きは残っていません。

では、ブラウザ上の「投稿の編集」画面へ直接この文字を入力した場合はどうなるでしょうか?

まずこの文字を入力しプレビューを開くと、この文字から後の部分が表示されないだけでなく、レイアウトもこんな感じにふっとんでしまいます。左下に悲しく見える10の24乗。

またこの文字を入力し下書き保存をした場合は、またしてもこの文字から後の部分が全消滅し、リビジョン(編集履歴)にすら残りません。

どこまでも徹底しているこの呪いの文字。もしかして同じ現象に出会ってしまう人がいるかもしれないのでここにシェアしておきます。もっともこんな文字を使う人は天文学的に少なそうではありますが。

他にも同様の文字があるのかどうかは今のところ不明です。

フィンランド語学習記 vol.25 − もぐるのか、のっかるのか

photo credit: Mikko Luntiala via photopin cc

フィンランド語教室13週目のレポート。

電車遅延のため、10分ほど遅刻してしまいました。ここまで無遅刻・無欠席だったのに残念。

授業ではここまでに習った二つの格変化を使って、様々な表現の練習をしました。

ここではその二つをもう一度整理しておきましょう。

①接格(Adessiivi)

おもに「〜の上に」の意味を表し、[-lla/llä]の格語尾を付ける。

Tuolilla on kassi.(イスの上にカバンがあります)
*tuoli(イス)、kassi(カバン)

②内格(Inessiivi)

おもに「〜の中に」の意味を表し、[-ssa/ssä]の格語尾を付ける。

Kassissa on kirja.(カバンの中に本があります)
*kassi(カバン)、kirja(本)

ここまではよし。

これらの格は「(人)が(場所)にいます」という表現にも使用することができます。

Minä olen Suomessa.(私はフィンランドにいます)
Minä olen Venäjällä.(私はロシアにいます)
*Suomi(フィンランド)、Venäjä(ロシア)

?? このとき「私」はフィンランドの中にもぐっていたり、ロシアの上にのっかっていたりする訳ではなくて、単にそれぞれの国にいると言っているに過ぎないのですが、格語尾は[-lla/llä]を使う場合と[-ssa/ssä]を使う場合に分かれるのだとか。

この使い分けには特に法則はなく、覚えるしかないのだそうです。

もっとも国名に関しては[-lla/llä]を使うのが Venäjä(ロシア)くらいということですので、覚えるのは簡単です。

しかしフィンランド国内の街となるとどうでしょう?

Minä olen Helsingissä.(私はヘルシンキにいます)
Minä olen Turussa.(私はトゥルクにいます)
Minä olen Tampereella.(私はタンペレにいます)
Minä olen Rovaniemellä.(私はロヴァニエミにいます)
Minä olen Vantaalla(私はヴァンターにいます)
Minä olen Riihimäellä(私はリーヒマキにいます)

先生曰く、基本は[-ssa/ssä]の方で、迷ったらそちらを使えば大丈夫とのことですが、すでにこの例文で[-lla/llä]の方が多いように見えるのは気のせいでしょうか。。。

こういうルールは頭で覚えようとするより、インプット(多読・多聴)によって感覚で覚えていくしかないのでしょう。それにしても何だかやっかいなルールではありますね。

巨大数の世界② − 英語の場合

昨日に引き続き数字のお話。

巨大数の世界① − 日本語の場合 | Fragments

英語の大きな数の単位というと、million, billion くらいまでは聞いたことがありますが、その先はどうなっているのでしょうか? 以下に見てみましょう。

*Short Scale は主にイギリスや北米、Long Scale は主に大陸ヨーロッパで採用。

Short Scale Long Scale
Million 106 106
Billion 109 1012
Trillion 1012 1018
Quadrillion 1015 1024
Quintillion 1018 1030
Sextillion 1021 1036
Septillion 1024 1042
Octillion 1027 1048
Nonillion 1030 1054
Decillion 1033 1060
Undecillion 1036 1066
Duodecillion 1039 1072
Tredecillion 1042 1078
Quattuordecillion 1045 1084
Quindecillion 1048 1090
Sexdecillion 1051 1096
Septendecillion 1054 10102
Octodecillion 1057 10108
Novemdecillion 1060 10114
Vigintillion 1063 10120
Centillion 10303 10600

 
「リーダース英和辞典」「ジーニアス英和大辞典」といった日本の大型辞書には、10の63乗である vigintillion まで掲載されているようです。

なおこのくらいではまだまだ物足りないという方はこちらのホームページへ。

ただしそれ以上でも、10の303乗である centillion だけは上記の辞書にも掲載されています。

[centi-]は数字の100を表す接頭辞で、日常使われる単語に centimeter, century などがあります。

上記の表で、10の6乗(million)を1番、10の9乗(billion)を2番というように表の上から番号を振っていくと、100の303乗(centillion)がちょうど100番目になるというしくみ。

これらの単位はある意味伝統的なものですが、比較的新しい単位には下記のようなものもあります。

googol 10100
googolplex 10googol
googolplexplex 10googolplex

 
グーゴル(googol)は、20世紀にアメリカの数学者が広めた単位で、米国グーグル社(Google Inc.)の名前の由来になったことでも有名です。

そこから派生した1グーゴルプレックス(googolplex)は10の1グーゴル乗、1グーゴルプレックスプレックス(googolplexplex)は10の1グーゴルプレックス乗です。

1グーゴルですでに宇宙の全原子の数(10の80乗)を上回り、1グーゴルプレックスでは「1000000……」と表記したときのゼロの数が既に宇宙の全原子の数を上回っているのだとか。

