フィンランド語学習記 vol.815 − e 型の名詞の作り方
昨日のエントリーで扱ったフィンランド語の動詞から名詞を作る手順の続きです。
toivoa(望む) | → | toive(望み) |
lyhentää(短くする、短縮する) | → | lyhenne(略語) |
katsoa(見る) | → | katse(視線、目つき) |
テキストには動詞から名詞を求める次のような式が紹介されていました。
verbi | + | e | = | substantiivi |
---|---|---|---|---|
toiv- | + | e | = | toive |
↑ | ||||
toivon |
これによると動詞から名詞を作る手順は、
- 動詞の一人称単数形を求める。
- 語尾の[-Vn]を外す。
- 語尾に[-e]を付ける。
以上の3ステップ。
昨日取り上げた u/y 型の名詞では動詞の三人称複数形がベースでしたが、e 型の名詞では一人称単数形がベースになっています。
派生語の作り方にもさまざまなパターンがあるんですね。