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英語

「宇宙」を意味する space と universe の違いとは?

photo credit: chiaralily via photopin cc

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スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)監督の1968年の映画は『A Space Odyssey』。

ビートルズ(The Beatles)の1969年の楽曲は『Across the Universe』。

space と universe はともに「宇宙」の意味。

この二つの意味の違いとは何でしょう?

まずは辞書の語義から。

space

the area outside the earth’s atmosphere where all the other planets and stars are

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

universe

the whole of space and everything in it, including the earth, the planets and the stars

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

すでにこの語義の中に正解が隠されています。

space は地球の大気圏より外の空間という意味なのに対して、universe は地球を含めた万物という意味。

space はヒトの視点であり、universe は神の視点であると言うこともできるかもしれません。

なお「宇宙」を意味する英単語には、もう一つ cosmos があります。

cosmos

the universe, especially when it is thought of as an ordered system

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

こちらは秩序ある体系としての宇宙という意味。chaos(混沌)の対義語として捉えると、イメージがつかみやすいかもしれません。

以上、今回は「宇宙」を意味する英単語を比較してみました。

宇宙旅行はまだまだ夢の世界。しかし言葉だけは人の想像力の及ぶ限り、宇宙の果ての果てまで旅をすることができます。

Have you ever ‘tartled’?

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例えば久しぶりの同窓会で、声をかけられたとします。

「やあ、◯◯!」
「おう、、、(えーと、えーと)、、、△△、久しぶり!」

一瞬、名前を思い出せなかった(冷汗)。。。でも、ぎりぎりセーフ。

こんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?

スコットランド英語には、何とこの状況を一語で表す単語があるのだとか。

tartle

A common Scottish term to insert at the awkward moment when you temporarily forget someone’s name. Useful to avoid that occasional embarrassment.

(誰かの名前を一時的に忘れてしまった気まずい瞬間の穴埋めに使うスコットランドの一般的な用語。時に起こるきまり悪さを避けるのに役立つ。)

Steve: Hi, Susan!

Susan: Hi . . . uhhhhhh . . . Steve! Sorry, I tartled there for a moment.

Urban Dictionary

相手の名前をなかなか思い出せなくて、ちょっと気まずい思いをしたときには、”I tartled” と言ってしまえばよいのですね。

忘れていたのではない、tartle しただけなんだと。

これは大変便利な表現。

ただ残念なのは、おそらくスコットランドでしか使えないことと、本当に名前を忘れてしまっているときには役に立たないということでしょうか。。。

[-lingual]な人々

abstract - information highway

いったいどの程度のレベルに達したら「私は○○語を話すことができます」と宣言することができるのでしょう?

これはなかなか難しい問題です。

私見では、日本人というのはそのハードルをかなり高めに設定しがちな国民だと思います。

英語を話すことができないと思っている日本人の多くも、挨拶や簡単な意思の疎通ならできるはず。

あまりハードルを上げ過ぎずに、今できることを認めてあげることも時には必要かもしれません。

それでは、あなたはいったいいくつの言語を話すことができますか?

そんな問いに答えるため、今回は接尾辞[-lingual]の付く英単語を集めてみました。

bilingual 2言語がうまく話せる;2言語使用[併用]の
monolingual 1か国語の[を使用する]
multilingual 多言語による[での]、多言語表記の<掲示・辞書など>;多言語を話す
trilingual 3言語を話す;3か国語の[で書かれた]
unilingual 1言語使用の

*『ウィズダム英和辞典 第3版』より

multilingual の厳密な定義は難しいものの、一説によると世界の人口の半数以上は multilingual なのだとか。

もちろんその中には trilingual の人もたくさんいることでしょう。

3言語で足りない場合には次の単語を。

quadrilingual

  1. Written in four languages.
  2. Able to speak four languages.

『Wiktionary』

個人だけではなく、シンガポールやスイスのように公用語が4つある quadrilingual countries も存在します。

  • シンガポール(英語、中国語、マレー語、タミル語)
  • スイス(ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語)

またこの広い世界には、5言語・6言語・7言語・・・を話す人もいることでしょう。

そして行き着く先は究極の multilingual、全知全能の神には次の単語を。

omnilingual

Having the ability to speak, or to understand, all languages

『Wiktionary』

もしこんな能力が手に入ったら。。。語学の楽しみがなくなってしまいます!

