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パンダはどこから

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先日、御徒町から上野までいわゆるアメヤ横丁を歩いていたときのこと。

上野動物園で生まれたパンダの赤ちゃんシャンシャンのグッズが屋台で売られていました。

このパンダという単語を英語辞書で引いてみると次のように出ています。

panda

(also giant panda)

NOUN

A large bearlike mammal with characteristic black and white markings, native to certain mountain forests in China. It feeds almost entirely on bamboo and has become increasingly rare.

Origin

Mid 19th century: apparently from a local language of Nepal.

Oxford Dictionaries

何気なく引いたこの項目で一つ「へえー」と思ったのが、Origin(語源)の欄。

panda はネパール語に由来するとの記載があります。

さらに語源由来辞典を調べてみると、パンダは「竹を食べるもの」を意味するネパール語「ニガリヤ・ボンヤ(ポニヤ)」に由来するという説が有力なのだそう。

パンダとカタカナで書くからには外来語であることに不思議はありませんが、ネパール語とは思いもしませんでした。ネパール語起源の日本語というのは他にあるのでしょうか?


フィンランド語学習記 vol.503 − 言葉の倉庫

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フィンランド語教室のテキスト『suomea suomeksi 2』に「語学」をテーマにしたスキットが出てきました。

これがなかなか身につまされる内容。一部を抜粋してみます。

Yritin eilen lukea erästä viime jouluna joululahjaksi saamaani ranskankielistä romaania, mutta en pystynyt lukemaan sitä kunnolla. Olen unohtanut tavattoman paljon. Sanavarastoni on liian pieni.

きのう、去年のクリスマスにクリスマスプレゼントとしてもらった、あるフランス語の小説を読もうとしたんだけど、きちんと読むことができなかったんだ。とてもたくさんのことを忘れてしまっていて。僕の語彙はあまりに少ないんだ。
フィン
joululahja Christmas present クリスマスプレゼント
romaani novel 小説
pystyä be able to 〜できる
kunnolla properly きちんと
tavattoman singularly 著しく、非常に
sanavarasto vocabulary 語彙

 

ここで面白いなと思ったのが、「語彙」を意味する sanavarasto という単語。

これは「言葉」を意味する sana と「倉庫」を意味する varasto という単語から成る複合語。

フィンランド語の語彙は「言葉の倉庫」なんですね。何だかユニークな表現です。

さきほどのスキットを読んで思ったのは、語彙が少ないというのは、おそらくあらゆる言語学習者に共通の悩みで、語学を続けている限り「語彙はもう十分」なんて思えることはないのではないかということ。

時にはざるで水をすくうように、一進一退の作業を繰り返していくしかありません。

なおさきほどのスキットには、挿絵としてマルセル・プルーストの『失われた時を求めて』の表紙が描かれています。そんな作品を読もうと思ったら、ネイティブ並みの語彙が必要になりそうですね。

自分の場合は、まず絵本や簡単なニュースをすらすらと読めるようになることが目標。そのために日々コツコツと言葉の倉庫を満たしていきたいと思います。


uber

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uber と聞けば、現在世界中に広まっている自動車配車アプリケーションを思い浮かべる人が多いと思います。

この uber という名前はそもそも何に由来するのでしょう?

先日読んだ MacMillan Dictionary Blog の記事にこんな説明が出ていました。

Uber is not just the name of the company behind the phenomenally successful app, of course. Uber- is a very productive prefix meaning ‘very’, ‘total’, or ‘complete’, found in combinations such as uber-cool, uber annoying, uber nerd and uberfan. It is also used as a standalone adjective meaning ‘great’, ‘super’.

