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英語

influenza, influence

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influenza(インフルエンザ)という単語はよく見ると influence(影響)という単語によく似ています。

最初の7文字目までは同じで、違うのは最後の2文字だけ。

これは単なる偶然なのでしょうか?

Oxford Dictionaries のウェブサイトで influenza と influence を調べてみると、それぞれ次のような語源の説明が載っていました。(一部のみ抜粋)

influenza

Origin

Mid 18th century: from Italian, literally ‘influence’, from medieval Latin influentia (see influence)…

Oxford Dictionaries

influence

Origin

Late Middle English: from Old French, or from medieval Latin influentia ‘inflow’, from Latin influere, from in- ‘into’ + fluere ‘to flow’…

Oxford Dictionaries

これによると influenza も influence ももとはラテン語の influentia という単語に由来。しかし influenza の方はイタリア語経由で英語に入ってきたということがわかります。

実はこの話、つい先日ある人に教えてもらったのですが、influenza と influence の関係なんて一度も疑ったことがなかったので、こんなつながりがあったことにびっくり。

ただ言われてみればたしかにインフルエンザも影響も「広まってゆく」イメージは同じ。よって同じルーツの言葉であると言われれば納得感があります。

こういう秘められた(?)関係を知るというのは、言葉好きの人間にとってちょっと嬉しいこと。知人と知人が実は親戚同士だったみたいな感覚でしょうか。


中国の全てのお茶

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このところ出勤前の朝にはコーヒー、休日の朝には紅茶を飲むのが、何となく自分なりのルールになっています。

じっくりと淹れた紅茶をゆっくりと時間をかけて飲むのは最高の贅沢の一つ。

ところで、みなさんは紅茶の産地といえば、どこの国が思い浮かびますか?

調べてみると紅茶の生産量で世界第一位の国はインド、ただ紅茶に限らず茶葉の生産量で世界第一位の国となると中国のようです。

そんな中国のお茶に関する面白い表現が英語辞書に出ていました。

not for all the tea in China

(old-fashioned) not even for a great reward

I wouldnʼt do your job. Not for all the tea in China!

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

not for all the tea in China は「どんな報酬をもらっても」の意味。

例文を字義どおりに訳せば「中国の全てのお茶をもらっても、あなたの仕事はしたくない」となります。(どんな仕事なんでしょう?)

この表現は、ある意味、中国のお茶というものに対する最高の賛辞。

ただここはインドやスリランカの紅茶が好きな人なら、

not for all the tea in India
not for all the tea in Sri Lanka

日本茶が好きな人なら、

not for all the tea in Japan

と言いたいところかもしれません。

みなさんならどこの国のお茶を選びますか?


冠詞 a の新用法 − from The New Yorker

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『The New Yorker』のウェブサイトに Merriam-Webster の辞書編纂者の回想録が掲載されています。

A Lexicographer’s Memoir of Merriam-Webster in the Internet Age | The New Yorker

記事の冒頭、辞書づくりで一番大変なのは do, run, about, take などの small word(=簡単な言葉)の語義を記述することだというエピソードが出てきます。

Merriam-Webster の担当者は take の項目を改訂するのに一か月かかり、Oxford English Dictionary の担当者は run の項目を改訂するのに何と九か月かかったとのこと。

たしかに辞書をつくる上では、簡単な言葉ほど記述が難しく、難しい言葉ほど記述が簡単なのだろうということは想像できます。

しかしその割に私たちは take や run の項目をじっくりと読むことはありません。ただひとたびそれらのページをめくってみれば、そこに割かれた労力の大きさを感じることはできるはずです。

そんな small word の究極はおそらく冠詞の a や the ではないでしょうか。

もし辞書の編纂に携わることになったとして「a の担当をお願いします」なんて言われたら、途方に暮れてしまいそうです。

ただ今回の『New Yorker』の記事で一番印象に残ったのは、ある編纂者が用例収集の過程で「a の新しい使い方」を見つけたことを自身のキャリアのハイライトとして挙げている部分でした。

ちょっと長くなりますが、そのまま引用してみたいと思います。

For Emily Brewster, one of Stamper’s colleagues, a career highlight was discovering a previously unrecorded sense for the indefinite article “a”: “used as a function word before a proper noun to distinguish the condition of the referent from a usual, former, or hypothetical condition.” Stamper gives as an example, “With the Angels dispatched in short order, a rested Schilling, a career pitcher 6-1 in the postseason, could start three times if seven games were necessary against the Yankees”: “a rested Schilling” tells us that, in contrast to his current rested state, he is not usually rested, or he had not been rested previously, but now he is.

