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「一か八か」の一と八はどちらがよい結果なのか

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代わり映えのしない日常においても、時に「一か八か」の挑戦をしなければならない局面は訪れます。

不確定な未来に自分を投げ入れることは、不安でもあり、楽しみでもある。そんな人の心は不思議なもの。

さてそんなときに一つ気になるのは、一と八のうち、良い方は一なのか八なのかということ。

八は末広がりで縁起のよい数字とされているので、八の方なのかな?とも思いますが、実際はどうなのでしょう?

そこで「一か八か」の語源を調べてみることにしました。

かるた賭博から生まれた言葉で、「一」は「丁」の上の部分、「八」は「半」の上の部分をとったものから。

また、「一」か「罰(壺皿に伏せたさいころに一の目が出るか、またはしくじるか)」かの意味からという説もある。

「一か六か」ともいう。

故事ことわざ辞典

これによると「一と八」の由来は賭博の「丁と半」。

つまり一か八かと言っても、どちらかが良くて、どちらかが悪いということではないと。

単に50/50(フィフティフィフティ)の出目に賭けるということだったんですね。

もっとも現実には一か八かの挑戦をするときに、成功確率が50%とは限りません。

成功確率がかなり低いときや、限りなくゼロのときでも、とにかくやってみるしかないという局面はあるでしょう。

そんな状況であっても、眼前の課題を一か八か(=50/50)と捉えることは、一種のポジティブシンキングなのかもしれません。

いずれにせよ、一歩踏み出してみないことには、その先にある未来は誰にもわかりません。

二重内陸国のはなし

photo credit: BurgTender via photopin cc

photo credit: BurgTender via photopin cc

世界には、海岸線を持たず、国境の全てが陸上にある、いわゆる内陸国がいくつか存在します。

例えばスイス。

スイスと国境を接している国はオーストリア、リヒテンシュタイン、イタリア、フランス、ドイツの5つ。

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By Hayden120 and NuclearVacuum [CC-BY-SA-3.0 or GFDL], via Wikimedia Commons

海水浴に行くのに国境を越えなければならないというのは、なかなか大変そう。
(そういう問題ではない?)

しかし世界には海水浴に行くのに国境を二回越えなければならない、いわゆる二重内陸国(Doubly Landlocked Country)も存在します。

今回は、世界にわずか二つだけという、そんな二重内陸国を見ていきましょう。

 

リヒテンシュタイン公国(Fürstentum Liechtenstein)

ヨーロッパの小国リヒテンシュタインはスイスとオーストリアに囲まれています。

スイスとオーストリアはいずれも内陸国のため、リヒテンシュタインはヨーロッパでただ一つの二重内陸国になっています。

By Bosonic dressing (Own work) [Public domain], via Wikimedia Commons

By Bosonic dressing (Own work) [Public domain], via Wikimedia Commons

このリヒテンシュタインは、小国ながら一人当たりのGDPでは世界トップとも言われる裕福な国。

タックス・ヘイブン(租税回避地)として、世界中のペーパーカンパニーを集めていることがその一因とも言われています。

 

ウズベキスタン共和国(Oʻzbekiston Respublikasi)

中央アジアの真ん中の国ウズベキスタンはカザフスタン、トルクメニスタン、アフガニスタン、タジキスタン、キルギスに囲まれています。

これらのカザフスタン、トルクメニスタン、アフガニスタン、タジキスタン、キルギスはいずれも内陸国。見事にぐるりと囲まれてしまいました。

地図を見るとウズベキスタンの北西にはアラル海(*名称は海ですが湖に分類される)があります。

しかし最近のニュースによると、このアラル海は灌漑や気候の変動によって、すっかり干上がってしまったのだとか。

そして周囲では急速な環境破壊や汚染が広まっているとのこと。

琵琶湖の100倍もあった湖が人災によって消失というのは、恐ろしくも悲しい出来事です。

 

もしかしたら内陸国に住むということは、島国日本に住む私たちには想像もできないような大変さがあるのかもしれません。

世界地図を眺めながら、そんな人たちの暮らしに思いを馳せてみました。

チェロキー語(ᏣᎳᎩ ᎧᏬᏂᎯᏍᏗ)のゆかいな文字

アメリカ合衆国のオクラホマ州を中心に居住するインディアンのチェロキー族。

彼らが話すチェロキー語には「チェロキー文字」と呼ばれる独特の音節文字が使われているのだそう。

*音節文字というのは、日本語のかなのように、それぞれの文字が音節を表わす文字のこと。これに対して、アルファベットのように、それぞれの文字が音素を表わす文字を音素文字と呼びます。

文字マニアとしてはほうっておく訳にもいきません。

さっそくその一端を覗いてみましょう。

 

ノリノリなA。

 

うつむき加減にブザーを押す人。

 

ひゅーっと走るかまきりのような。

 

ハンガーを下げて、洗濯物を干したい感じ。

 

数字の4ではなく、se と読むのだそう。

 

Cのように見えますが、うっかり近づいたら噛み付かれます。

 

