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フィンランド語学習記 vol.776 − 戻る、戻す

日本語の「戻る」は自動詞、「戻す」は他動詞。

もどる[戻る](自五)

①もとの所へかえる。引き返す。

「三省堂国語辞典 第七版」

もどす[戻す]

一(他五)

①もとの〈所/状態〉にかえす。

「三省堂国語辞典 第七版」

この「戻る」と「戻す」、英語では同じ return で表します。

return

[intransitive] to come or go back from one place to another

[transitive] to bring, give, put or send something back to somebody/​something

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

一方、フィンランド語では palata, palauttaa という別の動詞で表します。

palata

戻る

Milloin palaat lomalta?
あなたはいつ休暇から戻るのか?

「パスポート初級フィンランド語辞典」

palauttaa

戻す、返す

Palauta kirja kirjastoon heti.
すぐに本を図書館に返しなさい。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

こんな風に自動詞と他動詞で別の単語が用意されているのがフィンランド語の特徴の一つ。

辞書形の語尾を見れば大抵どちらか区別できるのですが、格変化すると元の形がよくわからなくなってしまうのが難点です。

 

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フィンランド語学習記 vol.775 − 野菜の例文

『パスポート初級フィンランド語辞典』の特徴は多くの見出し語に例文が付いていること。

この例文を眺めているだけでも楽しいですし、勉強になります。

今回は野菜の見出し語に出てくる例文を拾ってみました。

inkivääri

生姜

Keitto maustetaan inkiväärillä.
スープは生姜で味つけする。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

フィン
maustaa season 味つけする

 

生姜は常に冷凍庫に入っています。

主にチャイ用なのでスープに入れることはあまりありません。

kurkku

キュウリ

Tehdään salaatti kurkusta ja tomaatista!
キュウリとトマトでサラダを作りましょう。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

キュウリは好きなのですが、最近は値段が高い印象。

何か理由はあるのでしょうか?

nauris

カブ

Nauris sopii keittoihin.
カブはスープに入れるのに適している。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

カブはあまり食べない野菜です。

フィンランドではポピュラーなのでしょうか?

paprika

パプリカ、トウガラシ

Hyllyillä on monenvärisiä paprikoita.
棚にはいろいろな色のパプリカがある。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

パプリカとピーマンの違いは何なのでしょう?

色?

parsa

アスパラガス

En pidä parsasta.
私はアスパラガスは好きではない。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

アスパラガスは好きなのでこの例文には反論したいところ。

ミネストローネに入れることが多いです。

porkkana

ニンジン

Leikkaa porkkanat kuutioiksi!
ニンジンをさいの目に切ってください。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

フィン
leikata cut 切る
kuutio dice 立方体

 

ニンジンはさいの目よりも細かく切ることが多いです。

特に嫌いという訳ではないのですが。

selleri

セロリ

Selleri on terveysruokaa.
セロリは健康的な食べ物だ。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

セロリは例文のとおり体に良さそうなので時々食べています。

こちらもミネストローネに入れることが多いです。

sipuli

玉ねぎ

Ensin ruskistetaan sipulia paistinpannulla.
まずフライパンで玉ねぎを炒める。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

フィン
ruskistaa brown (表面が茶色くなるよう)焼く、炒める
paistinpannu frying pan フライパン

 

玉ねぎ炒めは料理の基本。

普段カレーを作ることが多いので、欠かせない野菜の一つです。

tomaatti

トマト

Uunin lämpö tekee tomaateista makeita.
オーブンの熱がトマトを甘くする。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

フィン
uuni oven オーブン
lämpö warmth, heat 暖かさ、熱

 

焼きトマトは生で食べるよりも甘くなるんですね。

知りませんでした!

 

ひとこと

以上『パスポート初級フィンランド語辞典』から野菜の見出し語に出てくる例文を拾ってみました。

身近な単語を例文とともに覚えるのは楽しい作業です。

 

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フィンランド語学習記 vol.774 − haitata

先日読んだ文章の中に haitata という面白い音の動詞が出てきました。

…ilmastonmuutos haittaa Afrikan maataloutta.

気候変動はアフリカの農業に害を及ぼす。

Yle Uutiset selkosuomeksi | Yle Uutiset | yle.fi

フィン
haitata hinder 害を及ぼす

 

「害を及ぼす→イタタ」のような連想で覚えやすい単語だなあというのが第一印象。

もう少し用法などを調べてみようと思い、語法書の『Tarkista Tästä』を引いてみると、次のような例文が出てきました。

HAITATA(verbi, transit)

haitata + O par Haittaako sinua, jos avaan ikkunan?
Myrsky haittasi pelastustöitä.

 

『Tarkista Tästä』P.25

一つ目の例文 Haittaako sinua, jos avaan ikkunan? は直訳すれば「もし私が窓を開けたら、あなたに害を及ぼしますか?」となります。

おそらくは「窓を開けてもよいですか?」くらいのニュアンスなのでしょう。

英語の Do you mind if I open the window? とよく似た構造ですし、日常的に使えそうな表現なのでノートにメモしておきました。

フィンランド語学習記 vol.773 − veljestä

『パスポート初級フィンランド語辞典』の romaani の項にこんな例文が出ていました。

“Seitsemän veljestä” on Aleksis Kiven kirjoittama romaani.