引用文中の a rested Schilling という表現に注目してみてください。

Schilling というのは、アメリカのメジャーリーグで通算216勝を挙げた大投手カート・シリングのこと。

そのキャリアを通して hardworker の印象があったシリングですが、このポストシーズンでは休養十分。その普段とは違う状況を a rested Schilling と表現しています。

この a の使い方が既存の辞書には載っていないと気付いたときの編纂者の気持ちはどのようなものだったでしょう?

辞書をつくる人のロマンというのはこんなところにあるんだろうなあと感じさせられた素敵なニューヨーカーの記事でした。


overmorrow

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英語で「あさって」は the day after tomorrow。

。。。ということを初めて習ったときに、何だかまわりくどい表現だなと思った人はいませんか?

日本語なら「あさって」と一語で表すことができるのに、英語では4つも単語を並べなければなりません。(the は省略されることもあるので、その場合は3つ。)

ただ英語の歴史を振り返ってみれば、かつては一語の「あさって」も存在していたことがわかります。

overmorrow

(obsolete) On the day after tomorrow.

「Wiktionary」

overmorrow は「あさって」を意味する古い英単語。

tomorrow と overmorrow の構造を比べてみると、

  • to morrow(morrow に向かって)
  • over morrow(morrow を超えて)

となっています。さらに調べてみると、この morrow は「朝」を意味する古英語 morgen に由来するとのこと。

つまり朝に向かっていくのが明日、朝を超えていくのがあさってということなんですね。

ちなみにフィンランド語で「あさって」は ylihuomenna と言いますが、これはさきほどの overmorrow とほぼ同じ構造の単語。

「明日」を意味する huomenna に「〜を超えて」を意味する接頭辞 yli が付いた形になっています。

現役の単語である日本語の「あさって」やフィンランド語の ylihuomenna に対して、英語の overmorrow はなぜ使われなくなってしまったのでしょう?

日本語ネイティブの感覚としては、あさってくらいは語彙として備えておいた方が便利なのではないかと思ってしまいます。そのあたりの感覚は果たして?


procrastination nanny

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英語の新語マニアのみなさんにおすすめなのが、Cambridge Dictionary のブログ About words の中で毎週更新されている New words というタイトルのエントリー。

About Words – Cambridge Dictionaries Online blog – Commenting on developments in the English language

ここでは Cambridge Dictionary への掲載が決まった単語ではなく、Web上などから拾った、一般にはまだ定着していない表現を主に紹介しています。

またそれぞれの項目に対して私たち読者も以下の三択から投票できる仕組みになっています。

  • Yes! I’ve heard/read this term a lot.
  • Definitely not!
  • Let’s wait and see. Maybe people will start using it.

先日のエントリーでは、こんな表現が取り上げられていました。

procrastination nanny

a person whose job is to encourage you to do tasks that you have been putting off

procrastination は「ぐずぐずすること」、nanny は「乳母」の意味。

procrastination nanny というのは「先延ばしにしているタスクに取りかかるよう励ます仕事の人」という意味。

今日できることを今日やらない、いわゆる先延ばしというのは人類に共通の宿痾なのかもしれません。

リマインダーやタスク管理のアプリケーションは、ある意味 procrastination nanny の一種と言えるでしょうし、今後人工知能が発達すればロボット型の procrastination nanny が登場する可能性もあるでしょう。

究極の procrastination nanny というのは、もしかしたらドラえもんみたいな存在なのかもしれないなと思ったりもします。


How do you spell ライチ?

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この前の蒸し暑い日に、駅のホームの自動販売機で「ソルティライチ」のペットボトルを買ったときのこと。

何気なくボトルのラベルを見ると SALTY LITCHI と書いてあります。

「へえー、ライチって litchi って綴るんだ。」

「でも、予備知識なしにこの綴りを見たらリッチって読んでしまいそう。」

「そもそも、litchi って英語らしくない綴りだな。」

などと考えて、Wikipedia を見てみると「ライチ(ライチー)」というのは広東語、または台湾語・閩南語の発音に基づくと書いてあります。

*標準中国語では「リーチー」という音になるとのこと。

そのように言われてみると、たしかに中国語っぽいような気もしてきます。

また英語では「ライチ(ライチー)」と「リーチー」の発音が併用されているとも書いてありました。

そこで英語辞書を引いてみると、このように見出し語が出ています。

lychee (also lichee, litchi)

NOUN

A small rounded fruit with sweet white scented flesh, a large central stone, and a thin rough skin.

Oxford Dictionaries

つまり英語のライチには、ソルティライチのボトルに書いてあった litchi 以外にも複数の綴りがあることになります。

おそらくは外国語の音を表すのに適した綴りが模索された結果なのでしょうか。

個人的には「ライチー」なら lychee、「リーチー」なら lichee に一票を投じたいように思います。

でも「ライチー」なら liechee の方がいいかなとか、「リーチー」なら leechee の方がいいかなとか色々考えてしまったり、、、英語の綴り字と発音の関係は本当に複雑ですね。


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