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フィンランド語学習記 vol.657 − Svenska dagen

今日11月6日は Svenska dagen。

フィンランドにおけるスウェーデン系の人々やその文化・言語にスポットライトを当てるお祝いの日なのだそうです。

スウェ フィン
Svenska dagen Ruotsalaisuuden päivä Finnish Swedish Heritage Day

 

フィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」でもこの Svenska dagen が紹介されていました。

Ruotsalaisuuden viikko

Maanantaina on alkanut ruotsalaisuuden viikko. Silloin juhlitaan ruotsin kieltä, joka on Suomen toinen virallinen kieli.

Tiistaina vietetään ruotsalaisuuden päivää. Ruotsalaisuuden päivä eli ruotsiksi Svenska dagen on aina marraskuun 6. päivä.

Melkein 300 000 suomalaista puhuu äidinkielenä ruotsia. Monet kuuluisat suomalaiset ovat ruotsinkielisiä. Esimerkiksi Tove Jansson kirjoitti Muumi-kirjat ruotsiksi.

スウェーデンの週

月曜にスウェーデンの週が始まった。そこではフィンランドのもう一つの公用語であるスウェーデン語のお祝いをする。

火曜にはスウェーデンの日をお祝いする。スウェーデンの日、あるいはスウェーデン語で Svenska dagen はいつも11月6日である。

およそ30万人のフィンランド人が母語としてスウェーデン語を話す。多くの有名なフィンランド人はスウェーデン語話者である。例えばトーヴェ・ヤンソンはムーミンの本をスウェーデン語で書いた。

フィン
juhlia celebrate 祝う
virallinen official 公式の
viettää spend, celebrate 過ごす、祝う
kuuluisa famous 有名な
ruotsinkielinen Swedish-speaking スウェーデン語を話す

 

ここ数年、フィンランド語をせっせと学んできましたが、スウェーデン語については完全な門外漢。

ただスウェーデン映画は好きでこれまでにいろいろ観てきたので、何となくスウェーデン語のイメージのようなものはあります。

せっかくの Ruotsalaisuuden viikko なので、この機会にちょっとだけスウェーデン語をかじってみるのも面白いかもしれない。そんなことを考えています。

 
Yle Uutiset selkosuomeksi | Yle Uutiset | yle.fi

りんごとメロン

今日11月5日は「いいりんごの日」。

りんごは一年中スーパーにあるので、これまであまり旬を意識することがありませんでした。

ただ調べてみると今の時期がまさに旬のよう。

それなら「いいりんごの日」というちょっと無理のある語呂も許してあげたくなります。

今回はそんなりんごを世界の言葉で何というのか『13か国語でわかるネーミング辞典』 で調べてみました。

アップル apple
ポム pomme
アップㇷェル Apfel
メーラ mela
西 マンサーナ manzana
マッサ maça
アッポル appel
マールム malum
メーロン μηλον
ヤーブラカ яблоко
ピングオ 苹果
サグァ 사과
トゥッファーハ تفاح

 

ヨーロッパの言語では、英語の apple に音や綴りが似ているものが多いですが、スペイン語のマンサーナ(manzana)のように全く異なるものもあります。

そしておもしろいのはギリシア語のメーロン(μηλον)でしょうか。

メロン?

イタリア語のメーラ(mela)とラテン語のマールム(malum)も何となくメロン寄りな感じ。

このあたり、りんごとメロンの間には何か隠された関係があるのでしょうか?

 

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フィンランド語学習記 vol.656 − Kustaa II Aadolf(5)

きのうに続いて Mauri Kunnas の『Koirämäen Suomen historia』より、スウェーデン王グスタフ2世アドルフのページを見ていきます。

Kustaan onni kuitenkin loppui aikanaan. Hän kaatui Lützenin taistelussa. Sota toki jatkui vielä vuosikausia.

Ruotsiin liitettiin paljon uusia alueita. Siitä oli tullut mahtava suurvalta.

Kuninkaan ollessa sotatantereella veronkeruun ja muita valtion asioita hoiti hänen tärkeä neuvonantajansa Axel Oxenstierna.

