フィンランド語学習記 vol.220 − 水のあるところ
相変わらず暑い日が続きます。
こんなときには小川のせせらぎでも聞いて、気分だけでも涼しくなるのはいかがでしょう?
そんな「小川」はフィンランド語で puro(プロ)。
一方もう少し大きな「川」は joki(ヨキ)。
今回はそんな水のある自然の名前を集めてみました。
フィン | 英 | 日 | |
---|---|---|---|
1 | joki | river | 川 |
2 | järvi | lake | 湖 |
3 | lampi | pond | 池 |
4 | meri | sea | 海 |
5 | puro | creek | 小川 |
6 | suo | swamp | 沼 |
2)フィンランド語で「湖」は järvi(ヤルヴィ)。
フィンランドは森と湖の国というだけあって、その国土には20万近くの湖があるのだとか。
またフィンランドの地図を見ていると「○○ヤルヴィ」という町の名前がたくさんあることに気付きます。
スウェーデン・ノルウェーとの国境付近にあるキルピスヤルヴィ(Kilpisjärvi)という町はリゾートとしても有名なようです。
4)フィンランド語で「海」は meri(メリ)。
以前に世界のさまざまな言語で「海」を何と言うのか調べたところ、例えばフランス語の mer(メール)など、世界的には[m-]で始まる単語が多いということがわかりました。フィンランド語もこの仲間の一つです。
[参考]「海の日」は英語で何と言う? | Fragments
さて、こうして単語を並べてみて気付いたことが一点。
それは、水まわりに限らず、フィンランド語の地形を表わす単語には[-i]で終わる単語がずいぶん多いということ。
例えば、
- mäki(丘)
- niemi(岬)
- saari(島)
- vuori(山)
単なる偶然かもしれませんが、これには何か理由があるのでしょうか?