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フィンランド語

フィンランド語学習記 vol.90 − 基本動詞を暗記する

photo credit: Michele Catania via photopin cc

先週は沖縄旅行に行っていたため、フィンランド語教室はお休み。

先生に欠席のメールを送ったところ、授業で扱った動詞の一覧を送ってくださいました。

まずはそれらを単語カードに登録し、覚えるところからフィンランド語の学習を再開します。

フィン
1 asua 住む
2 haluta 〜が欲しい、〜したい
3 istua 座る
4 luulla 思う
5 muistaa 覚える、記憶する
6 opiskella 勉強する
7 osata (能力的に)できる
8 puhua 話す
9 sanoa 言う
10 tietää 知る
11 voida (可能性として)できる

 
こうして見ると、見覚えのある単語も初見の単語もあります。

とはいえ、英語なら中学1年生で習うような基本動詞ばかり。これから動詞の語彙もどんどん増やしていかなければなりません。

3) istua(座る)は単語の中に「イス」が入っているので覚えやすいですね。

6) opiskella(勉強する)はちょっと長めの単語。派生語も合わせて覚えておくと効率的だと思います。

  • opiskella(勉強する)
  • opiskelija(学生)
  • opiskelu(勉強)

7, 11) osata(能力的にできる)と voida(可能性としてできる)の違いは何でしょう?

おそらくこんな感じの違いでしょうか?

【能力】I can swim.(私は泳げます。)
【可能】Can I swim here?(ここで泳いでいいですか?)

英語だとどちらも can で表しますが、フィンランド語は単語を使い分けるということなのかもしれません。(たぶん)

まだまだ旅行ぼけが残っていますが、フィンランド語の勉強も徐々に通常モードに戻していきたいと思います。

フィンランド語学習記 vol.89 − 文房具の名前

思い付いたアイディアや to do を書き留めたいとき、いつのまにか iPhone や Mac などのデジタルデバイスを用いることが多くなりました。

しかし最近、やや目が疲れ気味なこともあり、手書きのノートを使用していたら、手書きのよさを再認識。

手を使って書き綴っていると、より思考が整理されていく感覚があり、頭の中がすっきりします。

そんな訳でこのところ、どこへ行くにも一冊のノートを持ち歩くようにしています。

ノートにきちんとまとめるのはどうも苦手なので、基本的には思い付いたことをどんどん書いていくアイディア出しのツールという感じです。

そんな「ノート」は、フィンランド語で何と言うのかな?と思って調べてみたら、 lehtiö(レフティオ)でした。

せっかくなので、他の文房具の名前もまとめてみたいと思います。

フィン
1 kynä pen ペン
2 kuulakärkikynä ballpoint pen ボールペン
3 lyijykynä pencil えんぴつ
4 pyyhekumi eraser 消しゴム
5 viivoitin ruler 定規
6 lehtiö notebook ノート
7 sakset scissors はさみ
8 kirjekuori envelope 封筒

 
1)kynä というのは、フィンランド語教室でもよく使う単語。

2)kuulakärkikynä は、kuula(玉)+kärki(先端)+ kynä(ペン)という組み合わせ。英語の ballpoint pen と構造は同じです。構造はわかりやすいものの、長い単語ですねー。

4)pyyhekumi は、pyyhe(タオル、布切れ)+ kumi(ゴム)という組み合わせ。きれいにするためのゴムということなのでしょう。

7)sakset には、フィンランド語の複数の印[-t]が付いています。英語の scissors と同じく、はさみは二つのパーツから成っているという考え方なんですね。

8)kirjekuori の kirje は「手紙」の意味。kuori 一語でも「封筒」の意味はあるようですが、さまざまな意味があるようなので、 kirjekuori と言った方がわかりやすいのかもしれません。

単語はカテゴリーごとに覚えるのが効果的!ということなので、文房具の名前もまとめて単語カードに追加したいと思います。

フィンランド語学習記 vol.88 − 混同しやすい単語たち

photo credit: matti.frisk via photopin cc

フィンランド語教室は2週間夏休みに入っていましたが、今週から再開します。

それに先立って、単語カードを使い、これまでに習った単語の総復習をしていました。

日本語を見ながら、英語に直す練習をしていると、けっこう忘れている単語もあります。

また扱う単語の数が増えてくるにつれ、似たような音の単語を混同することも多くなってきました。

今回はそんな紛らわしい単語の組み合わせをいくつか紹介してみたいと思います。

 

halpa(安い)/helppo(簡単な)

