フィンランド語学習記 vol.811 − 動詞の瞬間活用練習

最近、フィンランド語の基本動詞をすばやく次の形に活用する練習に取り組んでいます。

  • 一人称単数現在形
  • 三人称単数過去形
  • 三人称単数条件法現在形
  • 能動過去分詞
  • 受動現在形

例えば nukkua(眠る)、tavata(会う)という動詞なら次のような形に。

nukkua(眠る)[タイプ1]

一人称単数現在形 nukun
三人称単数過去形 nukkui
三人称単数条件法現在形 nukkuisi
能動過去分詞 nukkunut
受動現在形 nukutaan
 

tavata(会う)[タイプ4]

一人称単数現在形 tapaan
三人称単数過去形 tapasi
三人称単数条件法現在形 tapaisi
能動過去分詞 tavannut
受動現在形 tavataan
 

この5つの形は『パスポート初級フィンランド語辞典』の中で動詞の代表的な活用例として掲載されているもの。

もちろんフィンランド語の動詞には他にも無数の変化がありますが、この5つを基本形として覚えておけば、ここをベースに他の形を作ることができます。

そういう意味でまず最初にこの5つを覚えるのは合理的と言えるでしょう。 練習時に気を付けているポイントはじっくり考えて作るのではなく一瞬で作れるようにすること。思い付くのに一秒以上かかった場合は不正解扱いにしています。

動詞の中でもさきほどの nukkua, tavata のように強形語幹と弱形語幹の切り替えを伴う動詞の活用は不正確になりがち。間違った音を聞いたときに不自然と感じられる感覚を身に付けるべく、コツコツ練習しています。

 

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