こんなゆかいな文字を含むチェロキー文字の全容は次のとおり(全85文字)。

Ꭰ Ꭱ Ꭲ Ꭳ Ꭴ Ꭵ Ꭶ Ꭷ Ꭸ Ꭹ Ꭺ Ꭻ Ꭼ Ꭽ Ꭾ Ꭿ Ꮀ Ꮁ Ꮂ Ꮃ Ꮄ Ꮅ Ꮆ Ꮇ Ꮈ Ꮉ Ꮊ Ꮋ Ꮌ Ꮍ Ꮎ Ꮏ Ꮐ Ꮑ Ꮒ Ꮓ Ꮔ Ꮕ Ꮖ Ꮗ Ꮘ Ꮙ Ꮚ Ꮛ Ꮜ Ꮝ Ꮞ Ꮟ Ꮠ Ꮡ Ꮢ Ꮣ Ꮤ Ꮥ Ꮦ Ꮧ Ꮨ Ꮩ Ꮪ Ꮫ Ꮬ Ꮭ Ꮮ Ꮯ Ꮰ Ꮱ Ꮲ Ꮳ Ꮴ Ꮵ Ꮶ Ꮷ Ꮸ Ꮹ Ꮺ Ꮻ Ꮼ Ꮽ Ꮾ Ꮿ Ᏸ Ᏹ Ᏺ Ᏻ Ᏼ

じーっと見ていれば、いろいろなものが見えてくるかも?

トマト(tomato)の語源とは?

Red Tomatoes

10月10日は何の日?

と聞かれたら「体育の日」と答えたくなりますが、それは一昔前の話。

2,000年以降、体育の日は10月の第二月曜日ということになりました。

全国トマト工業会によると、10月10日は「トマトの日」なのだそう。ト(10)マト(10)という語呂合わせなのでしょう。

そんなトマトは世界各国の言葉で何と言うのか調べてみました。

英語 tomato
スペイン語 tomate
フランス語 tomate
イタリア語 pomodoro
フィンランド語 tomaatti
マレー語 tomato
スウェーデン語 tomat
中国語 番茄

 

イタリア語の pomodoro(ポモドーロ)以外は、tomato に近い単語ばかり。

もともとはいったい何語なのだろう?と思い、語源を調べてみました。

tomato (n.)

1753, earlier tomate (c.1600), from Spanish tomate (mid-16c.) from Nahuatl (Aztecan) tomatl “a tomato,” said to mean literally “the swelling fruit,” from tomana “to swell.”

『Online Etymology Dictionary』

もとはメキシコ先住民の言語ナワトル語で「膨らむ果物」を意味する tomatl に由来し、そこからスペイン語経由で、さまざまな言語に入ってきたという流れのよう。

ビタミンCが豊富で老化やがんの予防にもなるというトマト。

今日のトマトの日をきっかけに、久しぶりに食卓に並べてみるのはいかがでしょう?

girl 以外の女の子

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英語の辞書をパラパラめくっていると「へえー、こんな単語があるんだ」と思うことはしばしば。

先日はアイルランドとオーストラリア(ニュージーランド)に girl 以外の女の子がいることを発見しました。

colleen

(アイルランド)(古風)少女、娘

『アンカーコズミカ英和辞典』

sheila

(豪・ニュージーランド)(俗)女の子、娘

『アンカーコズミカ英和辞典』

情報は少ないものの、それぞれの単語の背景を少し調べてみました。

 

colleen

発音は「コリーン」。

(コッリーンかとも思ったのですが、コリーンの方が近いよう。)

これはアイルランド語で「女の子」を意味する cailín に由来する単語。

Colleen と大文字で書けば、女性の名前にもなります。さわやかーという感じの響きですね。
 

sheila

発音は「シーラ」。

こちらも、もともとはアイルランドの女性の名前(Sheila)。

そこからオーストラリアやニュージーランドで「女の子」を意味するようになった経緯はよくわかりません。

辞書の語義に(俗)とあるので、もしかしたらあまり品のある用法ではないのかも。

 

以上、たまたま辞書で見つけた girl 以外の女の子を二人紹介してみました。

もし他の女の子を知っている方がいたら、ぜひ情報提供をお願いします。

しんしんと更ける夜

photo credit: Miss C.J. via photopin cc

photo credit: Miss C.J. via photopin cc

しんしん【深深】

  1. (夜が更けたり雪が降ったりして)あたりが静まりかえる様子。「ーと夜が更ける」
  2. 寒さが身にしみ通るように感じられる様子。「夜になるとーと冷え込んでくる」

『新明解国語辞典 第七版』

世界の言語の数は3,000とも6,000とも言われていますが、その中に「しんしん」のような静寂のオノマトペを持った言語は果たしていくつくらいあるのでしょう?

音がないところに「しんしん」という言葉を当てるこのセンス。

そして日本人なら、そこからある種の情景や感傷のようなものを共有できてしまうイメージの喚起力。

言葉の力というものをありありと感じられる単語の一つだと思います。

ところで、もしあなたが日本語を勉強している外国人に「しんしんってどういう意味ですか?」と聞かれたら、何と説明しますか?

(ここでは相手の人は英語のネイティブスピーカーだということにしましょう。)

試しに辞書を引いてみると、こんな例文がのっていました。

夜がしんしんと更けていく

The night advances silently and[but]steadily.

『ウィズダム英和辞典 第3版』

夜はしんしんとふけていった

The night was getting far advanced.

『新英和中辞典 第5版』

ウィズダムの方は頑張って説明しようとするのに対して、新英和の方は相手の想像力に委ねてしまう感じ。

いずれにしても日本語のノンネイティヴに「しんしん」の意味を伝えるのは骨の折れる作業に違いありません。

日本語教師の人はいったいどのように説明しているのでしょうか? 何だか気になります。

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