cialis viagra online accutane

About

Posts by :

フィンランド語学習記 vol.773 − veljestä

『パスポート初級フィンランド語辞典』の romaani の項にこんな例文が出ていました。

“Seitsemän veljestä” on Aleksis Kiven kirjoittama romaani.

『七人兄弟』はアレクシス・キビの書いた小説だ。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

アレクシス・キビという作家の名前と『七人兄弟』という小説の名前は聞いたことがあります。

それはさておき、ここで気になったのは veljestä という単語の形。

veljästä は「兄弟」を意味する名詞 veli の単数出格。

単数 複数
主格 veli veljet
分格 veljeä veljiä
出格 veljästä veljistä

*veli の語幹は velje となります。

ただどうしてここで出格を使うのかがわかりません。seitsemän という数詞の後ろですから分格を使うべきではないでしょうか?

。。。などと考えていたのですが、改めて調べてみると veljästä は「兄弟」を意味するもう一つの名詞 veljes の単数分格であることがわかりました。

単数 複数
主格 veljes veljekset
分格 veljestä veljeksiä
出格 veljeksestä veljeksistä

 

『パスポート初級フィンランド語辞典』では veli と veljes に次のような訳語が与えられています。

veli=兄、弟
veljes=⦅ふつう複で⦆兄弟(同士)

ただ veli には複数形の veljet がありますし、veljes にも複数形の veljekset がある訳ですから、単純に「veli=単数、veljes=複数」という訳ではなさそう。

どうしてこのような二種類の単語があるのか謎は深まります。

 

パスポート初級フィンランド語辞典
吉田 欣吾
白水社
売り上げランキング: 129,875

フィンランド語学習記 vol.772 − Varhaiskasvatusta kaikille

福祉先進国のイメージがあるフィンランド。教育に関しては特に手厚いイメージがありますが、そこには様々な試行錯誤もあるようです。

フィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」にこんなニュースが出ていました。

Varhaiskasvatusta kaikille

Suomen hallitus suunnittelee, että kaikki lapset pääsevät taas kokopäivähoitoon. Hallituksen mielestä kaikilla lapsilla pitää olla samanlainen oikeus varhaiskasvatukseen.

Suomen edellinen hallitus rajoitti varhaiskasvatusta vuonna 2016. Sen jälkeen lapsi on voinut saada varhaiskasvatusta vain 20 tuntia viikossa, jos lapsen vanhemmat eivät ole töissä tai opiskele koko päivää.

Nyt Suomen uusi hallitus aikoo palauttaa oikeuden kokopäivähoitoon kaikille lapsille. Laki muuttuu ehkä vuoden päästä.

すべての子どもたちへ就学前教育を

フィンランド政府は、すべての子どもたちがもう一度、一日保育を受けられるよう計画している。政府の考えでは、すべての子どもたちが就学前教育に対する同等の権利を持つべきだ。

フィンランドの前政府は2016年に就学前教育を制限した。その後、子どもは両親がフルタイムの仕事や学業をしていない場合、週に20時間だけ就学前教育を受けることができるようになった。

今、フィンランドの新しい政府はすべての子どもたちに一日保育の権利を取り戻そうとしている。法律はおそらく一年以内に変わる。

Yle Uutiset selkosuomeksi | Yle Uutiset | yle.fi

フィン
varhaiskasvatus early childhood education 就学前教育
suunnitella design 計画する
hoito care 世話
edellinen previous 前の
rajoittaa restrict 制限する
palauttaa return 戻す

 

福祉先進国のフィンランドであっても、就学前教育の扱いについてはあれこれ迷走しているのだなということがわかりました。

願わくは日本のモデルケースであってほしいような気もしますが、果たしてどのような未来に向かって行くのでしょう。

フィンランド語学習記 vol.771 − 続・続・分格に関する素朴な疑問

以前のエントリーで、いわゆる分けられる名詞(=不可算名詞)が目的語に来るとき、その目的語を分格と対格のどちらの形にするのかが難しいという問題について書きました。

私たちは食事を作った(tehdä)。
→ × Me teimme ruoan.
→ ◯ Me teimme ruokaa.

フィンランド語学習記 vol.762 − 続・分格に関する素朴な疑問

その後、英語で書かれたフィンランド語の文法書「Finnish: An Essential Grammar」を読んでいたらこんな例文を見つけました。

Affirmative Negative
Silja joi maidon.
Silja drank the milk.
Silja ei juonut maitoa.
Silja didn’t drink the/any milk.
Silja joi maitoa.
Silja drank (some) milk.

