ひらがな、カタカナ、漢字の三種類がすべて使われている単語とは?
日本語にはひらがな、カタカナ、漢字という三種類の文字体系があります。
電車に乗った際に車内の広告などを眺めていると、どうしてこんな複雑な文字体系になってしまったのだろう?と思うこともよくあります。
ひらがな、カタカナ、漢字の使い分けには明確な決まりがある訳ではなく、例えば、
- おしゃれ
- オシャレ
- お洒落
のように三種類の表記ができる単語もあります。
また日本語では一つの単語の中に複数の文字体系が混在していることも珍しくありません。例えば、
「ドラえもん」にはカタカナとひらがな
「ドラム缶」にはカタカナと漢字
「どら息子」にはひらがなと漢字
が使われています。
それでは一つの単語の中にひらがな、カタカナ、漢字の三種類がすべて使われている単語はあるでしょうか?
もちろん「とんこつ味噌ラーメン」のような複合語は例外とします。
探索の結果、見つけたのがこちらの単語。
くのいち[くノ一](名)〔漢字「女」を三つの部分に分けて言った隠語〕
〔俗〕おんな(の忍者)。
「三省堂国語辞典 第七版」
わずか三文字の中にひらがな、カタカナ、漢字が一文字ずつ入っています。
これってかなり珍しい単語なのではないでしょうか?
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カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
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