ワープする心
例えば、鎌倉で古いお寺の伽藍を見ているとき、
昔の人の暮らしぶりや心の内に思いを馳せることがあります。
当時の人というのはいったいどんな思いを抱えて、このお寺を訪れていたのだろう?
そんなことを考えているとき、私たちの心というのはその時代へ「ワープ」しているのだと、新明解に書いてありました。
ワープ
〔SFで、宇宙船が〕宇宙空間のひずみを利用して超高速飛行をすること。〔広義では、(心が)時間・空間を超えて瞬間的に移動する意にも用いられる。例、「本堂に向かって手を合わせ、歌をくちずさむと、心は平安朝にーする」〕
「新明解国語辞典 第七版」
語義には「(心が)時間・空間を超えて瞬間的に移動する」とありますが、考えてみると私たちの心というのは一日のうちに数十回あるいは数百回、時間と空間を超えて移動しているように思います。
だとすると、私たちの心にとって「ワープする」という行為は日常そのものなのかもしれません。
5月 02, 2015 @ 22:39:54
“silmä levätä” 文法的に聞き間違っているかもしれませんが、ヌークシオ公園でいい景色に見とれているとホームステイ先のお父さんがポツンとそう言いました。
心が忙しい時には是非いい景色を見て解き放して下さいね。
5月 03, 2015 @ 21:13:50
ありがとうございます! 忙しくなってくると、なかなか周りの風景を見る余裕はなくなってしまいますね。ヌークシオ公園でぼーっとできたらよいのですが。