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日本語

「瓦」という漢字には「かわら」という読み方の他にこんな読み方もあります。

グラム(名)〔フ gramme= 瓦〕

〔メートル法で〕質量・重量の単位〔記号g〕。一円貨幣の重さは、約一グラム。

「三省堂国語辞典 第七版」

重量の単位のグラム(g)は漢字で書くと「瓦」。

またグラムの仲間には次のような漢字も。

キログラム(名)〔フ kilogramme= 瓩〕

〔メートル法で〕質量・重量の基本単位〔記号kg〕。千グラム。キロ。

「三省堂国語辞典 第七版」

1kg=1000g なので瓦に「千」を加えて「瓩」と書くんですね。

この他「十」や「百」を使った次のような漢字もあるようです。

1g グラム
10g →1dag デカグラム
100g →1hg ヘクトグラム
1000g →1kg キログラム

 

ではグラムよりも小さい単位はどうなっているのでしょう?

ミリグラム(名)〔フ milligramme= 瓱〕

グラムの千分の一〔記号mg〕。

「三省堂国語辞典 第七版」

ミリグラムに「毛」が使われるのは漢数字の小数において、

  • 0.1=分(ぶ)
  • 0.01=厘(りん)
  • 0.001=毛(もう)

と表記するため。

よって「分」と「厘」を使った次のような漢字もあるようです。

1g グラム
0.1g →1dg デシグラム
0.01g →1cg センチグラム
0.001g →1mg ミリグラム

 

今日取り上げた漢字を改めて小さい方から大きい方へ並べてみました。

瓱 甅 瓰 瓦 瓧 瓸 瓩

グラム・キログラム・ミリグラムと書くよりスペースの節約になりますし、何より味わいのあるこれらの漢字。

もっと一般に使われてもよいのにと思います。

 
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ビミョーな味

このカレーライスは微妙な味だ。

などと言うときの「微妙」という日本語。

おそらく日本語ネイティブの大半は「このカレーライスはまずい」という意味にこの文を解釈するでしょう。

ただ微妙というのはもともと「少し」のような意味で使われる日本語のはず。

いつからこんな風にネガティブな意味で使われ始めたのでしょうか?

何かヒントがあるかと思い、辞書を引いてみました。

☆☆びみょう[微妙](形動ダ)

①美しさ・味わい・状態などの、こまかなところに重要な意味がこめられていて、ひとくちに言いあらわせないようす。デリケート。

「ーなちがい」

②どっちともはっきり言い切れないようす。

「成功するかどうかはーだ・金利引き下げはー」

③〔俗〕

ⓐあまりよくないようすを、遠まわしに言う。

「『試験どうだった?』『ー』・すごくーな味だ〔=まずい〕」

〔二〇〇二年ごろからの言い方〕

ⓑなんとなく。

「ーに心がこもっていないあいさつ」

▽ビミョー。

派生 微妙さ。

「三省堂国語辞典 第七版」

すごく微妙な〔=まずい〕と言い切っているところが面白いですね。

また〔二〇〇二年ごろからの言い方〕とあるので、それほど新しい表現ではないことがわかります。

おそらく一種の婉曲表現として使われ始めて、徐々に市民権を得てきたということなのでしょう。

辞書に掲載されるくらいにまで広まったのは、断定を避けられるこの表現がとても「便利」だったからかもしれません。

「このTシャツ、似合ってる?」「微妙」
「このチャーハン、おいしい?」「微妙」
「仕事、楽しい?」「微妙」
「私のこと好き?」「微妙」

ただこのように乱発していると、恐ろしい未来が待ち受けているのは間違いないでしょう。

「では微妙の代わりにどんな言葉を使えばよいのでしょうか?」と聞かれると、これまた微妙なところではあります。

 
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旬と筍

土井善晴さんの『まねしたくなる土井家の家ごはん』という本を読んでいたら、食材の旬(しゅん)に関して次のような記述がありました。

ちなみに「旬」というのは、竹が節をひとつ作る期間のことなのですよ。その期間はなんと、わずか二週間ほど!

