フィンランド語学習記 vol.80 − 頻度を表す副詞
前回のフィンランド語教室で、これまでに習った下記の単語を復習しました。
フィン | 英 | 日 |
---|---|---|
aina | always | いつも |
usein | often | しばしば、よく |
joskus | sometimes | ときどき |
harvoin | seldom | まれに、めったに〜ない |
これらは動詞の「頻度」を表すための副詞です。
より厳密には、weekly、monthly など一定の頻度を表す副詞に対して、不定の頻度を表す副詞と呼ばれています。
フィンランド語は原則ローマ字読みなので、usein は「ウセイン」と読みます。「ユーセイン」とか「ユースイン」ではないので注意が必要です。
頭ではわかっていても、英語っぽい綴りの単語が出てくると、ついつい英語風に読んでしまいそうになりますね。
これらの副詞を文の中に入れてみると、こんな感じに。
Sinulla on aina kiire.(あなたはいつも忙しい。)
Hänellä on usein kiire.(彼はしばしば忙しい。)
Pekalla on joskus kiire.(ペッカはときどき忙しい。)
Minulla on harvoin kiire.(私はめったに忙しくない。)
Hänellä on usein kiire.(彼はしばしば忙しい。)
Pekalla on joskus kiire.(ペッカはときどき忙しい。)
Minulla on harvoin kiire.(私はめったに忙しくない。)
語彙の習得において、副詞というのは、名詞・動詞・形容詞に比べると、どうしても後回しになりがちです。
というのも、副詞がなくても、大抵の場合、最低限言いたいことというのは伝えることができるからです。
しかしそこから一歩進んで表現を豊かにしたり、文と文のつながりに配慮したりするとき、副詞は表現に欠かせないパーツとなります。
最近はコツコツと語彙を増やしていることもあり、このような副詞も含め、表現のためのパーツがかなり揃ってきたと感じています。
この先の具体的な目標は、9月末までに基本単語を中心に1,000語を覚えること。
果たして達成できるでしょうか?