しかしグスタフの幸運はついに尽きた。彼はリュッツェンの戦いで戦死した。戦争はそれでもまだ何年も続いた。

スウェーデンには多くの新しい地域が併合された。スウェーデンは強国になった。

王が戦場にいたとき、税の徴収とその他の国事は彼の重要な相談相手であったアクセル・オクセンシェルナが担った。

フィン
aikanaan in due time ついに、そのうち
kaatua fall 倒れる、戦死する
Lützenin taistelu Battle of Lützen リュッツェンの戦い
toki even so それでも
kausi period 期間
liittää join, annex 合わせる、併合する
suurvalta great power 大国
sotatanner
sotatantere
battlefield 戦場
keruu collecting 集めること
hoitaa take care of 世話をする
neuvonantaja adviser アドバイザー

 

Kustaa Vaasa & Kustaa II Aadolf

スウェーデン王グスタフ2世アドルフについてのお話は今回でおしまい。

グスタフ1世(Kustaa Vaasa)とグスタフ2世アドルフ(Kustaa II Aadolf)については、日本国語大辞典にこんな項目が立てられていました。

グスタフ

(Gustav)

一(一世) スウェーデン王(在位一五二三〜六〇)。バサ王朝の開祖。当時デンマーク領であった祖国の独立のために戦い、その目的を達成。産業を盛んにして、近世スウェーデンの基礎を築いた。(一四九六〜一五六〇)

二(二世) スウェーデン王(在位一六一一〜三二)。デンマーク、ロシア、ポーランドと戦って、バルト海を制圧。三〇年戦争に介入して、リュッツェンの戦いで戦死した。国内では絶対主義体制をととのえ、スウェーデンをヨーロッパの強国にした。(一五九四〜一六三二)

「精選版 日本国語大辞典」

スウェーデンの基礎を築いたグスタフ1世とスウェーデンをヨーロッパの強国にしたグスタフ2世。2人のグスタフのお話を数回に分けてフィンランド語で読んできました。

ようやく内容のある文章を読めるようになってきたという嬉しさと、子供向けの文章なのにわからない単語ばかりだなあというもどかしさ、その両方を感じる時間でした。

フィンランド語の学習のためにも、フィンランドの歴史について学ぶためにも、引き続きこの『Koirämäen Suomen historia』を読み進めていこうと思います。

 
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フィンランド語学習記 vol.655 − Kustaa II Aadolf(4)

きのうに続いて Mauri Kunnas の『Koirämäen Suomen historia』より、スウェーデン王グスタフ2世アドルフのページを見ていきます。

Sota kulutti myös miehiä. Moni poika tai isäntä sai jättää kotityönsä ja lähteä Eurooppaan tappelemaan. Mutta mitä siitä, kun sotaonni oli myötä ja taisteltiin oikean asian puolesta.

Ruotsin joukot olivat mahtavin ja pelottavin armeija koko maailmassa. Se kulki voitosta voittoon. Kustaa II Aadolfia ylistettiin ja ihailtiin kaikkialla Euroopassa.

戦争には男性たちも動員された。多くの少年や農場所有者は家事を手放し、ヨーロッパの戦争へ出発することになった。しかしそれが何だというのだろう。戦場の幸運は彼らとともにあり、彼らは正しいことのために戦ったのだから。

スウェーデン軍は世界中で最も強く、恐ろしい軍隊であった。彼らは勝利に勝利を重ねた。グスタフ2世アドルフは全ヨーロッパで賞賛され、崇拝された。

フィン
kuluttaa spend 費やす
isäntä master, householder 農場所有者
kotityö housework 家事
tapella fight 争う
sotaonni military luck 戦場の幸運
myötä with 〜を伴って
taistella fight 戦う
puolesta on behalf of 〜のために
joukko crowd, troop 群衆、軍団
mahtava mighty 力強い
pelottava frightening 恐ろしい
ylistää praise 賞賛する
ihailla admire 崇拝する

 

mitä siitä, kun…

Mutta mitä siitä, kun sotaonni oli myötä ja taisteltiin oikean asian puolesta.

しかしそれが何だというのだろう。戦場の幸運は彼らとともにあり、彼らは正しいことのために戦ったのだから。

ここの部分は最初意味がわからず。フィンランド語教室の先生にこんな感じの意味だと教えてもらいました。

ただなぜ siitä が出格の形になっているのか?など細かい疑問は残ります。

とはいえ、あまり細かいことばかり気にしても仕方ないので、次へ進みましょう。

続きは明日のエントリーにて。

フィンランド語学習記 vol.654 − Kustaa II Aadolf(3)

きのうに続いて Mauri Kunnas の『Koirämäen Suomen historia』より、スウェーデン王グスタフ2世アドルフのページを見ていきます。

Sotiin kului tietenkin valtavasti rahaa. Kansalle piti keksiä uusia veroja. Kaikkien 15 vuotta täyttäneiden oli maksettava henki-raha, ja rikkaille määrättiin ylellisyysveroja. Peruukeista, kelloista, lasi-ikkunoista, koirista ynnä muista joutui pulittamaan valtion kassaan.

