cialis viagra online accutane

英語

nevermas

18011001

OED(Oxford English Dictionary)のツイッターアカウントでは一日一回 Word of the Day としてユニークな単語を紹介しています。

昨日流れて来たのはこんな単語。

nevermas は「決して訪れない時間や日」を意味する英単語。

これはすごい単語だと思ったので、すぐにメモ。

nevermas の具体的な例を思いつくままに挙げてみると、

  • 1月32日
  • マイナス20歳の誕生日
  • フィンランド語が世界の公用語になる時代
  • 一切の争いがない時代、人と人が完全にわかりあえる時代
  • etc.

さまざまに想像力の膨らむ単語です。

なお nevermas の[-mas]というのは「祭、祝祭日」を意味する接尾辞。

Christmas の[-mas]もそうですし、次のような単語にも使われています。

Candlemas

n. (ローマカトリックで)聖燭せいしょく祭、聖母お潔きよめの祝日、(英国国教会で)被献日、処女マリア被潔日:2月2日;御子みこキリストを神殿にささげ、聖母マリアが潔めの式にあずかったのを記念するキリスト教会の祝日;Candlemas Day.

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

Hallowmas

n. ⦅古⦆ 万聖節、諸聖人の祝日(All Saint’s Day)(11月1日). (また Hallowmass)

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

Lammas

n. 1 収穫祭、ラマス:昔、英国で8月1日に行われた祭り;新麦で作ったパンをささげて祝った.

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

Martinmas

n. (聖)マルティヌス祭:St.Martin を記念して11月11日に行う.

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

Michaelmas

n. ⦅主に英⦆ 聖ミカエル祭:天使長 Michael を祝う9月29日の祭り;英国では四季支払日(quarter day)の一つ. (また Míchaelmas Dày)

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

このような祝祭のイメージに否定の never を重ねた nevermas。

深刻な話題ではなく、At nevermas I’ll go on a date to Disneyland. のようにちょっとした愚痴に使ってみるのも面白そうな単語です。

みなさんにとっての nevermas はいったいどんな一日でしょうか?

 
小学館 ランダムハウス英和大辞典 小学館 ランダムハウス英和大辞典
価格: ¥6,000(記事公開時)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
App Storeで詳細を見る


skosh

18010701

問題:英単語 skosh の意味は何でしょう?

ヒント:skosh は日本語に由来する英単語です。

答え:

skosh

NOUN

US
informal

A small amount; a little.

‘the car could do with a skosh more room in the back’

Origin

1950s: from Japanese sukoshi.

Oxford Dictionaries

skosh は「少し」を意味する英単語。

sushi などと異なり、おしまいの[i]が消えて英語風の綴りになっているので、ぱっと見ただけではなかなか日本語の少しから来ているとは気づきません。

それにしても sushi や karaoke のように、英語(英語圏)にないものを指すために日本語が使われるならわかりますが、なぜわざわざ「少し」を日本語から持ってくる必要があったのでしょう?

この語源に関してランダムハウスには次のような説明が出ていました。

skosh[skóuʃ]

n.⦅a skosh⦆⦅米俗⦆少し

語源

1959.<日本語「少し」. 朝鮮戦争から

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

どうも朝鮮戦争の際に使われたスラングであるということはたしかなようです。

ただこれ以上のことはわからず。

いったいどのような文脈で使われたのかわかりませんが、英語のネイティブスピーカーたちが skosh… skosh… と言っているのを想像すると面白いなと思います。

もしそれを耳にした日本人がいたなら、日本語の「少し」のことだと気づいたのでしょうか?

 
小学館 ランダムハウス英和大辞典 小学館 ランダムハウス英和大辞典
価格: ¥6,000(記事公開時)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
App Storeで詳細を見る


西瓜糖とクローバー

18010501

正月休みにリチャード・ブローティガンの『西瓜糖の日々』を再読しました。

この小説を読み始めたときに、まず頭に浮かぶ疑問は「西瓜糖(watermelon sugar)って何?」ということ。

いま、こうしてわたしの生活が西瓜糖の世界で過ぎてゆくように、かつても人々は西瓜糖の世界でいろいろなことをしたのだった。

『西瓜糖の日々』P.9

ここから始まる物語は、<アイデス>と<忘れられた世界>と呼ばれる場所で起こる断片的なエピソードを淡々と紡いでいきます。

最後まで読んでも西瓜糖の正体を知らされることはなく、その答えは読者一人一人の想像力に委ねられています。

今回再読していて、ひとつおもしろいと思ったのは翻訳者の藤本和子さんによる訳者あとがきの一節。

原題は In Watermelon Sugar だが、これはきっと We lived in clover というような場合のイディオムが発想のはじめのところにあったように思う。We lived in clover というのは、牛がじゅうぶんにクローバーの葉を食べて暮すように、「われわれはなに不足なく暮した」という意味で、この in clover が in watermelon sugar になったのだろうと思う。

『西瓜糖の日々』P.197〜198 訳者あとがきより

この live in clover というイディオムを辞書で調べてみると、次のように出ていました。

be/live in clover

(informal) to have enough money to be able to live a very comfortable life

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

西瓜糖というのは、牛にとってのクローバーのようなもの。

しかしこの小説で描かれる西瓜糖の世界は、ユートピアのようでユートピアではない、何かが欠落した世界です。

そんな西瓜糖の世界で生きる人間は幸福なのか?

