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とりどり

夏日のフィンランド

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まだ5月だというのに夏日が続いています。

気象庁の定義によると、夏日というのは一日の最高気温が25度以上になる日のこと。

☆☆なつび[夏日](名)

①夏の〈強い日光/暑い日〉。

②〘天〙一日の最高気温が二五度以上、三〇度未満の日。(↔冬日)

→:真夏日・猛暑日

「三省堂国語辞典 第七版」

日本はともかく、北欧のフィンランドあたりでは夏日なんてまだ先のことなのだろうと思っていたら、そうでもないようです。

フィンランド国営放送 yle のホームページにこんなニュースが出ていました。

Warmest May in more than 30 years: 13 days of +25-degree Celsius highs | Yle Uutiset | yle.fi

記事によると、なんと5月だけで25度を超える日が13日もあったとのこと。

中には30度近くになった場所もあったようです。

The highest temperature measured this month was 29.6 degrees Celsius, detected on 15 may in Kemiö. However the highest temperature ever recorded in May was 31 degrees, measured at the end of May in Lapinjärvi back in 1995.

今月観測された最高気温は29.6度で、Kemiö で5月15日に記録された。しかし5月に観測されたこれまでの最高気温は31度であり、さかのぼること1995年に Lapinjärvi で5月末に観測された。

日本の暑さのニュースには慣れっこになっていても、フィンランドのこんなニュースを見てしまうと、いよいよ温暖化も極まってきたのかなと思わずにはいられません。

世界の他の地域ではどうなのでしょう?

イランのヘスバーガー

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フィンランド国営放送 yle のホームページにフィンランドのハンバーガーチェーン「ヘスバーガー」に関するこんなニュースが出ていました。(今回はフィンランド語ではなく英語版のニュースです。)

Finnish fast food chain Hesburger opens outlet in Tehran, Iran
(フィンランドのファストフードチェーン「ヘスバーガー」がイランのテヘランに店舗をオープン。)

フィンランドとイランというのはずいぶん意外な組み合わせに思えますが、記事によるとヘスバーガーは未開発の市場に狙いを絞って出店するという方針なのだとか。

Hesburger, which started as an small burger stand in Naantali, Finland in the 1960s, now has franchises operating in ten countries.

(1960年代のフィンランド、ナーンタリで小さなハンバーガースタンドとして始まったヘスバーガーは、今では10か国にフランチャイズを持っている。)

10か国というのは、どこの国に出店しているのでしょう?

ヘスバーガーのウェブサイトを見てみると、出店している国名と店舗数が出ていました。

  • Finland: 269 restaurants
  • Estonia: 44 restaurants
  • Latvia: 45 restaurants
  • Lithuania: 51 restaurants
  • Russia: 37 restaurants
  • Germany: 2 restaurants
  • Ukraine: 3 restaurants
  • Bulgaria: 11 restaurants
  • Belarus: 1 restaurant
  • Iran: 1 restaurant

Hesburger – Restaurant chain today(18.04.17)

フィンランド国内についで店舗が多いのは、エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国。その次はロシアとなっています。

ヘスバーガー=フィンランドというイメージがあるので、フィンランド以外の国でヘスバーガーに出会ったら「おおっ」とびっくりしてしまいそうです。

思い起こせば、数年前フィンランドに旅行したときにもお世話になったヘスバーガー。

正直、味はあまり覚えていないものの、店員のお兄さんの英語がびっくりするくらい上手だったことがとても印象に残っています。

ただ改めて上記のリストを見ると英語圏の国は一つもないんですね。イランの次は何事においても北欧好きの日本に出店したら人気が出そうな気もしますが、果たしてどうでしょうか。

どれくらいの間、◯◯語を勉強していますか?

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外国語を学んでいる人なら、おそらく一度くらいは次のような質問をされたことがあるのではないでしょうか?

  • How long have you studied English?
  • Kuinka kauan olet opiskellut suomea?
  • あなたはどれくらいの間、日本語を勉強していますか?

こういった質問をされたときに、

「半年です。」
「たった半年でそんな上手に?」

という会話につながることはほとんどなく、

「3年続けているのですが、なかなか上達しなくて。」
「外国語って難しいですよね。」

という会話がにつながることが圧倒的に多いのではないでしょうか。

そういう意味では冒頭のような質問は外国語学習において「言わぬが花」の類いの質問なのかもしれません。

ただ改めて考えてみれば、外国語学習において「どれくらいの間、◯◯語を勉強していますか?」などというのは本質的に意味のない質問であるとも言えます。

なぜなら大切なのは期間よりも、トータルの時間と密度。

例えばある言語を3年間勉強したとしても、1日15分なら3年間で約250時間。1日1時間なら3年間で約1,000時間になります。(実際には1日15分でも毎日続けられる人の方が少ないでしょう。)

ある言語で日常レベルのコミュニケーションができるようになるまでに必要な学習時間が1,000時間なのか、2,000時間なのか、3,000時間なのかはわかりません。

ただ普通の人がこれだけの時間を確保するためには、人生のある時期に他のことを忘れて一つの言語に打ち込むという学習の「密度」も必要になるでしょう。

留学というのはこの密度を比較的楽に確保できる方法であり、逆に言えばこの密度さえ確保できるなら日本にいたままでも外国語を習得することはできるはずです。

運の良い人、悪い人

photo credit: houserockr WARP ACTIVATED via photopin (license)

