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日本語

先生曰く(いわく)などと言うときに使われる「曰」という漢字があります。

これは日曜日の「日」といったいどこが違うのでしょう?

(いわく)

(ひ)

拡大してわかる明確な違いは二つ。

1)曰(いわく)の方が横長である。(ずんぐりした感じ?)
2)曰(いわく)の中段の横棒は右に届いていない。

また、曰は「いわく・ひらび」、日は「ひ・ひへん」という部首にもなります。

例えば、私たちがよく使う「書、最、替」という漢字の部首は「曰(ひらび)」です。

書最替

一方、こちらもよく使う「普」の部首は「日(ひ)」です。

このように漢字の一部分に含まれてしまうと、もはや目視は不可能。コツコツと一つずつ覚えるしかないのだと思います。

。。。いや覚えなくてもよいですか。

それまで見えていなかったものがある日突然見える。そんな経験はないでしょうか?

先日文章を読んでいたときに、目に飛び込んできたのが、

お洒落(おしゃれ)

という漢字の表記。

ここに使われている「洒」という字は、いわゆるお酒の「酒」ではありません。

◯洒 ×酒

だとすると、これは何を意味する漢字なのでしょう?

漢和辞典を調べてみました。

①地面に水を散布する。そそぐ。

①水で汚れを除く。あらう・アラフ。

〘形声〙すすぐ。「水」から構成され、「西」が音。古文では「灑埽サイソウ(=そうじ)」(の「灑」)の字とする。

「全訳 漢辞海 第三版」

説明が長いので一部割愛しましたが、洒は「そそぐ、あらう」などを意味する漢字のようです。

子供の頃、酒という字を書くとき、横棒を忘れて洒になってしまったという記憶はあるのですが、それでは横棒のない洒がどんな意味なのか?ということは本当にこれまで一回も考えたことがありませんでした。

そういうことって身の回りに案外多いのかもしれません。

 
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秋めく

9月も下旬に入り、すっかり秋めいてきました。

あきめく[秋めく](自五)

秋らしくなる。

「三省堂国語辞典 第七版」

「秋めく」という見出し語があるということは「春めく、夏めく、冬めく」という見出し語もあるのでしょうか?

調べてみると、次のとおり出ていました。

はるめく[春めく](自五)

春らしくなる。

「春めいてきた」

「三省堂国語辞典 第七版」

なつめく[夏めく](自五)

夏らしくなる。

「三省堂国語辞典 第七版」

ふゆめく[冬めく](自五)

冬が来たという感じがする。

「三省堂国語辞典 第七版」

これらの表現に共通する「めく」は接尾語の一つ。

─めく(接尾)〔自五をつくる〕

①…らしく〈なる/見える〉。

「春ー・皮肉めいた話・古めいた建物」

②ある様子を見せることをあらわす。

「色ー・ほのー・ゆらー」

「三省堂国語辞典 第七版」

この「めく」には良い・悪いというニュアンスはなく、中立的に「〜らしくなる」という意味を表す言葉なのだと思いますが、日本人ならそれぞれの表現の裏に次のような気持ちを感じる人も多いでしょう。

  • 春めく=ほっとする
  • 夏めく=わくわくする
  • 秋めく=ちょっと寂しい
  • 冬めく=引き締まる

ただスキーを楽しむ人なら「冬めく=わくわくする」かもしれませんし、それぞれの表現と結びつく気持ちは個人的なものであってもよいはずです。

みなさんが「秋めく」に感じるのはどのような気持ちでしょうか?

 
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「日陰」と「日影」の違いとは?

俺はしょせんヒカゲ者さ。

などと言うときのヒカゲは「日陰」と「日影」のどちらでしょう?

