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フィンランド語学習記 vol.822 − lanko と käly

久しぶりに『フィンランド語トレーニングブック』に取り組んでいると、こんな例文が目にとまりました。

Sisaren mies on lanko.
姉/妹の夫のことを lanko と言う。
Veljen vaimo on käly.
兄/弟の妻のことは käly と言う。

この単語は知らなかったので早速辞書でチェック。

lanko[ランコ]

義理の兄弟(配偶者やパートナーの兄弟、あるいは兄弟姉妹の夫やパートナー):

Minun lankoni asuu Norjassa.
私の義理の兄はノルウェーに住んでいる。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

käly[カリュ]

義理の姉妹(配偶者やパートナーの姉妹、あるいは兄弟姉妹の妻やパートナー):

Minun kälyni asuu Ruotsissa.
私の義理の姉はスウェーデンに住んでいる。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

知っている限り、日本語や英語には「姉/妹の夫」「兄/弟の妻」を意味する独自の単語はないはずです。

こんな風に独自の単語が割り当てられていると彼らへの親しみも増す。。。などということはないでしょうか。

 

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フィンランド語学習記 vol.821 − tai と vai の違いとは?

英語の or に当たるフィンランド語に tai と vai があります。

ただ両者の違いがいまいちよくわかっていなかったので辞書を引いてみました。

tai[タイ]

あるいは、…か〜か:

Hae isäsi tai äitisi!
お父さんかお母さんを呼んできなさい。
Haluatko kahvia tai teetä?
あなたはコーヒーかお茶でもほしいか。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

vai[ヴァイ]

…か〜のどちらか:

Juotko kahvia vai teetä?
あなたはコーヒーを飲むか、それともお茶を飲むか。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

よく似た例文が並んでいるので比較してみます。

Haluatko kahvia tai teetä?(あなたはコーヒーかお茶でもほしいか。)
Juotko kahvia vai teetä?(あなたはコーヒーを飲むか、それともお茶を飲むか。)

日本語訳から推察するに、前者は「飲み物がほしいか」を尋ねているのに対して、後者は「コーヒーとお茶のどちらがほしいか」を尋ねています。

前者なら「のどが渇いているかどうか」、後者なら「コーヒーとお茶のどちらを飲みたいか」を考えて返事をすればよいのでしょう。

英語の or は両方のニュアンスを含んでいる訳ですから、フィンランド語は英語より繊細な使い分けが必要ということでしょうか。

 

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フィンランド語学習記 vol.820 − He ovat sisarukset/sisaruksia.

前回のエントリーで扱った複数主格・複数分格の使い分けについてもう少し考えてみます。

フィンランド語学習記 vol.819 − Oletteko te sisarukset?

「兄弟姉妹」を意味する単語 sisarus を使って「彼らは兄弟だ/姉妹だ」と言いたいとき、

  • He ovat sisarukset.(複数主格)
  • He ovat sisaruksia.(複数分格)

という二つの表現があることを前回確認しました。

このあたりの文法事項を再確認するため『フィンランド語文法ハンドブック』を読み直していると、次の説明を発見。

(2)主語が「分けられる名詞」であれば補語は分格

文の主語が「分けられる名詞」である場合には、何かの「部分」が話題になっていることになりますので、補語は分格となります。

Maito on valkoista.
牛乳は白い。
Tämä on tuoretta maitoa.
これは新鮮な(tuore)牛乳だ。

「分けられない名詞」は複数形になれば分けることができます。したがって、主語が複数形の場合には補語は分格になるのがふつうです。

He ovat suomalaisia.
彼らはフィンランド人だ。
Suomalaiset ovat ujoja.
フィンランド人たちは恥ずかしがり屋だ(ujo)。

「フィンランド語文法ハンドブック」P.182

そういえば「彼らはフィンランド人だ」と言いたいとき、フィンランド語では複数分格(suomalaisia)を用いると習ったことを今更ながら思い出しました。

冒頭の「彼らは兄弟だ/姉妹だ」も構造は同じ。一人一人に分けることができるので分格になるという理屈なのでしょう。

ただそれならなぜ He ovat sisarukset. という複数主格の形も許容されているのでしょうか?

