フィンランド語学習記 vol.798 − rakastaa, rakastua
愛と恋の違いは何?と言われてもよくわかりませんが、同じようにわからないのが rakastaa と rakastua の違いです。
rakastaa[ラカスター]
《分》愛する
Minä rakastan sinua.
私はあなたを愛している。
「パスポート初級フィンランド語辞典」
rakastua[ラカストゥア]
《入》恋する、愛するようになる。
Poika on rakastunut tyttöön.
少年は少女に恋してしまった。
「パスポート初級フィンランド語辞典」
通常、フィンランド語においては[-aa/-ää]で終わる動詞と[-ua/-yä]で終わる動詞は他動詞・自動詞のペアを構成します。
*nukuttaa(眠らせる)と nukkua(眠る)など
この rakastaa と rakastua も確かに他動詞・自動詞のペアなのですが、他動詞の rakastaa に愛する相手が必要なのと同じく、自動詞の rakastua にも恋する相手は必要。
それなら両者の心の働きに何らかの違いはあるのでしょうか?