『七人兄弟』はアレクシス・キビの書いた小説だ。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

アレクシス・キビという作家の名前と『七人兄弟』という小説の名前は聞いたことがあります。

それはさておき、ここで気になったのは veljestä という単語の形。

veljästä は「兄弟」を意味する名詞 veli の単数出格。

単数 複数
主格 veli veljet
分格 veljeä veljiä
出格 veljästä veljistä

*veli の語幹は velje となります。

ただどうしてここで出格を使うのかがわかりません。seitsemän という数詞の後ろですから分格を使うべきではないでしょうか?

。。。などと考えていたのですが、改めて調べてみると veljästä は「兄弟」を意味するもう一つの名詞 veljes の単数分格であることがわかりました。

単数 複数
主格 veljes veljekset
分格 veljestä veljeksiä
出格 veljeksestä veljeksistä

 

『パスポート初級フィンランド語辞典』では veli と veljes に次のような訳語が与えられています。

veli=兄、弟
veljes=⦅ふつう複で⦆兄弟(同士)

ただ veli には複数形の veljet がありますし、veljes にも複数形の veljekset がある訳ですから、単純に「veli=単数、veljes=複数」という訳ではなさそう。

どうしてこのような二種類の単語があるのか謎は深まります。

 

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フィンランド語学習記 vol.772 − Varhaiskasvatusta kaikille

福祉先進国のイメージがあるフィンランド。教育に関しては特に手厚いイメージがありますが、そこには様々な試行錯誤もあるようです。

フィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」にこんなニュースが出ていました。

Varhaiskasvatusta kaikille

Suomen hallitus suunnittelee, että kaikki lapset pääsevät taas kokopäivähoitoon. Hallituksen mielestä kaikilla lapsilla pitää olla samanlainen oikeus varhaiskasvatukseen.

Suomen edellinen hallitus rajoitti varhaiskasvatusta vuonna 2016. Sen jälkeen lapsi on voinut saada varhaiskasvatusta vain 20 tuntia viikossa, jos lapsen vanhemmat eivät ole töissä tai opiskele koko päivää.

Nyt Suomen uusi hallitus aikoo palauttaa oikeuden kokopäivähoitoon kaikille lapsille. Laki muuttuu ehkä vuoden päästä.

すべての子どもたちへ就学前教育を

フィンランド政府は、すべての子どもたちがもう一度、一日保育を受けられるよう計画している。政府の考えでは、すべての子どもたちが就学前教育に対する同等の権利を持つべきだ。

フィンランドの前政府は2016年に就学前教育を制限した。その後、子どもは両親がフルタイムの仕事や学業をしていない場合、週に20時間だけ就学前教育を受けることができるようになった。

今、フィンランドの新しい政府はすべての子どもたちに一日保育の権利を取り戻そうとしている。法律はおそらく一年以内に変わる。

Yle Uutiset selkosuomeksi | Yle Uutiset | yle.fi

フィン
varhaiskasvatus early childhood education 就学前教育
suunnitella design 計画する
hoito care 世話
edellinen previous 前の
rajoittaa restrict 制限する
palauttaa return 戻す

 

福祉先進国のフィンランドであっても、就学前教育の扱いについてはあれこれ迷走しているのだなということがわかりました。

願わくは日本のモデルケースであってほしいような気もしますが、果たしてどのような未来に向かって行くのでしょう。

フィンランド語学習記 vol.771 − 続・続・分格に関する素朴な疑問

以前のエントリーで、いわゆる分けられる名詞(=不可算名詞)が目的語に来るとき、その目的語を分格と対格のどちらの形にするのかが難しいという問題について書きました。

私たちは食事を作った(tehdä)。
→ × Me teimme ruoan.
→ ◯ Me teimme ruokaa.

フィンランド語学習記 vol.762 − 続・分格に関する素朴な疑問

その後、英語で書かれたフィンランド語の文法書「Finnish: An Essential Grammar」を読んでいたらこんな例文を見つけました。

Affirmative Negative
Silja joi maidon.
Silja drank the milk.
Silja ei juonut maitoa.
Silja didn’t drink the/any milk.
Silja joi maitoa.
Silja drank (some) milk.

 

「Finnish: An Essential Grammar」P.135

以前にも思ったことですが、フィンランド語の対格/分格は英語の定冠詞/不定冠詞と比較するとわかりやすいと思います。まとめると、

  • 何らかの文脈があって(その)牛乳を飲んだと言いたい場合は対格(Silja joi maidon.)
  • 単に牛乳を飲んだと言いたい場合は分格(Silja joi maitoa.)
  • 否定文の場合はいずれも分格(Silja ei juonut maitoa.)

という使い分けになっています。

もちろんこの原則だけですべてが割り切れる訳ではないでしょうが、今まで読んだ説明の中では一番すっきりとまとまっているような気がします。いかがでしょう?

 

Finnish: An Essential Grammar (Routledge Essential Grammars)
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