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フィンランド語学習記 vol.667 − Itsenäisyyspäivä 2018

昨日12月6日はフィンランドの独立記念日。

。。。ということをフィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」の記事を見て思い出しました。

昨年は独立100周年ということで日本国内のさまざまなメディアにも取り上げられていましたが、今年は101周年ということでそこまでの動きはなかったように思います。

ただフィンランドではもちろん盛大な祝典が行われたようです。

Itsenäisyyspäivä

Torstaina vietetään itsenäisyyspäivää.

Juhlajumalanpalvelus on Helsingin tuomiokirkossa, ja armeijan itsenäisyyspäivän paraati on Mikkelissä. Molempia tapahtumia voi katsoa TV1:stä ja Areenasta.

Itsenäisyyspäivän suurin juhla on illalla Presidentinlinnassa. Linnan juhlia voi seurata TV1:stä, Areenasta ja Radio Suomesta.

独立記念日

木曜日には独立記念日を祝う。

祝いの礼拝はヘルシンキ大聖堂で、軍隊による独立記念日のパレードはミッケリで行われる。どちらのイベントも TV1 と Areena で見ることができる。

独立記念日の最も大きな祝典は夜に大統領官邸で行われる。官邸の祝典は TV1、Areena、Radio Suomi で視聴することができる。

フィン
viettää spend, celebrate 過ごす、祝う
jumalanpalvelus service, worship 礼拝
tuomiokirkko cathedral 大聖堂
armeija army 軍隊
paraati parade パレード
presidentinlinna presidential palace 大統領官邸
seurata follow 従う、続く

 

100周年の独立記念日を祝ったのがつい最近のように思えるのですが、あれからもう1年が経ったんですね。

独立記念日のような行事は数字が明確なので、105周年には「あれからもう5年が経ったのか」、110周年には「あれからもう10年が経ったのか」なんて思い出すことになるのかもしれません。

時計の針は着実に進んでいきます。

 
Yle Uutiset selkosuomeksi | Yle Uutiset | yle.fi

フィンランド語学習記 vol.666 − pedon luku

このブログのフィンランド語学習記も今回で666回目。

666は、

日本語なら roppyaku rokujyuu roku
英語なら six hundred (and) sixty-six
フィンランド語なら kuusisataakuusikymmentäkuusi

 

この666はヨハネの黙示録に登場する数字として知られています。

13:18

ここに、知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は六百六十六である。

口語 新約聖書「ヨハネの黙示録」より

「獣の数字」として666が登場するこの一節は謎かけのようでもあり、前後の文章を読んでも666が何を意味するのかはっきりとはわかりません。

この「獣の数字」をフィンランド語では pedon luku と表現するようです。

Pedon luku mainitaan Raamatun Ilmestyskirjassa eli Johanneksen ilmestyksessä. Luvuksi mainitaan 666 (kuusisataakuusikymmentäkuusi), ja enkeli varoittaa kostosta kaikille, jotka kantavat tätä pedon merkin lukua käsissään tai päässään. Joissain varhaisissa Uuden testamentin kopioissa pedon luku esiintyy myös muodossa 616.

獣の数字は聖書の黙示録、すなわちヨハネの黙示録で言及されている。数字は666であり、天使は獣の印である数字を手や頭に刻印されたすべての人々に報復を警告する。新約聖書の初期の版においては、獣の数字は616という形でも現れる。

Wikipedia「Pedon luku」より

フィン
peto beast
luku number
mainita mention 言及する
Johanneksen ilmestys Book of Revelation ヨハネの黙示録
enkeli angel 天使
varoittaa warn 注意する、警告する
kosto revenge 報復
varhainen early 早い
esiintyä appear 現れる
muoto shape, form

 