私たちを私たちの世界につなぎとめているものは何なのか?

答えのない問いが次々に浮かんでくる不思議な小説です。

 

西瓜糖の日々 (河出文庫)
リチャード ブローティガン
河出書房新社
売り上げランキング: 18,494

lip service(リップサービス)

18010401

いかにも英語っぽいのに実は和製英語であるという言葉もあれば、いかにも和製英語っぽいのに実は正真正銘の英語であるという言葉もあります。

後者の例として、すぐに思い浮かぶのは次の表現でしょうか。

lip service

noun

if somebody pays lip service to something, they say that they approve of it or support it, without proving their support by what they actually do

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

lip service は「口先だけの好意」の意味。

いわゆる口先だけの言葉を意味する英単語には flattery(お世辞)もありますが、この lip service には「言うだけ言って行動しない」という含意があります。

そういう意味では flattery 以上に不誠実とも言えるでしょう。

このリップサービスという言葉はカタカナ語として国語辞書にも出ています。

リップサービス(名・自サ)〔lip service〕

口先だけのことば。おせじ。

「三省堂国語辞典 第七版」

これを見て思うのは、このリップサービスという言葉を最初に日本語に訳した人は苦労したのではないかということ。

「唇の○○」と訳しても、そのまま「リップサービス」と表記しても、何だか怪しげな意味にとられてしまうのではないかということは容易に想像できます。

カタカナ語として定着する前はいったいどんな風に解釈されていたのか? 気になってしまう表現です。


49th parallel

18010201

先日「Macmillan Dictionary Blog」に Canadian English の収録語彙を増やしたという記事が出ていました。

その冒頭の一節がこちら。

As part of our most recent update we focused on increasing Macmillan Dictionary’s coverage of Canadian English. Having added around 50 words and phrases that are peculiar to the English spoken north of the 49th parallel, we thought it would be fun to ask some of our blog contributors and readers for their favo(u)rite Canadian terms…

Your favourite Canadian English words | Macmillan Dictionary Blog

この中の 49th parallel の意味がわからず、しばらく何だろう?と考えてしまいました。

調べてみると、Wiktionary に次のように出ていました。

forty-ninth parallel (uncountable)

  1. (Canada, US) A nickname for the approximately 1200-mile (1900-kilometer) portion of the border between Canada and the USA, extending along the forty-ninth parallel of latitude from Lake of the Woods to the Pacific Ocean.
  2. (Canada, US, nonstandard) A nickname for the entire border between Canada and the USA.

「Wiktionary」

49th parallel は「北緯49度線」の意味。

そしてその北緯49度線に沿って引かれた「カナダ=アメリカ合衆国国境のニックネーム」でもあるとのこと。

そう言われて世界地図を眺めてみると、たしかにカナダとアメリカの国境は横にまっすぐ引かれています。

まっすぐな国境線というと、真っ先に思い浮かぶのはアフリカの国々。しかし直線の長さではこのカナダ=アメリカ合衆国の国境にかないません。

ただ両国の関係が安定していることもあり、警備は比較的ゆるやかであるとのこと。某大統領もこちら側に border wall を建設する予定はないようです。

日本のような島国に暮らしていると国境というものを意識することはあまりありませんが、こんな風にすぱっと線が引かれているのを見ると、国境というのは人為的なものなのだということを改めて認識させられます。

グローバル化、IT化によって、ボーダーレスな社会が実現しつつあるとはいえ、現実の国境がすぐになくなることはないでしょう。それとも21世紀のうちに、国境という概念が激変するようなパラダイムシフトが起こるのでしょうか?


上下の犬

17122901

underdog

a person, team, country, etc. that is thought to be in a weaker position than others and therefore not likely to be successful, win a competition, etc.

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

underdog は「勝ち目のない人」を意味する英単語。

もともとは dog fighting(闘犬)で負かされた犬を指す表現ですが、そこから派生して人や(スポーツの)チームなど幅広い意味に使われるようになりました。

なおこの underdog には次のような対義語もあります。

overdog

(disapproving)

a person, organization or country that is successful or in a stronger position than others, especially when they seem to have an unfair advantage

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

top dog

(informal)

a person, group or country that is better than all the others, especially in a situation that involves competition

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

英和辞書では overdog にも top dog にも「勝者」という訳語を当てているケースが多いですが、OALD では両者の微妙な違いにも触れています。

overdog には不公平な優位性、top dog には勝者の中の勝者というニュアンスがあるとのこと。

これらの語義を見て感じるのは、闘いの世界の過酷さ、そしてその用語をそのまま当てはめることのできる私たちの社会の過酷さです。

世界を dog fighting のアナロジーで見ることで、私たちが得られるものはいったい何でしょうか?


cialis viagra online accutane