ここまでくると、何のためにこのような単位が必要なのか分かりませんが、人間の想像力はすごい!ということはたしかでしょう。

巨大数の世界① − 日本語の場合

photo credit: lightclad via photopin cc

経緯は忘れてしまいましたが、小学生の頃、友達の間で「数の単位」を暗唱するのが流行ったことがありました。

日常的に使われる日本語の数の単位は「一、十、百、千、万、億、兆」くらいまででしょうか。

しかしもちろん日本語にはそれ以上の単位もあり、並べてみると次のようになります。

100 一(いち)
101 十(じゅう)
102 百(ひゃく)
103 千(せん)
104 万(まん)
108 億(おく)
1012 兆(ちょう)
1016 京(けい)
1020 垓(がい)
1024 秭(し)(じょ)
1028 穣(じょう)
1032 溝(こう)
1036 澗(かん)
1040 正(せい)
1044 載(さい)
1048 極(ごく)
1052 恒河沙(ごうがしゃ)
1056 阿僧祇(あそうぎ)
1060 那由他(なゆた)
1064 不可思議(ふかしぎ)
1068 無量大数(むりょうたいすう)

 
漢数字で表す数の単位は、一般に無量大数(10の68乗)が最大です。子どもの頃、暗唱していたのも、この無量大数までだったと記憶しています。

しかし仏教経典の華厳経にはもっと大きい単位が登場し、その中でも最大と言われる「不可説不可説転(ふかせつふかせつてん)」は10の37218383881977644441306597687849648128乗であるとのこと。

ここまで来ると、まるで無量大数が塵のようですね。

さて、こんな数の話を突然思い出したのは、下記の動画がきっかけでした。一時期話題になったので、ご存知の方も多いかもしれません。

数学好きのおねえさんがいざなう「組み合わせ爆発」の世界。感動間違いなし(?)の動画ですので、未見の方はぜひご覧ください。

またこちらの動画では、さらに大きな「組み合わせ爆発」も扱っています。16×16あたりでは、機械的な読み上げがすっかり耳に心地よくなってしまうのは私だけでしょうか。

今回はここまで。次回は英語の巨大数を紹介してみたいと思います。

スウェーデン語の[O]こと[Å]について

photo credit: Mikko/biomi.org via photopin cc

ほんの少しだけ気になっていたことが解決したので、ここに記しておきます。

以前のエントリーで、iPhoneのフィンランド語キーボードを紹介しました。

iPhoneでフィンランド語の[ä, ö]を入力する方法 | Fragments

その中で見て見ぬふりをしていたのが、この部分。

この文字は??と思いつつ、すっかり放っておいたのですが、やはり気になります。クラスに新入生がいるのに、お互い自己紹介もしない。そんな関係でしょうか。

しかし先日のフィンランド語クラスで、とうとう先生から紹介がありました。

この文字は通称「スウェーデン語のO(オー)」と呼ばれており、その名前のとおり、スウェーデン系の人名や地名で使われるのだとか。発音もそのまま「オー」でよいそうです。

ちなみに Mac での入力方法は、[option]+[a]⇒[å]となります。押すキーが2つだけなので、[option]+[u]+[a]⇒[ä]よりも簡単ですね。

話のきっかけになったのは、テキストに出てきた Århus というデンマークの街の名前。カタカナにするとアーフスと読んでしまいそうですが、[Å]は「オー」ですので、オーフスと発音しなけれなりません。

そんな訳で[Å]の素性がわかったので、ほっとしましたというお話でした。

「ポモドーロ・テクニック」を使って、集中力を高める仕組みをつくってみる

日々の仕事の前後にフィンランド語の勉強をしたり、ブログを書いたりする時間を捻出するのはそれなりに大変です。

理想としては短期集中型で取り組みたいのですが、だらだらしたり、脇道に逸れてしまうこともしばしば。

何か集中力を高めるよい方法はないかと模索した結果、最近はポモドーロ・テクニックというものを採用しています。

 

ポモドーロ・テクニックとは?

何か作業をするとき、25分の作業時間と5分の休憩を1単位として、タイムマネジメントを行う方法です。

例えばフィンランド語の教科書を読み返したり、単語の暗記を行ったりする際、25分集中して学習を行い、その後5分の小休止をとります。ここまでで1ポモドーロ。もう1セット(25分+5分)続ければ2ポモドーロとなります。

ちなみにポモドーロとはイタリア語でトマトの意味らしいのですが、何でこの命名になったのかはよくわかりません。

iPhoneアプリには、この25分+5分を計測するポモドーロ・テクニック専用のタイマーがいくつかあります。

私が現在利用しているのは、Pomodoro Time Management Lite という無料のアプリ。(有料版もあるようです)

[追記]このアプリは取り扱いを停止したようです。

使い方はアプリを起動し「press to start」の文字を押すだけ。非常にシンプルな設計です。

これでタイマーが作動し、25分の作業時間のカウントダウンが始まります。25分が過ぎるとブザーが鳴り、5分の休憩のカウントダウンが開始。そして5分が過ぎるとまたブザーが鳴って、次の25分の作業時間が始まるという具合に、連続してカウントダウンを行ってくれます。

カウントダウン中の時計音(チッチッチッという音)やカウントダウン終了時のブザー音は有無を選択することができます。

時計音を入れると、かなり焦らされる感じがあるので、負荷をかけたい時には効果的かもしれません。

非常にシンプルなしかけではありますが、自分に合っているような気がしているので、しばらく活用してみたいと思います。

なおポモドーロ・テクニックのオリジナルサイト(英語)では、簡単な紹介動画がアップされています。興味がある方は合わせてご覧になってみてください。

GET STARTED -The Pomodoro Technique®

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