以上、今回は接尾辞[-lingual]の付く英単語を集めてみました。

あなたの目標は何リンガルでしょうか?

classic と classical の違いとは?

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英語で「クラシック音楽」は classical music。

このときの classical というのは「古典的な、伝統的な」という意味の形容詞。

一方で、英語の語彙には classic という形容詞も存在しています。

classic と classical にはいったいどのような違いがあるのでしょう?

まずは classic の語義を見てみましょう。

classic

  1. [名詞の前で]第一級の、最高水準の、見事な<芸術・文学など>;模範的な、定評のある<研究など>
  2. [通例名詞の前で]典型的な、標準的な<事例など>
  3. (古代ギリシャ・ローマの)古典の、古典に関する

『ウィズダム英和辞典 第3版』

classic には1の「第一級の」という意味と2の「典型的な」という意味が併存しています。

第一級だからこそ、広く人口に膾炙し、次第に典型的なものになっていったということなのでしょう。

例えば classic song というのは、名曲であるのはもちろんのこと、世の中に知られていなければなりません。

続いて classical の語義を見てみましょう。

classical

  1. (主に芸術・科学の分野で)古典派の、古典主義の(⇔ romantic);古典[伝統]的な
  2. (古代ギリシャ・ローマの)古典の;古典様式の

『ウィズダム英和辞典 第3版』

classical はどちらかというと、既存のジャンルと強く結びついた単語。

classic song が世の中に広く知られた曲を指すのに対して、classical music は「クラシック」というジャンルの音楽を指します。

つまり探してみれば、世の中にほとんど知られていない classical music というのもどこかにあるはず。

以上、今回は classic と classical の意味の違いについて考えてみました。

それぞれのおおまかなイメージは、

  • classic → ほめことば
  • classical → ジャンル

といったところでしょうか。

一組のトランプは、何通りの並べ方ができるのか? − from TED.Ed

Man holding stack of paperwork with hand on calculator with long

トランプは一組52枚。

「スペード」「ハート」「クラブ」「ダイヤ」のそれぞれにA(エース)からK(キング)までの13枚があります。

♠♠♠♠♠♠♠♠♠♠♠♠♠
♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

このトランプをしゃっしゃっとシャッフルして手元に置いたとき、その一組は未だかつて地球上に存在したことのない順番になっている可能性が高いのだとか。

今回紹介する TED.Ed の動画「How many ways can you arrange a deck of cards?」ではそんな不思議な話を紹介しています。

そもそも52枚のカードというのは、いったい何通りの並べ方ができるのでしょう?

その答えは動画の中で紹介されています。

4分弱の短い動画ですので、リスニングを兼ねてさくっと聞いてみてください。(メニューバーから字幕も表示できます。)

<おまけ>

動画の中に出てくる数学用語は以下のとおり。

factorial 階乗
integer 整数
permutation 順列
階乗とは?
nの階乗とは、1からnまでの連続する自然数の積。
例えば、3の階乗は1×2×3=6、4の階乗は1×2×3×4=24となる。

辞書の中の John

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英和辞書で人名の John を調べると、さまざまな John さんが掲載されていることに気が付きます。

その一部を紹介してみましょう。

John Bull

[通例軽べつして]ジョン・ブル(擬人化したイギリス、または一見無愛想だが実は親切で、ものに動じない典型的なイギリス人)

『アンカーコズミカ英和辞典』

John Bull さんは確かに頑固そうなイメージ。根はいい人のようなのですが。。。

John Doe

ジョン・ドウ(法律文書などで身元不明または架空の男性の名として用いる仮名;女性には Jane Doe を用いる)

『アンカーコズミカ英和辞典』

日本語で言うところの「名無しの権兵衛」でしょうか?

John Hancock

自筆のサイン(アメリカの独立宣言で John Hancock の署名が大きかったことから)

『アンカーコズミカ英和辞典』

John Hancock さんは自分の名前がこんな風に使われているのを知っているのでしょうか?

John Henry

ジョン・ヘンリー(超人的な力持ちで知られる伝説の黒人保線員)

『アンカーコズミカ英和辞典』

いったいどのくらい力持ちだったのか気になりますねー。

以上、今回は辞書の中の John を何人か拾ってみました。

歴史に名を残すのは難しいことですが、辞書に名を残すのはさらに難しいこと。

その偉業を成し遂げた John さんたちをみなで称えましょう。(架空の人も入ってますが。。。)

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