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英語

face the music

音楽の楽しみ方は人それぞれ。

listen to music は「聞く」。

play music は「演奏する」。

make music は「作る」。

しかし face the music となるとちょっと意味が異なるようです。

face the music

PHRASE

Be confronted with the unpleasant consequences of one’s actions.

‘we would later have to face the music over our bold moves’

Oxford Dictionaries

face the music は「報いを受ける」という意味のイディオム。

それにしてもなぜ「音楽に向き合う」ことがそのような意味につながるのでしょう?

Wiktionary には次のような語源説が書かれていました。

Origin unclear. It may be from either the theater or the military. Either facing literal music: as the performers on the stage are facing the music from the orchestra pit when confronting a possibly hostile audience; or a soldier is facing the military band at a dressing-down ceremony; or the music is by grim humor a euphemism for the noise of battle.

「Wiktionary」

これによると、Origin unclear(由来ははっきりしない)という前書きの後に、

  • 舞台役者が、厳しい観客の目に晒される際、(舞台と客席の間にある)オーケストラピットから流れる音楽に向き合わなければならないから。
  • 兵士が、降格のセレモニーの際、軍楽隊の音楽に向き合わなければならないから。
  • 音楽は戦場の騒音の婉曲表現である。

という三つの説が提示されています。

いずれにせよ、一般には心地よいものを連想する music という単語が、現実の厳しさの比喩として使われているのは面白いことだなと思います。

play something by ear

play something by ear

PHRASE

Perform music without having to read from a score.

‘she could play both by ear and by reading’

Oxford Dictionaries

play something by ear は「楽譜なしで演奏する」の意味。

耳で演奏するというのはユニークな表現ですね。

最初このイディオムを見たときには「きちんと暗譜して、楽譜を見ずに完璧な音を出す」という意味なのかと思っていました。

ただこのイディオムにはそれだけではない意味もあるようです。

(play it by earinformal Proceed instinctively according to results and circumstances rather than according to rules or a plan.

‘we’ll just have to play it by ear until we can get something definite sorted out’

Oxford Dictionaries

play something by ear は「臨機応変にやる」という意味にもなります。

これはつまり決められたルールや計画から離れて何かをやるということ。

こちらの用法は演奏以外の文脈でも使えますが、演奏に例えれば、楽譜に頼らず思いつくままに演奏する即興演奏のイメージでしょうか。

真面目な日本人気質のせいか、play something by ear という表現から「暗譜」のイメージは浮かんでも「即興」のイメージは全く浮かびませんでした。

そんなギャップが面白いと思ったのでここにメモしておきます。

slainte

英語で「乾杯」は cheers。

フィンランド語で「乾杯」は kippis。

世界にはさまざまな乾杯の表現があります。

本日の Oxford Dictionaries の WORD OF THE DAY(今日の単語)にはこんな単語が取り上げられていました。

slainte

EXCLAMATION

Used to express friendly feelings towards one’s companions before drinking.

‘‘Slainte,’ he said, raising his glass’

Oxford Dictionaries

slainte はもともとアイルランド語、スコットランド・ゲール語で「健康」の意味。

そしてそれらの地域で乾杯のときに使われる言葉です。

やや難しいのはその発音で、Oxford Dictionaries のサイトではスラーンチェのような発音になっていますし、さらに調べてみるとスラーンティ・スレインティ・スラーンジのような発音も見つかります。言語や地域によって発音が異なるということでしょうか。

また Wiktionary によると、アイルランド語の表記は sláinte、スコットランド・ゲール語の表記は slàinte となっています。

「何が違うの?」という人のために拡大してみましょう。

 
ア sláinte

ス slàinte

はい、よく見ると点の向きが違います。

これによって発音がどのように変わるのかはわかりませんが。。。いずれにしても素敵な響きを持った単語ですね。

How many verb tenses are there in English? − from TED-Ed

英語には全部でいくつの時制(tense)があるのでしょう?

ぱっと思いつくのはおそらく次の3つでしょうか。

  • past(過去形)
  • present(現在形)
  • future(未来形)

しかしここに相(aspect)という概念をかけ合わせると、3×4=12種類になります。

  • past(過去形)
  • present(現在形)
  • future(未来形)
  • past perfect(過去完了形)
  • present perfect(現在完了形)
  • future perfect(未来完了形)
  • past progressive(過去進行形)
  • present progressive(現在進行形)
  • future progressive(未来進行形)
  • past perfect progressive(過去完了進行形)
  • present perfect progressive(現在完了進行形)
  • future perfect progressive(未来完了進行形)

今回紹介する TED-Ed の動画「How many verb tenses are there in English?」ではこの12種類の時制を例文を用いてわかりやすく解説しています。

英語の時制の全体像をつかむのにはうってつけの動画。興味のある人はぜひ見てみてください。

 

日本語の時制は?

