「ちやほや」の語源とは?
「あの子っていつもちやほやされているよねー」なんて言うときの「ちやほや」。
ちやほや
御機嫌をとったり おだてたりして、その人をいい気にさせる様子。
「新明解国語辞典 第七版」
この「ちやほや」というのは何だか不思議な響きの単語。
いったいどういう由来なのか気になって調べてみると、思いがけない語源に行き当たりました。
蝶よ花よ
蝶よ花よとは、親が子供をこの上なく可愛がり、大切に育てるさま。
… 「ちやほや」は「蝶や花や」の略といわれる。
「故事ことわざ辞典」
「ちやほや」というのは「蝶よ花よと育てられ」なんて言うときの「蝶よ花よ」から来ているんですね。
「蝶よ花よ」というのは主に女の子に対して使う言葉。男の子だったら何と表現するだろう?と考えてみたものの、対になるような表現は思い当たらず。
やはり男の子は過保護にするよりも、厳しく育てるべきというような社会通念があったのでしょうか?
しかしちやほやされたら嬉しいという気持ちは男性も同じ。
やみくもにちやほやしてほしい!とは言いませんが、時には優しくしてほしいものです。
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