フィンランド語学習記 vol.176 − 氷
4月に入り、かなり暖かくなってきました。
花粉はややつらいものの、過ごしやすい季節。
先日は行きつけのカフェで、久しぶりにホットではなく、アイスカフェラテを頼みました。
おそらくは今年初めてでしょう。季節の移り変わりを実感します。
さて、今回はそんな季節に逆行するかのような「氷」の話。
フィンランド語で「氷」は jää(ヤー)。
Jää on veden kiinteä olomuoto.(氷とは水が固まった状態である。)
この jää はもちろん単独で使うこともできますが、他の単語と組み合わさって、氷に関する複合語を構成することもあります。
例えば次のような組み合わせ。右側の単語の意味を想像できるでしょうか?
jää(氷)+ kaappi(タンス)= jääkaappi(??)
jää(氷)+ karhu(熊)= jääkarhu(??)
jää(氷)+ kiekko(円盤)= jääkiekko(??)
jää(氷)+ meri(海)= jäämeri(??)
jää(氷)+ puikko(棒)= jääpuikko(??)
「氷のタンス」「氷の熊」「氷の円盤」「氷の海」「氷の棒」とはいったい何でしょう?
??
正解はこちら。
jää(氷)+ kaappi(タンス)= jääkaappi(冷蔵庫)
jää(氷)+ karhu(熊)= jääkarhu(シロクマ)
jää(氷)+ kiekko(円盤)= jääkiekko(アイスホッケー)
jää(氷)+ meri(海)= Jäämeri(北極海)
jää(氷)+ puikko(棒)= jääpuikko(つらら)
言われてみれば「なるほど」というものもありますね。
「氷のタンス=冷蔵庫」というのはすごく納得。「氷の円盤=アイスホッケー」はちょっと思い付かないかもしれません。
以上、今回はフィンランド語の「氷+α」の単語を集めてみました。
こんな風に単語を覚えていけたら楽しいのですが。