のんびりするために「のんびり」を調べてみる

photo credit: Mika Andrianoelison Obvious beverage via photopin (license)

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休みの前の日に「明日こそはのんびりしよう」と思っても、いざ当日になるとあれこれやってしまい、全然のんびりできなかったという経験はありませんか?

自分自身そんな休日が続いた後にこんな疑問が浮かんできました。

そもそものんびりするというのは何をすることなのか?

あるいは何をしないことなのか?

のんびりの意味をきちんと理解していなければ、休みの日に「今日はのんびりしたなあ」と実感することもできないはず。

そんなこともあり、手元の国語辞書で改めて「のんびり」の意味を確認してみることにしました。

のんびり

気分がゆったりするようす。

「ベネッセ表現読解国語辞典」

のんびり=ゆったり。

それではゆったりとは?

ゆったり

気分が落ち着いて、のんびりするようす。

「ベネッセ表現読解国語辞典」

のんびり!

別の辞書も見てみましょう。

のんびり

のびのびとして、細かい神経をつかっていないようす。気楽に落ち着いているようす。

「角川必携国語辞典」

のんびり=細かい神経をつかわない。

すぐにできるのはスマホやPCから離れること、入ってくる情報の量を制限することでしょうか。

のんびり

気を使うところがなく、心身がのどかに落ち着いているさま。

「広辞苑 第五版」

のんびり=気を使わない。

もし誰かといっしょに過ごすのなら、気を使わなくてよい人といっしょに過ごすのがベスト。あるいは一人の休日だってよいと思います。

のんびり

差し迫った用事や心配事が無くて、余裕の有る穏やかな気持でいる様子。

「新明解国語辞典 第七版」

のんびり=用事や心配事が無い。

用事を無くすのは難しいことですが、心配事を無くすというのはそれ以上に難しいこと。要は何も考えないということが、最高ののんびりなのかもしれません。

 

以上、今回は国語辞書の中の「のんびり」を調べてみました。

抽出したポイントは次の3点。

  • 細かい神経をつかわない。
  • 気を使わない。
  • 用事や心配事が無い。

これを守れば、次の休みはのんびりできるでしょうか??