辞書の中の John
英和辞書で人名の John を調べると、さまざまな John さんが掲載されていることに気が付きます。
その一部を紹介してみましょう。
John Bull
[通例軽べつして]ジョン・ブル(擬人化したイギリス、または一見無愛想だが実は親切で、ものに動じない典型的なイギリス人)
『アンカーコズミカ英和辞典』
John Bull さんは確かに頑固そうなイメージ。根はいい人のようなのですが。。。
John Doe
ジョン・ドウ(法律文書などで身元不明または架空の男性の名として用いる仮名;女性には Jane Doe を用いる)
『アンカーコズミカ英和辞典』
日本語で言うところの「名無しの権兵衛」でしょうか?
John Hancock
自筆のサイン(アメリカの独立宣言で John Hancock の署名が大きかったことから)
『アンカーコズミカ英和辞典』
John Hancock さんは自分の名前がこんな風に使われているのを知っているのでしょうか?
John Henry
ジョン・ヘンリー(超人的な力持ちで知られる伝説の黒人保線員)
『アンカーコズミカ英和辞典』
いったいどのくらい力持ちだったのか気になりますねー。
以上、今回は辞書の中の John を何人か拾ってみました。
歴史に名を残すのは難しいことですが、辞書に名を残すのはさらに難しいこと。
その偉業を成し遂げた John さんたちをみなで称えましょう。(架空の人も入ってますが。。。)