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英語

英語の語順について、つらつらと考える

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英語は「語順」の言語と言われます。

それでは語順を間違えたときには、いったいどのような不都合があるのでしょう?

今回はいくつかのケースに分けて見てみたいと思います。

 

ケース1

a. I played tennis yesterday.
b. Tennis played I yesterday.
「テニスが私をプレイする」ことはあり得ないので、b のように言われても a の意味なのだろうと推測することはできるはず。それでもやはり b は間違いということになります。

 

ケース2

c. Popeye loves Olive.
d. Olive loves Popeye.
どちらも文法的には問題なし。ただ伝える内容は異なります。もちろん相思相愛の可能性もありますが「c ならば d」「d ならば c」とは限らないのが現実世界の難しいところ。

 

ケース3

e. I played baseball yesterday.
f. Yesterday I played baseball.
これはほとんど同じ意味? ただし聞き手にとって未知の情報(新情報)が文末に来るという文末焦点の法則を考えれば、それぞれ次のような質問に対する答えであると解釈することもできるでしょう。

When did you play baseball?
− I played baseball yesterday.

What did you do yesterday?
− Yesterday I played baseball.

 

ケース4

g. Happily he did not die.
h. He did not die happily.
これは副詞の位置一つで意味が真逆になってしまうという珍しいケース。

g は「幸運にも彼は死ななかった」という意味になるので彼は生きていますが、h は「彼は幸せな死に方をしなかった」という意味になるので、彼はこの世にはもう、、、

 

結論

英語の語順にはくれぐれも注意しましょう。


新しい Google 翻訳に触れる(2)

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数日前のエントリーで、ニューラルネットによる機械翻訳(Neural Machine Translation)を取り入れた新しい Google 翻訳の話題に触れました。

新しい Google 翻訳に触れる

今回は二つの異なるタイプの英文を日本語に訳してみたいと思います。まずはアメリカの作家クリス・ギレボーのエッセイから。

My motivation is to help people challenge authority and live unconventional, remarkable lives. The mission is to support a full-scale revolution with a simple underlying message: You don’t have to live your life the way other people expect you to.

Chris Guillebeau 『The Art of Non-Conformity』

Google 翻訳の和訳結果がこちら。

私のモチベーションは、人々が権威に挑戦し、慣習的で驚異的な生活を送るのを助けることです。 使命は、単純な根底にあるメッセージで本格的な革命を支援することです。他の人々の期待どおりの生活を送る必要はありません。

翻訳の精度はやはりなかなかのもの。特に最後の一文は、主語を省略することで自然な日本語を生み出しています。

唯一の問題点は、unconventional(=慣習に従わない)がどういうわけか真逆の意味に訳されているところでしょうか。「慣習的で驚異的な生活」というのも、何だか魅力的な響きではありますが。。。

また細かい点としては、最後の一文が直前の a simple underlying message の内容に当たるということを何らかの言葉を補って示すことができていれば、より完璧だったのではないかと思います。

それではこのようなエッセイよりもハードルが高いと思われる詩的な文章の場合はどうでしょう? 続いてはボブ・ディランの「My Back Pages」の歌詞から。

Crimson flames tied through my ears
Rollin’ high and mighty traps
Pounced with fire on flaming roads
Using ideas as my maps
“We’ll meet on edges, soon,” said I
Proud ‘neath heated brow
Ah, but I was so much older then
I’m younger than that now

Bob Dylan 「My Back Pages」

Google 翻訳の和訳結果がこちら。

私の耳にかかった炎の炎
Rollin ‘highとmighty traps
燃える道路に火を吹き込んだ
マイマップとしてのアイデアの使用
「私たちはすぐに縁で会います」と私は言った
誇らしげにした ‘
ああ、でも私はとても年上でした
私は今よりも若い

さすがにこのレベルの文はまだまだという感じ。

そもそも詩的な文の場合は、多様な解釈ができることもあるため、その処理をどうするかという問題があります。(e.g., We’ll meet on edges.)

ただこの曲の要であり、英文としては比較的シンプルな最後の二行がきちんと訳せていないのは、まだまだ経験不足(?)なのかと。

上記の「私は今よりも若い」という訳文では ‘I’m younger than that now.’ の that が配慮されていないので、正しくは「私は今、あのときよりも若い」としなければなりません。

 

以上、今回は新しい Google 翻訳を使って二つの異なるタイプの英語の文を日本語に訳してみました。

言語や語学が好きな人にとっては、ある意味、最高のおもちゃでもある Google 翻訳。また何か新しい発見があったら書いてみたいと思います。


新しい Google 翻訳に触れる

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昨日読んでいたあるエッセイに次のような早口言葉が出ていました。

向うのくぐり戸は栗の木のくぐり戸でくぐりにくい栗の木のくぐり戸だがうちの栗の木のくぐり戸はくぐりいい栗の木のくぐり戸だ。
実際に読んでみるとそれほど読みにくくはないのですが、読点がなく繰り返しが多いので、視覚的に意味をつかみにくい文だと思います。

この早口言葉を見たときに、ふと思い出したのが最近飛躍的に精度が向上したという Google 翻訳のこと。

専門的なことはわからないのですが、数日前の Google の公式アナウンスによると、ニューラルネットによる機械翻訳(Neural Machine Translation)というものを取り入れることによって、より自然で正確な翻訳に近づいたのだとか。

そんなこともあり、さきほどの早口言葉を Google 翻訳に放り込んでみると、、、

The going door is a chestnut tree creek door that is hard to pass through, but the chestnut tree’s crawl door is a chestnut – grouting door.

