フィンランド語学習記 vol.661 − ノートパソコン

「ノートパソコン」はフィンランド語で kannettava tietokone(カンネッタヴァ ティエトコネ)。

フィン
kannettava portable 持ち運びのできる
tietokone computer コンピューター

 

この kannettava の辞書形は何だろう?と思ってフィン・日辞書でそれらしい単語を探したものの見つからず。

あきらめて Wiktionary で検索してみると、正解は馴染みのある動詞 kantaa でした。

フィン
kantaa carry 運ぶ

 

kantaa と kannettava では長さが違いすぎる!

などと言い訳をせず、しっかりと変化形を覚えなくてはならないのですが。。。

ちなみに kantaa から作れる分詞の形を確認すると次のようになっていました。

能動 受動
現在 kantava
(運ぶ〜)
kannettava
(運ばれる〜)
過去 kantanut
(運んだ〜)
kannettu
(運ばれた〜)

 

kannettava は動詞 kantaa の受動現在分詞。すなわち「運ばれるコンピューター=ノートパソコン」ということになります。

辞書形から受動現在分詞を作る手順をおおまかにおさらいしてみました。

kantaa 受動現在形の形を求める。 kannetaan
kannetaan 受動過去形の形を求める。 kannettiin
kannettiin 受動語幹の形を求める。 kannetta
kannetta 受動現在分詞の形を求める。 kannettava

 

こうして一つ一つの手順を辿っていけば、受動現在分詞を作るのはそれほど難しくありません。

ただ kannettava を kantaa に戻す(kannettava から kantaa を連想する)のは大変です。

何かコツのようなものはあるのでしょうか?