Uber | Macmillan Dictionary Blog

なるほど。uber というのは作られた固有名詞ではなく、もともと英語の語彙に存在する一般名詞なんですね。

さっそく辞書を引いて見ると次のように出ていました。

uber-, über-

/úːbər/

[<ドイツ]

接頭

(くだけて)超、最高に:めちゃ

▶uber-cool
めちゃくちゃかっこいい

「ウィズダム英和辞典 第3版」

上記のとおり、uber はドイツ語起源の英単語。

冒頭に紹介した MacMillan Dictionary Blog の記事によると、über というドイツ語はフリードリヒ・ニーチェが『ツァラトゥストラはかく語りき(Also sprach Zarathustra)』の中で提唱した超人(Übermensch)の概念に由来するのだそうです。

ニーチェのツァラトゥストラから現代の自動車配車アプリケーションへ。

そんな思いがけないつながりを教えてくれた MacMillan Dictionary Blog の記事でした。

 
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tmesis

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今日紹介するのは tmesis という英単語。

タイトルを見た瞬間、その綴りに違和感を覚えた人もいるでしょう。

その正体はおそらく冒頭の tm の部分。tm で始まる単語というのは珍しいですし、他に存在するのかどうかもわかりません。
(atmosphere のように途中に tm が入る単語ならあります。)

e を一つ挟んで temesis にすれば、自然な綴りに見えるのですが。。。

そんな謎の単語 tmesis の発音は「トゥミースィス」。決して難解な専門用語ではなく、一般的な学習辞書にも掲載されている単語です。

tmesis

noun

the use of a word or words in the middle of another word, for example ‘abso-bloody-lutelyʼ

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

tmesis は「複合語の中に他の単語を挟み込むこと(分語法)」の意味。

例文に出てくる abso-bloody-lutely というのもおもしろい表現ですが、もう少し一般的なところでは次のような表現もあります。

  • whatever + so = what-so-ever
  • myself + own = my own self

こういう言葉の使い方が「あり」ということになると、想像力次第でいくらでもユニークな表現を生み出すことができます。

言葉の広がり、新たな可能性を感じさせてくれる用法ではないでしょうか。


体育はどこへ行く?

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本日10月9日は体育の日。

体育の日と言えば10月10日というイメージのある人も多いと思いますが、調べてみると体育の日が10月10日から10月の第2月曜日に変わったのは2000年のこと。

ということは、今の若い人にはそもそも「体育の日=10月10日」というイメージはないのでしょうか?

さて、そんな体育の日を迎えるのも、もしかしたら今年が最後になるかもしれません。

というのも以前より、2020年の東京オリンピックを前に、体育の日をスポーツの日に変更しようとする動きがあると報道されています。

たしかに今の日本語で「体育」と言うと学校で行うものというイメージがあるので、スポーツの日にした方が通りがよいというのはわかります。

たいいく[体育](名)

①からだの成長・発達のための教育。

「秋のー祭」

(↔知育・徳育)

②運動や競技の実技と理論を学ぶ教科。

「保健ー・ー館」

「三省堂国語辞典 第七版」

ただ体育の日をスポーツの日に変える動きがあるということは、学校の教科としての体育も将来的には他の言葉に置き換えられてしまうのかもしれません。

もしそうなってしまえば、もう日本語の中に「体育」の居場所はなくなってしまうように思います。体育は消えゆく言葉なのでしょうか?

 
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このケーキ、普通においしい。

17100801

「このケーキ、普通においしい」などというときの「普通に」の使い方について考えてみたいと思います。

ふつう[(普通)]

一(名・形動ダ)

⑤〔俗〕〔「ーに」の形で〕

ⓐべつに変なところがなく。とても。

「あの人、ーに歌うまいよね・このアイス、わたし的にはーにおいしい」

ⓑ当然(であるかのように)。

「あんなことを言われたらーにおこる・おれが言ったことを、なにーに忘れてるんだ?」

〔⑤は、二十一世紀になって広まった言い方〕

「三省堂国語辞典 第七版」

ここで注目したいのはⓐの部分。

「べつに変なところがなく。とても。」と併記してありますが、考えてみるとこの二つはずいぶんニュアンスが異なります。

そこでみなさんに一つ質問をしてみたいと思います。誰かが「このケーキ、普通においしい」と言ったときに、そのケーキの味は、

1)変ではない(=普通)

2)とてもおいしい

のどちらだと感じますか?

これはあなたがケーキを作ったとして、それを食べた人に「普通においしい」と言われたときに、むむっと思うか、素直に嬉しいかという問題でもあります。

私は(1)の意味で受け取ってしまうのですが、若い子がこの表現を使っているのを聞くと、どうも(2)の意味で(純粋なほめことばとして)使っているように感じられることもあります。

ここには世代間のギャップがあるのでしょうか?

 
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