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うん【運】

物事を成就させるか成就させないかの(命が全うされるか全うされないかの)、巡り合せ。

「新明解国語辞典 第七版」

例えば、電車に乗ろうとしてホームに下りたら、ちょうど電車が出ていった。

そんなときに「運が悪いなあ」と思う人もいれば、何も思わない人もいるでしょう。

あるいは、電車に乗ろうとしてホームに下りたら、ちょうど電車が入ってきた。

そんなときに「運が良いなあ」と思う人もいれば、何も思わない人もいるでしょう。

思うに運の悪い人というのは、ちょうど電車が入ってきたときには何も思わないのに、電車が出ていったときには運が悪いということを「意識」する人。

一方、運の良い人というのは、ちょうど電車が出ていったときには何も思わないのに、電車が入ってきたときには運が良いということを「意識」する人なのではないでしょうか。

運の良し悪しというのは、単にそんなちょっとした意識の問題なのかもしれません。

なお自分自身はどちらのタイプでもなく、ちょうど電車が出ていったときには「運を貯めることができた」、ちょうど電車が入ってきたときには「運を使ってしまった」と思うような人間です。

要はマイナスのことをプラスに、プラスのことをマイナスに解釈するという天の邪鬼な思考。ただ根底にあるのは「人間の運というのは一定のものだ」という考えです。

運の感じ方というのは、おそらく本当に人それぞれ。みなさんは普段どのように自分の運を意識して過ごしていますか?

 
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レストランで注文をするときに

photo credit: ninfaj Coffee Time via photopin (license)

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海外でカフェレストランなどに入ったときに、どのように店員さんを呼べばよいのか迷ってしまうことはありませんか。

回りのお客さんの振る舞いを観察していると、声をかける代わりに自然なアイコンタクトでコミュニケーションをとっている人が多いように見えます。しかしそのまま真似をしようとしても、気後れしてしまうせいか、なかなか上手にできません。

ただ一方では、日本にやってくる外国人観光客は別の難しさを感じているのかもしれません。

書棚に置いてあった旧版の中学英語の検定教科書『New Horizon 3』をめくっていたら、次のような一節に目が止まりました。

When you want to order in Japanese restaurants, you usually say, “Sumimasen,” in a loud voice. But in America, we just raise our hand and make eye contact. So I still have a hard time in Japanese restaurants. I always say, “Sumi…uh, uh, sumimasen,” too quietly. It’s not easy for me to get food. So I get very hungry.

外国の人にとっては、日本式に「すみません」と声をかけるのが高いハードルなんですね。

ただ今の日本では(少なくとも大衆的なお店では)ボタンを押して店員さんを呼ぶ仕組みを採用しているところも多くあります。

あるいはタッチパネルで注文までできてしまう居酒屋や回転寿司屋なども。

ああいう日本的な方法というのは外国人観光客の目にはいったいどのように映っているのでしょう?

「すみません」と声をかけるよりは楽だと思われているのか、それともさらにハードルが高いと思われているのか、果たしてどちらでしょうか。

世界史の教科書の中の北欧

photo credit: Miguel Virkkunen Carvalho Winter Scene via photopin (license)

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今、枕元に置いてあるのが山川出版社の『詳説世界史B』の教科書。

これを毎晩少しずつ読み進めるのが、最近のちょっとした楽しみになっています。

それにしても「世界史」と言うからには、北欧の歴史なども少しくらい扱っているものなのでしょうか?

索引から調べてみると、「第11章 欧米における近代国民国家の発展」の中にこんな記術がありました。

北ヨーロッパ諸国の動向

スウェーデンは北方戦争に敗れてバルト海の制海権を失い、北ドイツの領土もプロイセンに奪われた。しかし19世紀初めには憲法が制定され、やがて責任内閣制が成立した。ノルウェーはウィーン会議の結果、スウェーデン領となったが、独自の憲法をもち、1905年に国民投票により平和的に独立した。デンマークは、1864年にシュレスヴィヒ・ホルシュタインを失ったが、以後、農業・牧畜を主とする国づくりにつとめた。これら北欧3国はいずれも立憲君主制で議会の力が強く、政治・経済が安定し、外交面では列強主導の国際政治に関与しない自主的な平和路線をとり、国内の改革に力をそそいだ。

『詳説世界史B』P.271

教科書全体で北欧が登場するのはたったのこれだけ。3分の1ページ。

しかも気付いた人は気付いたと思いますが、スウェーデン・ノルウェー・デンマークの名前はあるのに、フィンランドについては言及なし。

どこかにフィンランドの「フ」の字くらいはないのだろうかと探していると、さきほどのページの一番下、注釈の部分にこんな一行を発見!

フィンランドも長くスウェーデン領であったが、1809年にロシアに割譲された。

That’s all.

もちろん教科書というのはスペースが限定されているのでやむを得ない面はありますが、「たったこれだけかーい」と寂しい気持ちになってしまいました。

この教科書を読み終わったら、いずれ北欧の歴史に関する本なども読んでみたいですね。

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