動画の最後には英語以外の言語の話題も出てきます。

それによると日本語には過去(past)と非過去(non-past)の区別しかないとのこと。

一瞬、納得しそうになってしまったものの、考えてみると日本語にも完了形や進行形はあるのでは?とも思います。

このあたり専門的にはどのような説明がなされるのでしょう?

またヤグワ語という言語では、同じ過去でも数時間前か数週間前か数年前かによって時制が変わってくるとのこと。

時制の違いによって、話者が出来事をどのくらい昔のことと捉えているかわかってしまうというのは面白い仕組みですね。

例えば、話し相手が「女の子に(数時間前に)振られた」と言った場合と「女の子に(数週間前に)振られた」と言った場合では、その後の声のかけ方もかなり変わってくるのではないでしょうか。

「ぞろ目」は英語で何と言う?

予定のない休日。二度寝をしてしまい、ふと枕元の時計を見ると11時11分。

ぞろめ[ぞろ目](名)

〔俗〕

①二個のさいころをふって、同じ数が出ること。

②〔競馬などの連勝式で〕同じわくの馬や選手が一、二着になること。

「ーが当たった」

③同じ数字がつづくこと。

「四けたのー(番号)」

「三省堂国語辞典 第七版」

二度寝の罪悪感の中で思ったのは、この「ぞろ目」は英語で何と言うのだろう?ということ。

起きて調べてみると、手持ちの和英辞書には次のように出ていました。

ぞろめ ぞろ目

a double.

•(さいころで)2のぞろ目を出す
throw a double of 2.

「ウィズダム和英辞典 第2版」

double は「さいころのぞろ目」の意味。

それではデジタル時計の11時11分のような数字の並びを表す英語表現はあるのでしょうか?

探してみると、次のような単語が見つかりました。

repdigit (plural repdigits)

(recreational mathematics) A number composed of one or more occurrences of one specific digit.

「Wiktionary」

repdigit は「同じ数字の繰り返し」の意味。

ただこの単語はリーダーズやランダムハウスのような紙の辞書には出ていません。ということは日本語のぞろ目ほど一般的な表現ではないのでしょう。

さいころのぞろ目については、こんな表現も見つかりました。

snake eyes pl (plural only)

(gambling, dice games, idiomatic) two ones, after rolling two dice.

「Wiktionary」

snake eyes は「1のぞろ目」の意味。

さいころの1が二つ並んでいる様子を蛇の目に例えているんですね。

言語によって表現は変わるものの、同じ数字の並びに何か特別なものを感じてしまうという現象は万国共通のものなのかもしれません。

 
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「ぎざぎざ」は英語で何と言う?

先日、財布から小銭を取り出した際、縁にぎざぎざのある十円玉(いわゆるギザ十)を発見。

ぎざぎざ(名・自サ・形動ダ)

〔俗〕のこぎりの歯のようなきざみめ(があるようす)。

「ーのある硬貨」

「三省堂国語辞典 第七版」

このようなぎざぎざのある硬貨は海外でも珍しくはありません。

だとすると、この「ぎざぎざ」は英語で何と言うのでしょう?

和英辞書には次のように出ていました。

ぎざぎざした

(のこぎり歯状の)serrated/(不ぞろいな)jagged.

「ウィズダム和英辞典 第2版」

十円玉の場合はのこぎり歯状に近いので、serrated が適切でしょうか?

辞書には次のような例文も出ていました。

▶︎100円玉の側面にはぎざぎざがついている

100 yen coins have serrated [milled] edges.

ここではさきほどの serrated に加えて、milled という単語が使われています。

調べてみると mill という動詞には「臼でひく」の他に「(硬貨)にギザギザをつける」という意味もあるのだそう。

なおユーロの場合、2ユーロ硬貨・50セント硬貨・10セント硬貨の三種にぎざぎざが付いており、Wikipedia の「Euro coins」のページでは2ユーロ硬貨の側面を Edge lettering, fine milled(文字が入っていて、縁に細かいギザギザが付いている)、50セント硬貨・10セント硬貨の側面を Shaped edge with fine scallops(縁が細かいホタテ型になっている)と表現していました。

後者は硬貨のぎざぎざをホタテの貝殻の溝に例えているんですね。

ぎざぎざにも様々な表現方法があるものだなあと思います。

 
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