さきほどのハンドブックの説明は次のように続きます。

ただし、複数形でも1つのまとまりを表すような語が主語となっている場合には、「分けられない名詞」と解釈されるので補語は複数主格になります。

Sakset ovat pienet.
そのハサミ(sakset)は小さい。
Liisan silmät ovat siniset.
リーサの目(silmä)は青い(sininen)。
Häät olivat ihanat.
その結婚式(häät)はすばらしかった(ihana)。

「フィンランド語文法ハンドブック」P.182

ここから推察するに He ovat sisarukset. という表現においては兄弟姉妹が上記のハサミや目や結婚式のように1つのまとまりとして捉えられているのかもしれません。

いずれにせよ He ovat sisarukset/sisaruksia. のように二つの形が示されているということは単一のルールで割り切れないあいまいなケースもあるということ。このあたりが言葉の難しいところでもあり、また面白いところでもあります。

 

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フィンランド語学習記 vol.819 − Oletteko te sisarukset?

映画『オンネリとアンネリのおうち』の1コマ。

バラの木夫人(Rouva Ruusupuu)がオンネリとアンネリに「あなたたちは姉妹なの?」と尋ねます。

sisaruksia は「兄弟姉妹」を意味する単語 sisarus の複数分格の形。

単数 複数
主格 sisarus sisarukset
分格 sisarusta sisaruksia

 

自分だったら Oletteko te sisarukset? と言ってしまいそうなところ。

Oletteko te sisaruksia? と分格になる理由がいまいちよくわかりません。

念のため辞書を確認してみると次のように出ていました。

sisarus[シサルス]

⦅ふつう複で⦆兄弟姉妹(同士):

He ovat sisarukset/sisaruksia.
彼らは兄弟姉妹だ。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

ここには sisarukset と sisaruksia の両方の形が示されています。

ということは実際の会話ではどちらも使われるということなのでしょう。

それにしても「あなたたちは姉妹なの?」というシンプルなフレーズ一つのために、文法について頭を悩ませなければならないフィンランド語というのはやはり一筋縄ではいかない言語だと思います。

 

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フィンランド語学習記 vol.818 − ystävä, kaveri, toveri

「友達」を意味する一般的なフィンランド語は ystävä(ユスタヴァ)。

ystävä[ユスタヴァ]

①友人:

Hän on paras ystäväni.
彼は私の最良の友人だ。

②愛好者:

Olen oopperan ystävä.
私はオペラの愛好者だ。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

ただこの他に kaveri, toveri という単語を耳にすることもあります。

kaveri[カヴェリ]

友人、仲間、やつ:

koulukaveri
学校の友人
kumma kaveri
変なやつ

「パスポート初級フィンランド語辞典」

toveri[トヴェリ]

仲間、友人、同志:

työtoveri
同僚

=kaveri

「パスポート初級フィンランド語辞典」

ystävä, kaveri, toveri の違いとは何なのでしょう?

改めて辞書の訳を比較してみると次のようになります。

  • ystävä = 友人、愛好者
  • kaveri = 友人、仲間、やつ
  • toveri = 仲間、友人、同志

kaveri の訳が「友人→仲間」の順番になっているのに対して、toveri の訳が逆の「仲間→友人」の順番になっていることに意味はあるのだろうか?などと考えてみましたが結論には至らず。

何となく toveri より kaveri の方が気さくな間柄を表す単語なのかなという気もしますが、実際はどのようなニュアンスの違いがあるのでしょう?

 

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ネガティブな味覚

世の中には甘いものが好きな人もいれば、辛いものが好きな人もいます。

あるいは酸っぱいものが好きな人もいれば、苦いものが好きな人だっています。

ただ辞書を眺めてみると、このような味覚を表す日本語には必ずネガティブな意味が含まれていることがわかります。

あまい[甘い](形)

⑤ゆるかったり、するどさがなかったりして、よくない。ゆるい。

「ねじがー・切れ味がー・ガードがー」

(↔固い)

「三省堂国語辞典 第七版」

からい[辛い](形)

③よしあしの決め方が、きびしい。きつい。

「点がー」

「三省堂国語辞典 第七版」

しょっぱい(形)

③〔俗〕不景気なようすだ。けちくさい。つまらない。

「ー店・ー話・〔プロレスの〕ー試合」

「三省堂国語辞典 第七版」

にがい[苦い](形)

②二度と味わいたくない つらい感じだ。

「ー思い・ー経験」

「三省堂国語辞典 第七版」

もちろん「甘い」のようにポジティブな意味を含む言葉もありますが、全体的にはネガティブな意味の方が目立ちます。

人間とこの世界の大切な接点である味覚を表す言葉にこのような負の感情が付着する理由は何なのでしょう? 掘り下げてみると面白そうなテーマです。

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