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フィンランド語学習記 vol.697 − Tyytyväisempi koneisiin kuin ihmisiin(1)

フィンランド教室のテキスト『suomen mestari 3』に出ていた Tyytyväisempi koneisiin kuin ihmisiin というお話が面白かったので、紹介してみたいと思います。

Tyytyväisempi koneisiin kuin ihmisiin

Olen ollut koko ikäni tyytyväisempi koneisiin kuin ihmisiin. Pölynimurit, jääkaapit, pakastimet, pesukoneet, leivänpaahtimet, kahvinkeittimet, mikroaaltouunit, tehosekoittimet ja tietokoneet ovat toimineet moitteettomasti. Niistä kukin on toteuttanut täydellisesti omaa hyvettään.

人間より機械に満足

私は人生を通して人間よりも機械に満足してきました。掃除機、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、トースター、コーヒーメーカー、電子レンジ、ブレンダー、パソコンは非の打ち所なく動きます。それぞれが自分の長所を完璧に実現しています。

フィン
tyytyväinen satisfied 満足した
koko ikäni all my life 人生を通して
pölynimuri vacuum cleaner 掃除機
jääkaappi refrigerator 冷蔵庫
pakastin freezer 冷凍庫
pesukone washing machine 洗濯機
leivänpaahdin toaster トースター
kahvinkeitin coffeemaker コーヒーメーカー
mikroaaltouuni microwave oven 電子レンジ
tehosekoitin blender ブレンダー
moitteettomasti flawlessly 非の打ち所なく
kukin each それぞれ
toteuttaa realize 実現する
täydellisesti completely 完璧に
hyve virtue 美徳

 

tehosekoitin

この段落に出てくる多くの家電の中で、初めて見たのは tehosekoitin(ブレンダー)という単語。

手持ちの辞書には出ていなかったものの、Google の画像検索をしてみるとブレンダーの写真がずらっと並びました。

sekoitin は sekoittaa(混ぜる)から派生した単語で、[-in]は道具を意味する接尾辞。

単語リストを見ると pakastin(冷凍庫)、leivänpaahdin(トースター)、kahvinkeitin(コーヒーメーカー)にも同じ[-in]が付いているのがわかります。

 

まとめ

言われてみると、私たちの身の回りにある機械というのはたしかにそれぞれの長所を最大限発揮しています。

人間もこんな風に生きられたらと思うのは、もっともなことなのかもしれませんね。

続きは明日のエントリーにて。

フィンランド語学習記 vol.696 − 38.7

38.7度という数字から思い浮かべるものは何でしょう?

インフルエンザにでもなったのかと思ってしまいますが、これは日曜日にフィンランドのラップランドで記録された気温の数字。

もちろんマイナスの方です。

そんなびっくりするニュースがフィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」に出ていました。

Uusi pakkasennätys

Viikonloppuna on syntynyt tämän talven uusi pakkasennätys.

Uusi ennätys on 38,7 pakkasastetta. Se mitattiin aikaisin sunnuntaiaamuna Sodankylässä, Lapissa.

Suomen kovin pakkanen mitattiin 20 vuotta sitten. Silloin Lapin Kittilässä oli 51,5 astetta pakkasta.

氷点下新記録

週末にこの冬の氷点下の新記録が生まれた。

新記録は氷点下38.7度である。これは日曜の朝早くラップランドのソダンキュラで記録された。

フィンランドの最も厳しい氷点下気温は20年前に記録された。そのときラップランドのキッティラは氷点下51.5度であった。

Yle Uutiset selkosuomeksi | Yle Uutiset | yle.fi

フィン
pakkanen below-zero temperature 氷点下
ennätys record 最高記録
mitata measure 測る
aikaisin early 早く

 

自分自身がこれまでに体感した最低気温はおそらくマイナス10度くらい。

マイナス38.7度というのがどんな世界なのか全く想像はできません。

ただそんな世界でも人は生きているし、日々はいつものように過ぎていくのだと思うと、人間というのはたくましいものだなとも思います。

piano vs pianoforte

Wiktionary で piano という単語を調べると、次のような語源が出ています。

Short form of pianoforte, from Italian pianoforte, from piano (“soft”) + forte (“strong”).

「Wiktionary」

ここからわかるのは次の三点。

  1. piano はもともと pianoforte という単語の短縮形である。
  2. 英語の pianoforte はイタリア語の pianoforte に由来する。
  3. pianoforte の piano は soft(弱音で)、forte は strong(強音で)を意味する。

英語でピアノは piano、イタリア語でピアノは pianoforte。

それなら他のヨーロッパの言語ではどうなっているのだろう?と思い、『13か国語でわかるネーミング辞典』を引いてみました。

ピアノー piano
ピアノ piano
クラヴィーア Klavier
ピャノフォルテ pianoforte
西 ピアーノ piano
ピアーノ piano
ピアノ piano
ピアノ πιάνο
ファルテピヤーナ фортепиано
ガンチン 钢琴
ピアノ 피아노
ビャーノゥー بيانو

 

なんとなく piano vs pianoforte の構図になるのかと思ったら、ドイツ語の Klavier という単語が異彩を放っています。

調べてみると Klavier は key を意味するラテン語 clavis に由来するのだそう。

ドイツ語 Klavier piano
フランス語 clavier keyboard
ラテン語 clavis key

 

この Klavier を除けば、ヨーロッパでは piano が多数派。

ただ pianoforte はイタリア語だけなのかなと思いきや、ロシア語の фортепиано も順番こそ逆なもののイタリア語の仲間と呼べそうです。

しかしさらに調べてみると、現代のイタリア語では正式名称の pianoforte ではなく単に piano と呼ばれるケースも多いとのこと。

となると、pianoforte は未来において絶滅に向かう単語ということになるのでしょうか?

