フィンランド語学習記 vol.12 − 街を歩けばフィンランド語?
フィンランド語教室7週目のレポート。
今回は基本文のディクテーションからスタート。
先生がすごいスピードで文章を読み上げて行きます。
「こんなスペルだったかな」なんて考えているヒマはないので、あやふやな知識でもどんどん書いていきます。
日本語からフィンランド語へ、フィンランド語から日本語へという翻訳練習はときどきやっているものの、ディクテーションは初めて。かなり間違ったかなとも思ったのですが、答え合わせをしてみると、思いのほかよく出来ていました。
フィンランド語は基本的にローマ字読みで、音と文字の組み合わせをイメージしやすい言語なので、なんとなくこうかなあと思って書いた単語でも当たることが多いです。
これが英語となると「オフン」が often になったり「イナフ」が enough になったりする訳ですから、フィンランド語は恵まれていますね。
ディクテーションが終わった後は、街中で見られるフィンランド語の話題に。
あまり意識したことはなかったのですが、ファッションブランドやお店の名前などに、けっこうフィンランド語が使われているのだとか。例えば、
ehkä söpö
女性向けのファッションブランド。「たぶんかわいい」の意味だとか。たぶんでいいのかな?
otan tämän
上の ehkä söpö と同じ系列のファッションブランド。「これにします」の意味だそうです。語感がおもしろいですね。オタンタマン。
minä perhonen
こちらもファッションブランド。minäは「私」、perhonenは「蝶」の意味。動詞はないので「私、蝶」って感じでしょうか。
これはほんの一例で他にもいろいろあるようです。
今度街を歩くときはもっと注意して見てみたいと思います。今の知識ではフィンランド語かどうか識別する力はないのですが、ウムラウトの有無や単語の雰囲気(?)で少しはわかりそうな気がするのです。たぶん。