もちろんおかしなところはあるものの、かなりよい具合に訳せていると思いませんか?

くぐりにくい(that is hard to pass through)の部分の関係詞節の取り入れ方や、逆説の「だが」をきちんと理解して重文の構造(A, but B)に落とし込んでいるところなど、きめ細かい処理にすっかり感心してしまいました。

せっかくなので、もっといろいろなタイプの文を試してみたいと思います。

 
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Makemake

photo credit: Erik Schepers Farmland via photopin (license)

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Makemake という綴りからどのような発音を思い浮かべるでしょうか?

第一感は「メイクメイク」かもしれませんが、正解はこちら。

マケマケというのは、イースター島の神話において人間を創造した神の名前。そしてその神にちなんで名付けられた冥王星の外側にある準惑星(dwarf planet)の名前でもあります。

Makemake

  1. (mythology) The creator deity in the mythology of Easter Island.
  2. A dwarf planet and large Kuiper Belt Object, discovered in 2005.

「Wiktionary」

以前から冥王星は惑星か?という議論がありましたが、現在の定義では惑星は水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星の八つ。冥王星は準惑星という分類になっているようです。

冥王星の外側にはエリス・マケマケ・ハウメアという3つの準惑星が見つかっています。

水星 Mercury
金星 Venus
地球 Earth
火星 Mars
木星 Jupiter
土星 Saturn
天王星 Uranus
海王星 Neptune
冥王星 Pluto
エリス Eris
マケマケ Makemake
ハウメア Haumea

 

こうして並べて見ると、エリス・マケマケ・ハウメアにカタカナ名しかないのは何だか残念。誰かが和名を付けてくれたらよいのにと思います。


destiny と fate の違いとは?

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photo credit: subarcticmike Alex Akpik’s Owl via photopin (license)

どちらも「運命」を意味する英単語 destiny と fate の違いとは何でしょう?

まずは OALD の定義から。

destiny

[countable] what happens to somebody or what will happen to them in the future, especially things that they cannot change or avoid

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

fate

[countable] the things, especially bad things, that will happen or have happened to somebody/something

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

よく似た語義ではありますが、fate の方には especially bad things(特に悪いこと)という文言が付加されています。

言われてみれば、たしかに destiny より fate の方が「悪い」イメージがあるような気も。

ランダムハウスには次のような説明が出ていました。

fate 事の成り行きが、不条理で、人為的にはどうにもならないことを強調

destiny 事の成り行きの変更不能を強調、しばしばよい運命について用いる

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

なるほど。destiny はよい運命についても用いるんですね。ただ「destiny=よい」「fate=悪い」という図式で終わらせてしまうのはあまりにも単純なように思います。

この使い分けについて、手元の本に面白い定義が書いてあったので、少々長いですが引用してみます。

一般に destiny と fate は言い換え可能と見なされており、文学では多くの場合、同じように用いられていますが、実はニュアンスがわずかに異なります。destiny は「ある人の決断の結果として起こる、あらかじめ定められた出来事」、fate は「ある人が決断してもしなくても生じる、あらかじめ定められた出来事」。つまり、私たちは destiny に対しては責任がありますが、fate に対してはそれをどうすることもできないのです。

『世界文学の名言』(IBCパブリッシング)より

「destiny=責任があるもの」「fate=どうすることもできないもの」という説明はユニークですね。

この説明が100%正しいかどうかはわかりませんが、運命という言葉を使うときに、私たちに責任があるのか、どうすることもできなかったのかをきちんと区別しておくのは大切なことだと思います。

destiny と fate という二つの単語があるのはそのためなのではないか?と想像してしまったり。。。言語の奥深さを感じます。

 
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ブラックホールとスパゲッティ

photo credit: kristian heidenhof Just Pasta via photopin (license)

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black hole

Astronomy

A region of space having a gravitational field so intense that no matter or radiation can escape.

Oxford Dictionaries

ちょっと想像してみてほしいのですが、、、

私たちの住んでいるこの地球がぐんぐんブラックホールに近づいていったなら、吸い込まれる前の地球はいったいどんな形になってしまうと思いますか?

??

その答えの一つがこちら。

spaghettification

Physics

The process by which (in some theories) an object would be stretched and ripped apart by gravitational forces on falling into a black hole.

Oxford Dictionaries

地球に限らず、ブラックホールに吸い込まれる物体は重力によって細長く引き延ばされてしまうのだそう。

それにしても spaghettification(スパゲッティ化)というのはなかなかユニークな命名です。

私たちの身の回りにはスパゲッティ以外にも細長いものはたくさんありますが、これを命名した人の頭の中には最初にあのスパゲッティの絵が浮かんだのかもしれません。

そう考えると「命名」というのは何よりもセンスの問われる、一期一会の仕事なのだと思います。


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