英語の[y]は子音?それとも母音?
フィンランド語を習い始めの頃に教わることの一つが「フィンランド語の[y]は母音である」ということ。
syksy(秋)、kysymys(質問)のような単語の綴りに違和感を感じながら、少しずつフィンランド語の世界に馴染んでいきます。
一方、英語の[y]は子音であるということになっています。
ただし実際には、you の[y]のように子音になるときもあれば、my の[y]のように母音になるときもあります。
英語の[y]というのはずいぶんオールマイティなんですね。
さらに調べてみると、Oxford Dictionaries のサイトに[y]の分類に関する動画がアップされていました。
結論としては、母音の[y]の音は[i]で表すこともできるが、子音の[y]の音は他の文字で表すことができない。そのため[y]は伝統的に子音に分類されているとのこと。
これは「なるほど!」という説明ですね。
あるいは「それなら母音の[y]はやめて、全部[i]にしてしまえばいいのに!」と思った人もいるかもしれませんが、それはまた別の話。これについて話し出すと長くなりますので、またの機会にしたいと思います。