『まねしたくなる土井家の家ごはん』P.31

なるほど。旬という言葉にはそんな由来があったんですね。

辞書にはどのように出ているのだろう?と思い、調べてみました。

 

旬と旬

しゅん[旬]

一(名)

①さかなや野菜などのいちばん味のいいとき。

②〔何かをおこなうのに〕もっとも適した時機。

「三省堂国語辞典 第七版」

ここには旬の期間についての説明はありません。

ただ旬(しゅん)の後にはもう一つ次のような見出し語がありました。

じゅん[旬]

(名)〔文〕十日間。

(造語)〔ー旬〕〔一か月を十日ずつに分けたときの、それぞれの〕十日間。

「三省堂国語辞典 第七版」

旬のものと言うときの「旬」と上旬・中旬・下旬と言うときの「旬」が同じ漢字であるということはこれまで意識したことがありませんでした。

三国では別の見出し語として扱っていますが、おそらくは同じ由来の言葉なのでしょう。

旬というのが十日〜二週間くらいの期間なのだとすれば、それは本当にあっという間に過ぎ去ってしまう、はかないものなのだなと改めて思います。

 

旬と筍

冒頭の引用には「旬というのは、竹が節をひとつ作る期間」という記述があります。

これを見て思ったのは、旬に竹を重ねると筍(たけのこ)という漢字になるなということ。

たけのこ[(竹の子)・(×筍)](名)

①〘植〙うろこの形の皮で包まれた、竹の若芽。食用。

「三省堂国語辞典 第七版」

この漢字について、筍は成長が早く十日間ほどで竹になってしまうことから「筍」という漢字になったという説もあれば、これを民間語源として退ける説もあるようです。

漢字というのはなかなか難しいですね。

 

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雲のあれこれ

気が付けば7月。関東では梅雨も明けて、夏空がまぶしい季節になりました。

夏の空と言えば、もくもくの雲。

その雲について調べていたら、雲の種類というのは全部で10種類しかないということを知りびっくり。みなさんは知っていましたか?

  • 巻雲(けんうん)
  • 巻積雲(けんせきうん)
  • 巻層雲(けんそううん)
  • 高積雲(こうせきうん)
  • 高層雲(こうそううん)
  • 乱層雲(らんそううん)
  • 層積雲(そうせきうん)
  • 層雲(そううん)
  • 積雲(せきうん)
  • 積乱雲(せきらんうん)

何となく形をイメージできるものもあれば、イメージできないものもあります。

国語辞書ではそれぞれの特徴をどのように描写しているのだろう?と思い、手元の辞書を調べてみました。

けんうん[▽巻雲](名)

〘天〙白くて〈繊維/はね〉に似たくも。くものうちで、空のいちばん高いところにある。すじぐも。まきぐも。

「三省堂国語辞典 第七版」

けんせきうん[▽巻積雲](名)

〘天〙秋の高い空にあらわれる、うろこのような模様の雲。さば雲。いわし雲。うろこ雲。

「三省堂国語辞典 第七版」

けんそううん[▽巻層雲](名)

〘天〙高いところで空一面にうすく広がる白い雲。うすぐも。

「三省堂国語辞典 第七版」

こうせきうん[高積雲](名)

〘天〙高さ二~七キロメートルの上空に現れる、丸く大きな雲のかたまり。むら雲。ひつじぐも。

「三省堂国語辞典 第七版」

こうそううん[高層雲](名)

〘天〙高さ二~七キロメートルの上空に広がる、灰色で青みがかったベール状の雲。おぼろぐも。

「三省堂国語辞典 第七版」

らんそううん[乱層雲](名)

〘天〙低い空に広がる、暗い雲。雨や雪を降らせる。あまぐも。

「三省堂国語辞典 第七版」

そうせきうん[層積雲](名)

〘天〙二千メートル以下の空にあらわれる、灰色でむらのある雲。くもり雲。

「三省堂国語辞典 第七版」

そううん[層雲](名)

〘天〙層となって低い空にあらわれる、霧に似た雲。きりぐも。

「三省堂国語辞典 第七版」

せきうん[積雲](名)

〘天〙はれた夏の午後、空の低い所にうかぶ、大きなかたまりとなった雲。わたぐも。

「三省堂国語辞典 第七版」

せきらんうん[積乱雲](名)

〘天〙夏に多い、山のように高くもりあがる大きな雲。雨や雷をともなうことが多い。入道雲。雷雲。

「三省堂国語辞典 第七版」

驚いたのは、すべての雲が辞書の見出し語になっていたこと。

そしてどれも三国らしい、シンプルでわかりやすい説明になっています。

また面白いのと思ったのは、それぞれの雲の別名。

けんうん[巻雲] すじぐも、まきぐも
けんせきうん[巻積雲] さば雲、いわし雲、うろこ雲
けんそううん[巻層雲] うすぐも
こうせきうん[高積雲] むら雲、ひつじぐも
こうそううん[高層雲] おぼろぐも
らんそううん[乱層雲] あまぐも
そうせきうん[層積雲] くもり雲
そううん[層雲] きりぐも
せきうん[積雲] わたぐも
せきらんうん[積乱雲] 入道雲、雷雲

