フィンランド語学習記 vol.779 − 分詞ボックス

このところ、フィンランド語の勉強の一環としてよくこんなボックスを埋めています。

能動 受動
現在分詞
過去分詞

 

動詞の一覧プリントを見ながら、動詞を「能動現在分詞」「受動現在分詞」「能動過去分詞」「受動過去分詞」の4つに活用する練習です。

実際にいくつかの動詞を活用してみましょう。

 

タイプ1 lukea(読む)

能動 受動
現在分詞 lukeva luettava
過去分詞 lukenut luettu

 

タイプ1 kirjoittaa(書く)

能動 受動
現在分詞 kirjoittava kirjoitettava
過去分詞 kirjoittanut kirjoitettu

 

タイプ1の動詞では、能動分詞は強形、受動分詞は弱形の語幹を用います。

一度パターンを覚えてしまえば案外簡単です。

 

タイプ2 syödä(食べる)

能動 受動
現在分詞 syövä syötävä
過去分詞 syönyt syöty

 

簡単そうでよく間違ってしまうのがタイプ2の動詞。

つい受動現在分詞を syöttävä のような形にしてしまいます。

 

タイプ3 opiskella(学習する)

能動 受動
現在分詞 opiskeleva opiskeltava
過去分詞 opiskellut opiskeltu

 

タイプ3 mennä(行く)

能動 受動
現在分詞 menevä mentävä
過去分詞 mennyt menty

 

タイプ3の動詞はどういうわけか能動現在分詞の形がぱっと出てきません。

なぜか受動現在分詞とごっちゃになってしまうんですよね。

 

タイプ4 tavata(会う)

能動 受動
現在分詞 tapaava tavattava
過去分詞 tavannut tavattu

 

tavata の場合[p ← v]の逆転を伴うのが能動現在分詞のみというのが紛らわしいところ。

ただこのパターンは tavata, luvata を押さえておけば何とかなるようです。

 

ひとこと

この4種類をきちんと作れるようになっておくと色々と応用できるような気がします。