 

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ひしめくもの

久しぶりに渋谷のスクランブル交差点を歩いたら、ひしめく人の山に圧倒されてしまいました。

学生時代は最もよく遊んだ街だったのに、今ではめったに足を踏み入れません。年を重ねるごとに人混みが苦手になっているような気がします。

なお渋谷のスクランブル交差点にひしめいているのはもちろん人間ですが、ひしめくという漢字は次のように書きます。

ひしめく[(×犇めく)](自五)

人がおしあいへしあい、大ぜい集ま(ってさわぎ立て)る。

「ひしめきあう」

「三省堂国語辞典 第七版」

ひしめくという漢字は牛を三つ重ねて書くんですね。

いったいどんな由来の漢字なのか知りたくなり、漢和辞典も引いてみました。

㋐多くの牛が驚かされて一斉に走り出す。「犇響ホンキョウ(=牛が一斉に走っている音)」

㋑急いで走る。「犇馳ホンチ

㋒逃げる。亡命する。

日本語用法 ひしめく。多くの人や牛馬が、密集している。

「全訳 漢辞海 第三版」

犇というのはもともと「走っている牛」のイメージなんですね。

調べてみると馬を三つ重ねた「驫」や人を三つ重ねた「众」という漢字もあるようなのですが、当然「驫めく、众めく」などという表記はありません。

驫 众

なぜ牛がひしめく代表に選ばれたのか、不思議といえば不思議ですね。

 
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鳥が空を

この前、鎌倉の由比ヶ浜あたりを自転車で走っていたときのこと。

冬空をすーっと一羽の鳥が飛んでいくのを見て、頭の中にこんな文が浮かびました。

A bird is flying in the sky.
フィン Lintu lentää taivaalla.
鳥が空を飛んでいる。

 

「空を」の部分を英語では in the sky と表すのに対して、フィンランド語では taivaalla と表します。

taivaalla は「空」を意味する名詞 taivas の接格[-llA]の形。

フィンランド語の接格はもともと「〜の表面に」を意味するので、英語に直訳すれば on the sky という感じでしょうか。

空の中ではなく表面を飛ぶというのは面白い感覚だなあ、、、などと考えていたときのこと。

日本語の「空を」というのもかなり不思議な表現なのではないかと思い始めました。

ロジカルに考えれば、鳥は「空を」飛ぶのではなく「空で」飛ぶのではないでしょうか?

ただ「鳥が空で飛んでいる」というのはもちろん不自然な日本語です。

辞書で格助詞の「を」を調べてみました。

(格助)

①動作・作用の対象をあらわす。

「犬が人ーかむ・風が木ー倒す・本ー読む・生徒ー教える・ペンキーかべにぬる」

②その結果にするものをあらわす。

③出発・分離する所をあらわす。から。

④経由する場所をあらわす。

「道ー行く・空ーとぶ・門ーはいる」

⑤経過する時間をあらわす。

⑥ある状態(にあるもの)を、動作・作用の対象のように言う。

⑦感情の対象をあらわす。

「三省堂国語辞典 第七版」

今回の「を」は④の意味。空を飛ぶという用例も出ています。

多くの人が「を」という格助詞から最初に連想するのは①の意味だと思いますが、実際にはずいぶん幅広い意味があるんですね。

日本語を外国語として学ぶ人はこんな風に「を」を分類して理解しているのだろうかと想像すると、外国語を学ぶというのは大変なことだと改めて思います。

 
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甘党、辛党

最寄駅の近くにドンキホーテが出来てから、仕事帰りにお菓子をまとめ買いすることが多くなりました。

このところ買い込んでしまうのはピノなどのアイスクリーム類。

夜、何となく甘いものが食べたくなったときに、冷凍庫にピノがある!と気付くのは人生のたしかな幸福の一つです。

数年前にお酒をやめてから、どんどん甘党になっている自覚があります。

あまとう[甘党](名)

あまい食べ物が好きな人。(↔辛党)

「三省堂国語辞典 第七版」

甘党の対義語は辛党。

からとう[辛党](名)

①酒のみ。酒の好きな人。(↔甘党)

②〔あやまって〕からい食品が好きな人。

「三省堂国語辞典 第七版」

辛党というのは「お酒の好きな人」の意味。

冷静に考えれば世の中には「甘いものもお酒も好きな人」もいれば「甘いものもお酒も嫌いな人」もいるでしょう。

ただ自分の場合はお酒をやめてから甘いもの好きになったので、この甘党・辛党という分類にも意味があるのかなと思います。

またさきほどの語釈でちょっと気になるのは②の部分。

辛党を「辛いものが好きな人」の意味で使うのは間違いなのでしょうか?

もしそうだとしても、このように書いてあるということは、実際多くの人が辛党という言葉を「辛いものが好きな人」の意味で使っているということ。

現代日本語においてはかなり市民権を得ているような気もするのですが、それでも〔あやまって〕のラベルは外れないのか。気になるところではあります。

 
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