フィンランド語学習記 vol.28 − 曜日の名前
先日のフィンランド語教室では曜日の名前を習いました。
月曜 | maanantai |
火曜 | tiistai |
水曜 | keskiviikko |
木曜 | torstai |
金曜 | perjantai |
土曜 | lauantai |
日曜 | sunnuntai |
「まーなんたい」とか「ぺるやんたい」とか、なかなか味のある音が並んでいます。
語尾に付いている[-tai]は「日」の意味であるとのこと。水曜の keskiviikko だけ[-tai]が付いておらず他と違った感じですが、これは[keski-]が「真ん中」、[-viikko]が「週」の意味で、合わせて「週の真ん中」の意味なのだとか。
水曜日が週の真ん中ということは、フィンランドにおける週の始まりは日曜ということなのでしょう。
それにしても1週間が7日というのは万国共通のようです。
1日24時間や1年365日というのは天体の運動に基づいているので、万国共通なのはわかります。しかし1週間7日にはそういう根拠はないでしょうから、ウチの国は1週間が10日なんですよ、ということがあってもよさそうなものですが、全く聞いたことがありません。
戦前のソ連では、1週間が5日や6日という制度をつくったことがあったようですが、結局は定着しなかったようです。日本や中国のように六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)の影響力がある国ならば、あるいは週6日というのも定着したのかもしれません。
まあそれはさておき、「まーなんたい」から曜日の名前を覚えましょう。
あ! 曜日の名前には点々が一つもありませんね。
2月 06, 2013 @ 10:36:00
こんにちは
オーストラリア人がマンダイ(Monday)とかサンダイ(sunday)というのを耳にします。これと似たお話。
日本語 フィンランド語 スウェーデン語
月 maanantai måndag
火 tiistai tisdag
水 keskiviikko onsdag
木 torstai torsdag
金 perjantai freddag
土 lauantai lördag
日 sunnuntai söndag
スウェーデン人は「g」を「イ」と発音し,それがフィンランドの地名にも残っています。ポリ(Pori=Björneborg,フィン語ではBjörneを省略した)やヴィアポリ(Viapori=Sveaborg,スウェーデンの城=現スオメンリンナ)。
måndag(モーンダイ),tisdag(ティースダイ)がフィン語化してマーナンタイ,ティースタイになったものと思われます。ただ水曜日はonsdag=wednesdayに似ており,フィン語はドイツ語Mittwoch(週の真ん中)から借用したのでしょうか。
フィン・フィン辞書によると,maanantaiは「週の1番目の日」,sunnuntai「週の最後の日」と説明されいます。
Hauskaa viikonloppua! (楽しい週末を!)
2月 07, 2013 @ 11:15:55
Jussiさん、こんにちは。
フィンランド語は他の北欧の言語とは似ていないと聞きましたが、曜日の名前はスウェーデン語とかなり似ているんですね。水曜だけが他から来ているというのも、なんだか興味深いです。
フィン・フィン辞書の定義によると、やはり週の始まりは月曜なんですね。日本ではどちらかというと、日曜始まりのカレンダーを見かけることが多いような気がします。
早くフィン・フィン辞書が使えるくらいのレベルに到達したいですが、まだかなりの修行が必要かと。フィンランドに行く機会あったら辞書を買い込んできたいとは思っているのですが、もうしばらく先のことになりそうです。