フィンランド語学習記 vol.676 − 冬至のフィンランド

昨日12月22日は2018年の冬至。一年で最も昼が短く夜が長い一日でした。

そんな冬至の日の様子をフィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」が伝えています。

Tänään oli vuoden lyhyin päivä

Tänään lauantaina oli vuoden lyhyin päivä. Päivän valoisa aika oli tosi lyhyt.

Oulussa päivän pituus oli 3 tuntia ja 34 minuuttia. Helsingissä päivän pituus oli 5 tuntia ja 49 minuuttia. Napapiirin pohjoispuolella aurinko ei noussut ollenkaan.

Huomenna sunnuntaina päivä alkaa pidentyä. Viikon kuluttua päivän valoisa aika on noin 7 minuuttia pidempi.

今日は一年で最も昼の短い日

今日土曜日は一年で最も昼の短い日だ。昼の明るい時間は本当に短かった。

オウルでは昼の長さは3時間34分だった。ヘルシンキでは昼の長さは5時間49分だった。北極圏の北側では太陽は全く昇らなかった。

明日日曜日には昼は長くなり始める。一週間後、昼の明るい時間は約7分長くなる。

Yle Uutiset selkosuomeksi | Yle Uutiset | yle.fi

フィン
lyhyt short 短い
valoisa bright 明るい
pituus length 長さ
napapiiri polar circle 極圏
pohjoispuoli northside 北側
ollenkaan (not) at all まったく(〜ない)
pidentyä lengthen 長くなる

 

フィンランドの中ではほぼ南端にあるヘルシンキでも、この時期の昼の長さは6時間に満たないんですね。

こういう記事を読むと、フィンランドというのは「北」に位置する国なんだということを実感します。

そしてこの時期、一日中太陽が昇らない「極夜」の地域ではそもそも昼夜の長さ云々は関係ありません。

ただこの冬至を過ぎれば少しずつ太陽の季節に向かっていく訳ですから、極夜の地域の人々にとって冬至というのはマラソンの折り返し地点のようなものなのでしょうか?

この冬至の日を、世界の様々な地域で、様々な人が、様々な思いで過ごしている。そんなことを想像するだけで何だか不思議な気持ちになります。