戦争には当然巨大な金額が費やされ、人々に課す新しい税を考案しなければならなかった。すべての十五歳以上の人々は人頭税を払わなければならず、裕福な人々には贅沢税が課された。かつら、鐘、ガラス窓、犬などには国庫への税の支払いが強いられた。
フィン
kulua pass, get spent 経過する、費やされる
valtavasti hugely 大量に
keksiä invent 発明する、考案する
määrätä order 命令する
ylellisyys luxury 贅沢
peruukki wig かつら
ynnä plus そして
pulittaa cough up しぶしぶ払う
valtio government 国家
kassa cash desk 精算所
voittaa win 勝つ
taistelu fight 戦闘
toisensa perään after another 次から次へ

 

täyttäneiden

本文にこのような文が出てきます。

Kaikkien 15 vuotta täyttäneiden oli maksettava henki-raha, ja rikkaille määrättiin ylellisyysveroja.

すべての十五歳以上の人々は人頭税を払わなければならず、裕福な人々には贅沢税が課された。

手持ちの辞書には täyttäneiden という単語が出ていなかったので、Web上で例文を検索してみました。すると、

65 vuotta täyttäneiden

という文字列を含む検索結果が圧倒的に多い。記事をクリックするとおそらく老年人口の話をしているようなので、65 vuotta täyttäneiden = 65歳以上の人という意味なのかなと推測しました。

täyttäneiden は täyttää(満たす)の変化形と思われるので、täyttäneiden を「〜を満たす人」という意味で捉えれば整合性もとれます。

こんな風に未知の単語の意味を調べる際にWebが利用できるというのは現代の恩恵だなとしみじみ思います。

続きは明日のエントリーにて。

フィンランド語学習記 vol.653 − Kustaa II Aadolf(2)

きのうに続いて Mauri Kunnas の『Koirämäen Suomen historia』より、スウェーデン王グスタフ2世アドルフのページを見ていきます。

Euroopassa oli puhjennut 30-vuotinen sota, jossa vanhan roomalaiskatolisen uskon kannattajat yrittivät nujertaa protestantit. Kustaa, kiihkeä protestantti, lähti puolustamaan uutta uskoa. Hän kulki suuren sotajoukkonsa kanssa pitkin Eurooppaa ja voitti taistelun toisensa perään.

ヨーロッパでは三十年戦争が勃発した。戦争では古いローマ・カトリックの信者たちがプロテスタントを打ち負かそうとした。熱烈なプロテスタントであるグスタフは新教を擁護し始めた。彼はヨーロッパを大軍とともに進み、次から次へと戦闘に勝利した。
フィン
puhjeta burst 破裂する
roomalaiskatolinen Roman Catholic ローマ・カトリックの
kannattaja supporter 支持者
nujertaa break 打ち倒す
protestantti Protestant プロテスタント
kiihkeä passionate 熱烈な
puolustaa defend 擁護する
kulkea go, advance 歩く、進む
sotajoukko army 軍隊
pitkin along 〜に沿って
voittaa win 勝つ
taistelu fight 戦闘
toisensa perään after another 次から次へ

 

30-vuotinen sota

本文に出てきた三十年戦争について辞書で調べてみました。

さんじゅうねんせんそう【三十年戦争】

ヨーロッパの宗教改革をめぐって戦われた、最大で最後の国際戦争(一六一八ー四八)。ドイツの新教徒と旧教徒の争いに諸国が干渉して拡大し、のちには諸国間の権力争いに移行した。ウエストファリア条約で戦争は終結し、オランダとスイスが独立し、ドイツの新、旧両教徒は同等の権利を得た。

「精選版 日本国語大辞典」

このヨーロッパじゅうを巻き込んだ戦争において、スウェーデンは新教徒側の勢力として主要な役割を果たしました。

そして最終的には勝者の地位を手に入れることになります。

たた戦争で得たものがあれば、失ったものもあるのは当然のこと。

続きは明日のエントリーにて。

 
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