フィンランド語学習記 vol.319 − 探偵小説とクロスワードパズル

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フィンランド語教室で使っているテキスト『suomea suomeksi』に出てくる登場人物の一人にリーサ(Liisa)というキャラクターがいます。
写真のモデルとして世界中を回っているのに大の飛行機嫌いであったり、なかなか面白いキャラクターなのですが、
テキストも終わり近くの第26課で、そんなリーサの意外な趣味が明らかになりました。
*harrastaa(関心を持つ、趣味にする)、erikoisesti(特に)、salapoliisiromaani(探偵小説)
salapoliisiromaani の sala は「秘密」、poliisi は「警官」、romaani は「小説」の意味。
「秘密+警官」=「探偵」というのは、おもしろい組み合わせ。
フィンランド語らしい長い複合語になっています。
もう一つの趣味はこちら。
*myös(〜もまた)、ristisanatehtävä(クロスワードパズル)
ristisanatehtäviä の risti は「十字」、sana は「単語」、tehtävä は「仕事」の意味。
「十字+単語」=「クロスワード」というのは、一瞬??と思うものの、考えてみると英語と同じ組み合わせ。
こちらもフィンランド語らしい長い複合語になっています。
それにしても探偵小説やクロスワードパズルが好きというのは、なかなか渋い趣味ですね。
そんなリーサのこれからの活躍に期待したいと思います。