 

「Finnish: An Essential Grammar」P.135

以前にも思ったことですが、フィンランド語の対格/分格は英語の定冠詞/不定冠詞と比較するとわかりやすいと思います。まとめると、

  • 何らかの文脈があって(その)牛乳を飲んだと言いたい場合は対格(Silja joi maidon.)
  • 単に牛乳を飲んだと言いたい場合は分格(Silja joi maitoa.)
  • 否定文の場合はいずれも分格(Silja ei juonut maitoa.)

という使い分けになっています。

もちろんこの原則だけですべてが割り切れる訳ではないでしょうが、今まで読んだ説明の中では一番すっきりとまとまっているような気がします。いかがでしょう?

 

Finnish: An Essential Grammar (Routledge Essential Grammars)
Fred Karlsson
Routledge (2015-05-14)
売り上げランキング: 40,948

みちのいろいろ

「みち」という日本語を国語辞典で調べると、次のように出ています。

みち[道・▽路・▽途](名)

①人・車などが行き来するところ。道路。

②みちのり。前途。

③とちゅう。

「三省堂国語辞典 第七版」

ここから、みちには「道、路、途」という三つの漢字を当てられることがわかります。

それではこの「道、路、途」の中で最も広いみちはどれでしょう?

??

そんな唐突な質問への答えが、漢和辞典に出ていました。

類義語【道・途・路】

いずれも車の通行できるみちを表し、「途」は一車分、「道」は二車分、「路」は三車分の広さのみちをいう。ただし一般に区別なく用いている。

「全訳 漢辞海 第四版」

ここで示されている答えは狭い方から広い方へ「途→道→路」の順。

馴染みのある「道路」という言葉は二車分の広さのみちと三車分の広さのみちを組み合わせた熟語だったんですね。

もちろんこれは漢字の歴史から見た一つの説にすぎないのでしょうが、こんな風にみちを区別して考えたことはなかったので新鮮な感じがします。

「さばさば」は英語で何と言う?

「さばさば」という日本語には二つの意味があります。

一つ目は「さばさばした気持ちになる」と言うときの気持ちのさばさば。

二つ目は「あの人はさばさばした人だ」と言うときの人柄のさばさばです。

さばさば(副・自サ)

〔俗〕

①気持ちがさっぱりするようす。

「借金をはらってーした」

②ものごとにこだわらない性格。

「ーした人」

「三省堂国語辞典 第七版」

このさばさばを英語で表すといったいどのようになるのでしょう?

??

今回はストレートに和英辞典を引いてみました。

さばさば

▶︎そのことを言ったのでさばさばした

I got it off my chest and felt fine [better]. (get … off one’s chestは「心につかえていることを人に言う」の意)

▶︎彼は会社を辞めて実にさばさばした(=すごい解放感を覚えた)

He felt a terrific sense of freedom when he left the company.

▶︎彼はさばさばした人だ

He is a man who never niggles. (niggleは「つまらないことにこだわる」の意)

「ウィズダム和英辞典 第3版」

やはり直接さばさばに対応するような単語は見つからず。何とか近いニュアンスを表現しようという感じの例文になっています。

この中でちょっと笑ってしまったのが、二つ目の He felt a terrific sense of freedom when he left the company. という例文。

terrific sense of freedom という気持ちがどんなものなのか試してみたい誘惑に駆られてしまいます。

フィンランド語学習記 vol.770 – vauhti

きのう取り上げた「Yle Uutiset selkosuomeksi」のニュース記事にこんな文が出てきました。

Ihmisten määrä kasvaa nopeaa vauhtia.

人間の数は速いスピードで増えている。

nopea は「速い」、vauhti は「スピード」の意味。

nopeaa vauhtia の部分は分格の形になっています。これはなぜなのでしょう?

日本語の感覚だと「速いスピードで」となるので、分格はふさわしくないようにも感じます。

(では何格ならよいのか?と言われると、それはそれで答えに困ってしまうのですが。。。)

この vaihti を辞書で引いてみると次のような例文が出ていました。

Auto ajoi kovaa vauhtia kohti suojatietä.

自動車は猛スピードで横断歩道へ突進した。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

ここでも冒頭の文と同じように kovaa vauhtia は分格の形になっています。やはり、

nopeaa vauhtia(速いスピードで)
kovaa vauhtia (猛スピードで)

というのはフィンランド語の標準的な形なのでしょう。

ただどうして分格になるのかな??と思考はぐるぐる回り続けます。

 

パスポート初級フィンランド語辞典
吉田 欣吾
白水社
売り上げランキング: 34,670
cialis viagra online accutane