How many verb tenses are there in English? − from TED-Ed

英語には全部でいくつの時制(tense)があるのでしょう?

ぱっと思いつくのはおそらく次の3つでしょうか。

  • past(過去形)
  • present(現在形)
  • future(未来形)

しかしここに相(aspect)という概念をかけ合わせると、3×4=12種類になります。

  • past(過去形)
  • present(現在形)
  • future(未来形)
  • past perfect(過去完了形)
  • present perfect(現在完了形)
  • future perfect(未来完了形)
  • past progressive(過去進行形)
  • present progressive(現在進行形)
  • future progressive(未来進行形)
  • past perfect progressive(過去完了進行形)
  • present perfect progressive(現在完了進行形)
  • future perfect progressive(未来完了進行形)

今回紹介する TED-Ed の動画「How many verb tenses are there in English?」ではこの12種類の時制を例文を用いてわかりやすく解説しています。

英語の時制の全体像をつかむのにはうってつけの動画。興味のある人はぜひ見てみてください。

 

日本語の時制は?

動画の最後には英語以外の言語の話題も出てきます。

それによると日本語には過去(past)と非過去(non-past)の区別しかないとのこと。

一瞬、納得しそうになってしまったものの、考えてみると日本語にも完了形や進行形はあるのでは?とも思います。

このあたり専門的にはどのような説明がなされるのでしょう?

またヤグワ語という言語では、同じ過去でも数時間前か数週間前か数年前かによって時制が変わってくるとのこと。

時制の違いによって、話者が出来事をどのくらい昔のことと捉えているかわかってしまうというのは面白い仕組みですね。

例えば、話し相手が「女の子に(数時間前に)振られた」と言った場合と「女の子に(数週間前に)振られた」と言った場合では、その後の声のかけ方もかなり変わってくるのではないでしょうか。