全国的に厳暑が続く
梅雨明けを報じるニュースを読んでいたら、こんな見出しが目に留まりました。
厳暑というのは辞書にのっている言葉なのだろうか?と思い、手元の辞書を調べてみると、きちんとのっていました。
げんしょ[厳暑](名)
〔文〕きびしい暑さ。酷暑。(↔厳寒)
「三省堂国語辞典 第七版」
「厳暑」というのはたしかに今の日本の暑さにぴったりの言葉かもしれません。
なお国語辞書で◯暑という言葉を拾ってみると、次のようなリストができあがりました。
- えんしょ【炎暑】
- げきしょ【激暑】
- げんしょ【厳暑】
- こくしょ【酷暑】
- ごくしょ【極暑】
- たいしょ【大暑】
- ねっしょ【熱暑】
- もうしょ【猛暑】
このうち「猛暑」は最高気温35度以上の日を表す言葉として使われています。
もうしょ[猛暑](名)
〔文〕猛烈な暑さ。
・☆☆ーび[猛暑日](名)
〘天〙一日の最高気温が三五度以上の日。
「三省堂国語辞典 第七版」
もしこれより上の最高気温40度以上のカテゴリーを作らなければならないとしても日本語にはこのように豊かな語彙があるので一安心。。。もうどうにでもなれという感じでしょうか。