フィンランド語学習記 vol.801 − Suomalainen juhlapäivät(3)

前回に続いてフィンランド語のテキスト『suomen mestari 2』よりフィンランドの祝日に関する文章を読んでいきます。

Toinen herkku helmikuussa ovat laskiaispullat. Niitä syödään laskiaisena. Laskiaisen pääruoka on hernekeitto ja ruokailu on usein ulkona. Laskiaisena lapset ja aikuiset lähtevät ulos laskemaan mäkeä pulkalla. Laskiaisen historia on kristillinen: laskiaisesta alkoi paasto, joka loppui pääsiäisenä.

2月のもう一つのご馳走はラスキアイスプッラだ。それはラスキアイネンに食べる。ラスキアイネンの主食は豆のスープで、食事はしばしば外で行う。ラスキアイネンには子どもも大人も外へ出て、そりで坂を下る。ラスキアイネンはキリスト教に由来する。ラスキアイネンから断食が始まり、イースターで終わる。
フィン
herkku delicacy おいしいもの、ご馳走
laskiaispulla ラスキアイスプッラ
laskiainen ラスキアイネン
ruokailu eating 食事
laskea mäkeä go downhill 坂を降る
pulkka sledge そり
paasto fasting 断食、絶食
pääsiäinen Easter イースター

 

ラスキアイネンはもともとキリスト教に由来する伝統行事のよう。どのように訳したらよいかわからなかったので、ここではそのままラスキアイネンとしておきました。

ではそこで食べるラスキアイスプッラとはどんなお菓子なのだろう?と思ったときに便利なのが Google 画像検索。

laskiaispulla

なるほど。こういうお菓子ですね。見たことはあるような。

なお本文中、断食についての記述が出てきますが、現在では実際に断食を行う人はほとんどおらず、せいぜいご馳走を慎むという感覚なのだそう。ご馳走はイースターまでお預けです。