2017年にやりたいことは何ですか?

photo credit: Ole Houen Colourful via photopin (license)

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あけましておめでとうございます!
Happy new year!
フィン Hyvää uutta vuotta!

 

いよいよ2017年が始まりました。今年はどんな一年にしたいですか?

一年の計は元旦にあり。ということで、今日は2017年のやりたいことリストを作っていました。

これは毎年やっていることではあるのですが、去年までは実現可能性の高いものも低いものも Evernote にだーっと書き出して終わりにしていました。

(それでも「アウシュヴィッツを訪問する」を含め、9つの項目を達成できたので成果はあったはず!)

今年はもう少し精度を高めて日々の行動に落とし込んでいきたいので、次のような手順を踏むことにしました。

  1. 実現可能性は一旦忘れて、やりたいことを Evernote にだーっと書き出す。(ここまでは去年と同じ)
  2. 結果目標と行動目標を分離する。(やりたいことの階層化)

例えば、朝起きて「今日は体調がよい」と思える一日を実現するというのが結果目標なら、

月◯回以上ジムに通うというのはそのための行動目標になります。

体調というのは、自分の意志や行動だけで100%コントロールできるものではありません。それだけに下支えになる行動目標とセットで考えておかないと、日々の行動に反映させるのが難しくなってしまいます。

それでは「オーロラを見る」のような項目は、結果目標と行動目標のどちらに入れるべきでしょうか?

カナダやフィンランドに住んでいる人なら、行動目標の方に入れてしまってもよいのかもしれません。

ただ日本に住んでいる人なら「オーロラを見る」は結果目標とし、

  • いつ、どこでオーロラを見るのかを決める
  • それまでに旅費を貯める

などの行動目標に分解した方が現実的かもしれません。

また「旅費を貯める」という項目も、実際にどこをどうやりくりして貯めるのか、更なる下位区分に分解することができます。

このように、今年はやりたいことリストをできるだけ階層化してみました。

この作業のもう一つのメリットは階層化することで、それが本当にやりたいことなのかどうかを理解できること。

具体的な行動目標を見て、わくわくするより、実際にやるのは面倒だなあと思うような項目は、周囲の価値観に迎合しているだけで、心の底からやりたいことではないのかもしれません。リストを作るときにはそのような見極めも大切だと思います。

なお階層はいくらでも増やすことができるので、この方法はどんな突拍子のない夢にも適用することができます。どうしても実現したいことがあるなら、まず階段の最初の一歩を可視化してみるのはどうでしょう?