believe vs receive − あるスペリングミスのはなし

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英語を学んでいる人で、スペリングミスをしたことがないという人はいないでしょう。
単に急いでいて書き間違えてしまったり、そもそも綴りを間違えて覚えていたり、語学にスペリングミスはつきものです。
私が一番苦手としているのは、believe や receive など[-i:v]という音で終わる単語。
今、例に挙げた二つの単語をよく見ると、後半の音は同じなのに、綴りは[-ieve][-eive]と異なっています。
これがなかなか厄介で、ついつい beleive や recieve などと逆の綴りを書いてしまうことがあります。
語末がこの形になっている単語は他にもいくつかあり、
believe とその仲間たち
achieve、believe、grieve、relieve
achieve、believe、grieve、relieve
receive とその仲間たち
conceive、deceive、perceive、receive
conceive、deceive、perceive、receive
ここにはそれなりによく使う単語が入っているため油断できません。
英単語のスペリングは、もともと不規則な点が多いことで有名です。その中でも、この使い分けは最も紛らわしいものの一つではないでしょうか。
なお Wiktionary で綴りを間違えて入力すると、こんな表示が出てきます。
beleive
Common misspelling of believe.
recieve
Common misspelling of receive.
間違うのは自分だけではなかったんだと思い、少しだけ安心したというお話でした。