フィンランド語学習記 vol.476 − フィンランドの熊事情

photo credit: FotoFloridian Lucy Brook barns via photopin (license)

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フィンランド語で「熊」は karhu(カルフ)。

少し前に、同名のフィンランドビールが日本でも買えるようになったというニュースがありました。

数年前にフィンランドを旅行したときに飲みましたが、味は普通のラガービール。

ただもしどこかのお店であの熊のイラストと再会することがあれば、もう一度飲んでみたいような気もします。

さて今日のトピックはビールではなく熊の karhu について。

フィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」を読んでいたら、フィンランドの熊事情(?)に関するこんな記事が出ていました。

Karhut liikkuvat nyt paljon

Karhut liikkuvat nyt paljon, koska ne etsivät ruokaa ja asuinpaikkaa. Lisäksi karhuilla on nyt myös kiima eli ne haluavat tehdä pentuja. Karhuja voi näkyä nyt ihmisten asuinalueiden lähellä.

Niitä on paljon varsinkin Itä-Suomessa. Arvioidaan, että karhuja on Suomessa nyt noin 2000.

熊は今、たくさん移動している

熊は食べ物や住む場所を探して、今たくさん移動している。加えて、熊は今発情期でもあり、つまり子どもを作りたいと思っている。熊は今、人の居住地の近くで見ることもある。

熊は特に東部フィンランドに多い。フィンランドには今約2,000頭の熊がいると推測されている。

フィン
liikkua move 移動する
etsiä look for 探し求める
ruoka food 食事
asuinpaikka place of residence 住所、居所
lisäksi in addition 加えて
kiima heat 発情
pentu puppy 獣の子ども
näkyä show, appear 見える
asuinalue residential area 住区
varsin pretty, quite 特に
arvioida value, estimate 見積もる

 

ビールのラベルや写真で見る熊は愛嬌があってかわいいのですが、近所で鉢合わせするということになると、そんな悠長なことも言っていられません。

お互いのテリトリーで共存共栄していけたらよいのにと思います。

 
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