Auld Lang Syne

16082201

実家に帰省中、たまたま録画してあった「世界ふれあい街歩き」という旅番組を見ていました。

登場するのはニュージーランド南島のダニーデン(Dunedin)という街。昔、ここに半年ほど滞在していたことがあるので、変わらない街の様子を懐かしい気持ちで見ていました。

このダニーデンは19世紀にスコットランドからやってきた移民たちが開拓して作った街。番組内でその移民たちの心の支えになった歌として紹介されていたのが、この「Auld Lang Syne」でした。

日本では「蛍の光」として知られていますが、原曲で聴いてみると全然違ったイメージがあります。

ところでタイトルの auld lang syne というのは英語ではなさそうですし、いったい何語なのでしょう?

改めて調べてみると、これはスコットランド語(Scots)だということがわかりました。現代英語に直せば old long since となるようです。

日本では卒業式など別れのイメージが強い曲ですが、英語圏では新年のお祝いに歌われることも。

いずれにしても、世界中で最も親しまれている曲の一つであることは間違いないでしょう。久しぶりにしみじみと聴き入ってしまいました。