How about going to a cinema with me this weekend?
突然ですが、自分が次のように誘われたと想像してみてください。
1) How about going to a cinema this weekend?
2) How about going to a cinema with me this weekend?
2) How about going to a cinema with me this weekend?
(1)の誘われ方と(2)の誘われ方には何か違いがあると感じたでしょうか?
??
なぜ、こんなことを聞いたかというと、ある英和辞典にこんな説明が出ているのを見つけたから。
How about going to a cinema with me this weekend?
今週の週末、僕と映画に行かない(♡ with me をつけると相手は断りにくくなることもある)
「オーレックス英和辞典 第2版」
with me を入れただけで断りにくくなる?
本当かな?とも思ったのですが、冷静に考えてみると確かに with me のある方が断りにくいような気もしてきます。
その心理を分析してみると、How about going to a cinema this weekend? に No と言う場合は単に「映画」に対して No と言っている感覚なのに、How about going to a cinema with me this weekend? に No と言う場合は「あなたと一緒」に対して No と言っている感覚が生まれるのかもしれません。
そうだとすれば、後者の方が断りにくいと言うのは納得できます。
(もっとも言われた相手が嬉しいかどうかは全くの別問題ですが。。。)
本当にこんな一言を添えるだけで相手の行動が変わってしまうのだとしたら、私たちが普段何気なく使っている言葉には良くも悪くもすごい潜在力が秘められているのだなと思います。
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カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
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