 

それぞれの雲の特徴を一言で捉えた親しみのある名前が並んでいます。

高積雲を初めて「ひつじぐも」と呼んだ人は名付けのセンスがある、そんなことも考えてしまいました。

名前のないものに名前を付けるというのは、道のないところに道を作るようなもの。

先人の努力とひらめきによって、私たちの言葉は成り立っている訳ですね。

 
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拍手をおくる

このブログを始めてから、国語辞書を引く機会が増えました。

それは必ずしもこのブログが言語をテーマにしているからということではなく、単に文章を書くときに似たような漢字の使い分けで迷うことが多いため。

例えば昨日の記事で使った「拍手をおくる」という表現。

「拍手を送る」と「拍手を贈る」のどちらを使うべきか迷ったので、辞書を引いてみました。

おくる[送る](他五)

①〔ある経路を たどって〕ちがった場所に〈移す/届かせる〉。

「マツタケをー」

②〔ある所まで〕その人に付きそう。

「駅まで送っていく・車でー」

③出発する人を、見送る。

「友をー」

④過ごす。

「日をー・余生をー」

⑤あたえる。

「拍手をー・声援をー」

「三省堂国語辞典 第七版」

おくる[贈る](他五)

①記念・感謝・お祝い・不幸など、改まったときに、おかねや品物をわたす。あげる。

「記念品をー・詩をー」

「三省堂国語辞典 第七版」

「送る」⑤に「拍手を送る」という用例が出ているので、この問題はすぐに解決。

ただ気になるのは「拍手を贈る」という表現が本当に間違いなのかということ。

「贈る」①の語釈には「おかねや品物をわたす」とあります。

ということは「贈る」というのは何か具体的なモノを渡すときに使う言葉なのでしょうか?

しかし用例の「詩を贈る」が具体的なモノに当たるのかどうかは微妙なところ。

「贈る」の語釈中にある「記念・感謝・お祝い・不幸」というシチュエーションを考慮すると、

  • 送る=淡々と送る
  • 贈る=気持ちを込めて贈る

という使い分けが成り立つような気がしますし、それならば「拍手を贈る」という表現もアリなのではないかと感じます。

ただ一方「拍手を贈る」という表現にはどこかおしつけがましいようなニュアンスも感じます。

拍手というのは必ずしも相手に受け取ってもらうために贈る訳ではないのだから、送るの方が奥ゆかしくて良いという考え方もありそうです。

以上、一通り考えた結果「拍手を送る」の方が日本人のメンタリティには合っているという結論になりました。

 
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サブレー、クッキー、ビスケット

この前、鎌倉の豊島屋で久しぶりに鳩サブレーを購入。

その際、サブレーというのは何語だろう?と思って調べてみました。

サブレ(ー)(名)〔フ sablé〕

バターを多くふくんださくさくした食感のクッキー。

「三省堂国語辞典 第七版」

なるほど。サブレーはフランス語なんですね。

語釈にクッキーが出てきたので、こちらも調べてみました。

クッキー(名)〔米 cookie〕

小麦粉に たまご・バター・砂糖などをまぜ、一口サイズに焼いた菓子。ビスケットよりあまく、こくがある。

「三省堂国語辞典 第七版」

クッキーはアメリカ英語。

さらに語釈にビスケットが出てきたので、こちらも調べてみました。

ビスケット(名)〔biscuit〕

小麦粉をこね、たまご・バター・砂糖などをまぜて焼いた菓子。ビスキュイ(フ biscuit)。

「三省堂国語辞典 第七版」

ビスケットはフランス語でもあり、フランス語に由来する英語でもあるようです。

なお語釈中、それぞれの食感・味として挙げられているのは次の二点。

  • サブレーはさくさく
  • クッキーはビスケットよりあまく、こくがある

簡にして要を得た説明。言われてみると、たしかにそのとおりという気がしてきます。

またクッキーやビスケットというと人それぞれ違う味を思い浮かべるような気がしますが、サブレーというとやはり鳩サブレーの味を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

それだけ鳩サブレーは偉大であるというのが今日の結論です。

 
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