融通無碍
今より若い頃には、仕事においても、日々の生活においても、自分なりのスタイルのようなものを確立したいと思っていました。
それはそれで大切なことだと思うのですが、年を重ねるにつれて、そういったスタイルの一つ一つに飽きてしまい、それを覆したいという欲求が強くなってきました。
今、大切にしたいと思うのは融通無碍な考え方。
融通無碍(ゆうずうむげ)
考えや行動が、決まった型にとらわれず、滞りなく対応できること。
「四字熟語の辞典」
例えば、ある決断を迫られたときに、普段の自分なら決して選ばなかった選択肢を選んでみるということ。
そんな風に言うと、ずいぶん大げさなことのように聞こえるかもしれません。
しかし例えば、馴染みの中華料理屋でいつも中華丼を頼んでいたのに天津丼を頼んでみるとか、そんな些細なことからでも、少しずつ自分の枠というものを広げていけるようにも思うのです。
明後日からは新年度。新しい人に出会い、新しい自分に出会う、そんな季節になることを楽しみにしています。
四字熟語の辞典
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カテゴリ: ブック, 辞書/辞典/その他
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