はっきりとした意味がわからなくてもキリスト教圏の人にとってこの666はどこか心に引っかかる数字なのだと思います。

サイコロを3個振って、

⚅⚅⚅

と出たら、ぶるぶるっと背筋が寒くなったりするのでしょうか。

フィンランド語学習記 vol.665 − Filippiinit

久しぶりに uTalk のアプリで、フィンランド語の単語練習をしていたときのこと。

世界の国名を確認していたら、この国の名前で「おっ」と思いました。

フィンランド語で「フィリピン」を意味する Filippiinit には複数主格の印[-t]が付いています。

フィリピンは英語でも Philippines と複数形になるので「なるほど。フィンランド語のフィリピンも複数形になるのか」と思って、ここで立ち止まってしまいました。

(いちいちこういう点が気になってしまうので単語練習は捗りません。)

そもそもなぜ複数形になるんだろう?と考えてみると、

フィリピンという国が複数の島から成り立っているから?

ただそれなら日本も Japans / Japanit になるはずだし、、、このあたりは慣例ということなのでしょう。

なお国名が複数になっているということは、格変化の際には複数形の印[i]を含む複数形の変化を伴うということ。

主格 〜は/が Filippiinit
属格 〜の Filippiinien
対格 〜を Filippiinit
分格 〜を Filippiinejä
内格 〜の中で/に Filippiineissä
出格 〜の中から Filippiineistä
入格 〜の中へ Filippiineihin
接格 〜の表面で/に Filippiineillä
離格 〜の表面から Filippiineiltä
向格 〜の表面へ Filippiineille
変格 〜に(なる) Filippiineiksi
様格 〜として Filippiineinä
具格 〜を使って Filippiinein
共格 〜と共に Filippiineineen
欠格 〜なしで Filippiineittä

 

以前に書いた記事の中にも、こんな活用形が登場していました。

Se osuu huomenna lauantaina Filippiineille.

この台風は明日土曜日にフィリピンを直撃する。

フィンランド語学習記 vol.630 − スーパー台風マンクット

なお「フィリピン人」と言いたいときには Filippiinit の[-t]を外して filippiiniläinen となるようです。

こちらは[-nen]の部分が語形変化するので馴染みのある形ですね。

 
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wuthering

Oxford Dictionaries の「Word of The Day」にこんな単語が取り上げられていました。

wuthering

ADJECTIVE

Northern English 

(of weather) characterized by strong winds.

‘it’s a wuthering day on the moors today’
‘the wuthering wind blows’

Oxford Dictionaries

wuther は「(風が)激しく吹く」という意味の動詞。

wuthering はその[-ing]形容詞。

普通の学習英和辞書には出ていない、比較的マイナーな単語です。

私を含めてこの単語を知っている人のほとんどは、この本のタイトルによって知っているのではないでしょうか。

あらしがおか【嵐が丘】

(原題 英 Wuthering Heights) 長編小説。エミリー=ブロンテ作。一八四七年刊。荒涼たるヨークシャーの自然を背景に、ジプシーの捨て子ヒースクリフの、キャサリンへの激しい愛憎を描いたもの。

「精選版 日本国語大辞典」

小説『嵐が丘』の原題は Wuthering Heights。

大学生のときに読んで最もインパクトを受けた小説の一つです。

また初めての海外であったイギリス旅行の際、作品の舞台でもあるブロンテ姉妹の生まれ故郷、イングランドのハワースという小さな村を訪れたのもよい思い出です。

Oxford Dictionaries には wuthering という単語の由来も出ていました。

Origin

Early 16th century: from late Middle English whither, wuther ‘rush, make a rushing sound’, probably of Scandinavian origin.

ここには probably of Scandinavian origin(おそらくスカンジナビアに由来する)との記述があります。

学生時代に読んだ小説と今、興味を持っている北欧の接点がこんなところで見つかりました。

ハワースで見た風の吹きすさぶ荒涼とした風景は、北欧のイメージでもあったのでしょうか。

声がかれる

このところ長時間、人と話しているとすぐに声がかれるようになってしまい困っています。

声のスタミナがなくなったという感じでしょうか。

いっそボイストレーニングにでも行こうか、それともどこか悪いのだろうか。。。などと考えていたときに、ふと疑問に思ったのが、声がかれるというときの「かれる」って漢字でどのように書くのだろう?ということ。

枯れる?