ひかげ[日陰](名)

①日光の当たらない所。(↔ひなた)

②〔事情があって〕公然と社会で活動ができないこと。

「ーの身・ー者」

「三省堂国語辞典 第七版」

ひかげ[日影](名)

日が当たってできる影。

「ビルのー」

「三省堂国語辞典 第七版」

ここからわかるのは、日陰は「日が当たらない」ことに焦点があるのに対して、日影は「日が当たっている」ことに焦点があるということ。

よって「ヒカゲ者」という表現にふさわしいのは前者の方。

○ 俺はしょせん日陰者さ。
× 俺はしょせん日影者さ。

ちなみに英語では両者を、

日陰 → shade
日影 → shadow

と別々の単語で表します。

このように異なる単語で表せば両者が別の概念であるということは容易にわかりますが、日本語のように同じ音で表してしまうと、漢字のひっかけテストに出てきそうな、ちょっと紛らわしいペアになってしまいます。

 
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食パンの謎

先日、近所のイトーヨーカドーでパンのコーナーを見ていたときのこと。

「食パン」というのは改めて考えてみると不思議な言葉だなという考えが頭をよぎりました。

パンなのだから食べるのは当たり前。なぜわざわざパンに「食」という文字を添えるのでしょう?

それとも昔は食用ではないパンがあったのでしょうか?

その謎を解くため、まずは辞書を調べてみました。

しょくパン[食パン](名)〔=主食として食べるパン〕

味つけをしないで、底の四角い型に入れて焼いたパン。

「三省堂国語辞典 第七版」

しょくパン【食パン】

主食にするパン。〔狭義では、底の四角な型に入れて焼いたものを指す〕〔口語形は「しょっパン」〕→菓子パン

「新明解国語辞典 第七版」

ここから推察できるのは、食パンの「食」は主食の「食」なのかなということ。

いわゆる菓子パンではないパンのことを食パンと呼んだのかもしれません。

さらにもう一冊。

しょくパン【食ー】

〘名〙 (パンはポルトガル pão) 箱型に焼いた、特別の味付けをしていないパン。本食(ほんしょく)。

「日本国語大辞典 精選版」

最後に出てくる「本食」という言葉が気になります。

調べてみると、昔は食パンのことを本食と呼んでいたとのこと。

そのため食パンの食はここから来たのではないかという説もあるようです。

ただ結局、食パンの食の由来に関しては、これ!という決定版の説は存在しないよう。

何となく日常に根付いてはいるものの、不思議な日本語の一つです。

 
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「食料」と「食糧」の違いとは?

食べ物を意味する「しょくりょう」には「食料・食糧」という二つの漢字があります。

この二つの違いは何でしょう?

辞書には次のように出ていました。

しょくりょう[食料](名)

調理して食べる材料。食物。

「ー自給率」

「三省堂国語辞典 第七版」

しょくりょう[食糧](名)

たべもの。おもに主食をさすことば。糧食。

「ー事情・ー危機・ー難」

「三省堂国語辞典 第七版」

これによると、

  • 食料=食物一般
  • 食糧=おもに主食

という違いがあるようです。

なお上記の用例にもある「食料自給率」においては、食糧ではなく食料を使うのが一般的とのこと。

自給率において考慮するのはもちろん主食だけではないはずなのでこれは納得。

ただそれなら「食糧危機、食糧難」も主食だけのことではないので「食料危機、食料難」と表記しても良さそうなものですが、この表記にやや違和感を覚えるのは私だけでしょうか?

また食料と食糧のもう一つの違いは、食糧という言葉はひっくり返すこともできるということ。

りょうしょく[糧食](名)

〔文〕(貯蔵したり携行したりする)食糧。

「ーが欠乏する」

「三省堂国語辞典 第七版」

糧という漢字にはもともと「貯蔵、携行できる食物」という意味があるそうです。

現在世界の主食となっている米・麦などは貯蔵、携行できることから「食糧=おもに主食」という意味が生まれたのでしょうか。

なお糧は一文字で次のような読み方もできます。

かて[糧](名)

①食料。

②たいせつなやしないとなるもの。

「心のー」

「三省堂国語辞典 第七版」

心の糧というときの糧は貯蔵、携行できるから糧なんですね。

こんなところまで見てくると、似たような言葉の中にさまざまなイメージの広がりがあるということを実感します。

 
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