熱について
うだるように暑い日が続いています。
あまりに暑く、体がだるいと、もしかして熱があるのかな?と思うことがあります。
ねつ[熱](名)
①熱さを感じさせるもの。
②病気などのための、ふつうより高い体温。
③熱心さ。
④熱中(した状態)。
「三省堂国語辞典 第七版」
ただ大抵はエアコンの効いた部屋に入るとおさまるので、体調には問題なかったことがわかります。
②の熱かと思ったら、①の熱だったという訳ですね。
あまりに暑いと、こんな風に自分の中の熱と周囲の熱が区別できなくなることってないでしょうか?
ちなみに英語ではこの①と②の熱を異なる単語で表します。
heat
- [uncountable, singular] the quality of being hot
- [uncountable, countable, usually singular] the level of temperature
- [uncountable] hot weather; the hot conditions in a building/vehicle, etc.
「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」
fever
[countable, uncountable] a medical condition in which a person has a temperature that is higher than normal「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」
人間は言葉によって世界をそして自分自身を認識するのだとすれば、英語のネイティブスピーカーは、うだるような暑さの中でも、自分の中の熱(fever)と周囲の熱(heat)を明確に区別できるのでしょうか?
それとも単に「うだるー」と感じているだけなのか。
そんなことがふと気になりました。
三省堂国語辞典 第七版
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