いや違いますよね。おそらく。

さっそく辞書で調べてみると、そこには三つの「かれる」が出ていました。

かれる[枯れる](自下一)

①草木に水を吸いあげる力がなくなる。また、その結果、死ぬ。

②〔材木などの〕水気がなくなる。

③年をとって、からだのみずみずしさが失われ、しぼんだようになる。

④人格・技芸に気取りやむだがなくなる。

「三省堂国語辞典 第七版」

かれる[(×涸れる)](自下一)

水がなくなる。

「三省堂国語辞典 第七版」

かれる[(×嗄れる)](自下一)

〔声を使いすぎたり病気をしたりしたために〕声がひびかなくなったり、かすれたりする。

「三省堂国語辞典 第七版」

三国に出ていた「かれる」は「枯れる・涸れる・嗄れる」の三種類。

声がかれる場合は「嗄れる」と書くんですね。

あまり一般的な漢字ではないので、実際には「声がかれる」とひらがな表記にすることも多いのだと思います。

ただ「口+夏=嗄」というのはある意味、わかりやすい組み合わせ。

口の中が暑い夏の日のようにからからの状態になるとイメージすれば、記憶に定着できそうです。

 
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フィンランド語学習記 vol.664 − アイスランド独立100周年

北欧の中では一番小さい国アイスランド。

そのアイスランドの独立100周年に関するニュースがフィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」に出ていました。

Islanti 100 vuotta

Islanti on juhlinut itsenäisyyttä. Islanti on ollut itsenäinen maa tasan 100 vuotta.

Ennen itsenäisyyttä Islanti oli osa Tanskaa. Itsenäisellä Islannilla oli aluksi yhteinen kuningas Tanskan kanssa. Vuonna 1944 Islanti sai oman presidentin.

Myös Suomi on onnitellut Islantia. Ulkoministeriön rakennus Helsingissä valaistiin lauantaina Islannin väreillä eli sinisellä, punaisella ja valkoisella.

Suomella on hyvät suhteet Islantiin, koska molemmat maat kuuluvat Pohjoismaihin. Islanti on pienin Pohjoismaa. Islannissa on noin 340 000 asukasta.

アイスランド100周年

アイスランドは独立を祝った。アイスランドは独立国としてちょうど100年目を迎えた。

独立前、アイスランドはデンマークの一部であった。独立したアイスランドには最初デンマークと共通の王がいた。1944年にアイスランドは自分たちの大統領を持った。

フィンランドもアイスランドにお祝いの言葉を述べた。ヘルシンキの外務省の建物は土曜日にアイスランドの色である青、赤、白で照らされた。

フィンランドはアイスランドと良好な関係を保っている。なぜなら両国は同じ北欧に属するからだ。アイスランドは最も小さい北欧の国である。アイスランドには約340,000人が住んでいる。

フィン
juhlia celebrate お祝いする
itsenäisyys independence 独立
itsenäinen independent 独立した
tasan exactly ちょうど
aluksi first 最初
yhteinen common 共通の
onnitella congratulate 祝いの言葉を述べる
ulkoministeriö ministry for foreign affairs 外務省
valaista light up, illuminate 照らす
väri color
suhde relationship 関係
kuulua belong 所属する
asukas inhabitant 住民

 

昨年2017年はフィンランドの独立100周年。そして今年2018年はアイスランドの独立100周年。

人口34万人の小国が独立して100年を過ごす間にはさまざまな困難があったはず。

日本で言えば一つの都道府県にも満たない人口の国が、独自の言語と文化を守って、現代に歴史をつないでいるというのは賞賛されるべきことだと思います。

個人的には、あの難しそうなアイスランド語を少しかじってみたいと思っているのですが、未だ着手できていません。

þ や ð の文字を見るたびに、何だか少しドキドキしてしまいます。

 
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