フィンランド語学習記 vol.666 − pedon luku

このブログのフィンランド語学習記も今回で666回目。

666は、

日本語なら roppyaku rokujyuu roku
英語なら six hundred (and) sixty-six
フィンランド語なら kuusisataakuusikymmentäkuusi

 

この666はヨハネの黙示録に登場する数字として知られています。

13:18

ここに、知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は六百六十六である。

口語 新約聖書「ヨハネの黙示録」より

「獣の数字」として666が登場するこの一節は謎かけのようでもあり、前後の文章を読んでも666が何を意味するのかはっきりとはわかりません。

この「獣の数字」をフィンランド語では pedon luku と表現するようです。

Pedon luku mainitaan Raamatun Ilmestyskirjassa eli Johanneksen ilmestyksessä. Luvuksi mainitaan 666 (kuusisataakuusikymmentäkuusi), ja enkeli varoittaa kostosta kaikille, jotka kantavat tätä pedon merkin lukua käsissään tai päässään. Joissain varhaisissa Uuden testamentin kopioissa pedon luku esiintyy myös muodossa 616.

獣の数字は聖書の黙示録、すなわちヨハネの黙示録で言及されている。数字は666であり、天使は獣の印である数字を手や頭に刻印されたすべての人々に報復を警告する。新約聖書の初期の版においては、獣の数字は616という形でも現れる。

Wikipedia「Pedon luku」より

フィン
peto beast
luku number
mainita mention 言及する
Johanneksen ilmestys Book of Revelation ヨハネの黙示録
enkeli angel 天使
varoittaa warn 注意する、警告する
kosto revenge 報復
varhainen early 早い
esiintyä appear 現れる
muoto shape, form

 

はっきりとした意味がわからなくてもキリスト教圏の人にとってこの666はどこか心に引っかかる数字なのだと思います。

サイコロを3個振って、

⚅⚅⚅

と出たら、ぶるぶるっと背筋が寒くなったりするのでしょうか。