フィンランド語学習記 vol.787 −Vadelmien kypsyminen

森でのベリー摘みはフィンランドの夏の風物詩のひとつ。

ただもちろんフィンランド人がすべてのベリーを森で摘んでくる訳ではなく、トンネル栽培などの人工的な方法で育てられているベリーもあるようです。

フィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」にラズベリーの栽培に関するこんなニュースが出ていました。

Vadelmien kypsyminen

Vadelmat ovat kypsyneet hitaasti, koska kesä on ollut melko kylmä.

Vadelmia kasvatetaan myös kasvutunneleissa. Myös kasvutunneleissa marjat ovat kypsyneet hitaasti pilvisen sään ja kylmien öiden takia. Vadelmat ovat kypsyneet ulkona avomaalla jopa nopeammin kuin kasvutunneleissa.

Vadelmia kypsyy vielä pitkään. Marjoja poimitaan vielä myös syyskuussa.

ラズベリーの成熟

ラズベリーはゆっくりと熟している。なぜなら夏がかなり寒かったからだ。

ラズベリーはトンネルの中でも育てられている。トンネルの中でもベリーは曇り空や寒い夜のせいでゆっくりと熟している。ラズベリーはトンネルよりも屋外の方が速く熟している。

ラズベリーは長期間に渡って成熟する。ベリーは秋に摘むこともできる。

Yle Uutiset selkosuomeksi | Yle Uutiset | yle.fi

フィン
vadelma raspberry ラズベリー
kypsyä cook
ripen
(料理などが)できあがる、煮える
(果物などが)熟す
kasvattaa let grow 成長させる、育てる、伸ばす
takia because of 〜のために
avomaa field (屋外の)土地
poimia pick 摘む

 

kypsyä

Vadelmat ovat kypsyneet hitaasti, koska kesä on ollut melko kylmä.

ラズベリーはゆっくりと熟している。なぜなら夏がかなり寒かったからだ。

kypsyä を辞書で調べると「(料理などが)できあがる、煮える」「(果物などが)熟す」という二つの意味があることがわかります。

この二つを同じ動詞で表すというのは面白い感覚。要はどちらも ready to eat ということなのでしょう。

 

ひとこと

ラズベリーは日本ではあまり馴染みのない果物。イチゴのような味なのでしょうか?