Tämä sanakirja on halpa.(この辞書は安い。)
Englannin kielioppi on helppo.(英語の文法は簡単だ。)

最初に習ったのは halpa の方で、kallis(高い)/halpa(安い)という対義語のセットで覚えるようにしたところ、すぐに定着させることができました。

しかしその後 helppo が出てきてからというもの、halpa と helppo が時折、混ざってしまいます。[p]の数が曲者で、halppa や helpo と言ってしまうことがあるんですね。まあなかなか微妙な違いではあるのですが。。。

 

mukava(すてきな)/mukana(〜を伴って)

Helsinki on mukava kaupunki.(ヘルシンキはすてきな街です。)

mukava は、英語の nice に比較的意味の近い単語。もう一つの mukana は次のように使います。

Onko sinulla sanakirja?(あなたは辞書を持っていますか?)
Onko sinulla sanakirja mukana?(あなたは辞書を手元に持っていますか?)

上の文では「辞書を所有していますか?」という意味になるので、辞書は家に置いてあってもかまいません。一方、下の文では「辞書を持参していますか?」という意味になるので、辞書は必要ならすぐに取り出せるということになります。

このように全く意味の異なる mukava と mukana ですが、私のアタマの中ではすっかり紛らわしい組み合わせになってしまいました。何かよい覚え方はないものでしょうか?

 

vanha(古い)/vähän(少し)

Turku on vanha kaupunki.(トゥルクは古い街です。)
Minä puhun suomea vähän.(私は少しだけフィンランド語を話します。)

この二つも注意しないと混同してしまいがちです。[a]と[ä]を聞き分けるような耳があれば、もう少しわかりやすくなると思うのですが、それもなかなか難しいのが現状。

下の文で vähän を vanha と言い間違えると、フィンランドの古語が話せると思われてしまうかも!と、先生が冗談を言っていたのを思い出しました。

 

まとめ

以上、今回は初心者が混同しやすいフィンランド語の組み合わせを3つ紹介してみました。

このエントリーにまとめたことで、次からきっちり使い分けられるとよいのですが。。。おそらくそう甘くはないでしょう。いずれにせよ、コツコツ練習していきたいと思います。

フィンランド語学習記 vol.87 − 色の名前

まだまだ暑い日が続きます。今朝も外出したら、太陽がぎらぎらと照っていました。

日本では日の丸の国旗にも見られるように、太陽の色を赤で表す文化がありますが、海外では黄色や白で表すことが多いのだとか。

そう言われてみると、たしかに昼間の太陽は白に近いような気がします。しかし白だとすると、子どもがクレヨンなどで絵を描くときには、どうやって描くのでしょう?

そんなどうでもよいことが気になってしまいました。

今回のエントリーでは、フィンランド語の色の名前を紹介してみます。フィンランド語で「色」は väri(複数形:värit)。

色の名前には、フィンランド語の人名や形容詞によく見られる[-nen]を語尾に持つものも多いようです。まずは基本色の名前を見てみましょう。

värit フィン
valkoinen
sininen
punainen
keltainen 黄色
musta
vihreä
harmaa 灰色
ruskea 茶色
violetti
oranssi オレンジ
kullanvärinen 金色
hopeanvärinen 銀色

 
白は valkoinen(ヴァルコイネン)、青は sininen(スィニネン)、赤は punainen(プナイネン)。フィンランド語の発音は原則としてローマ字読みでよいので簡単です。

ちなみにフィンランドの国旗は白(valkoinen)と青(sininen)から成っており、白は雪(lumi)、青は湖(järvi)を表すのだそうです。これはいかにもフィンランドという感じ。

一方、お隣のスウェーデンの国旗は青(sininen)と金(kullanvärinen)から成っており、青は空(taivas)、金はキリスト教(kristillinen)・自由(vapaus)・独立(itsenäisyys)を表すのだとか。同じ青でも国によって異なる意味合いが与えられています。

この他、薄い(vaalea)、濃い(tumma)といった接頭辞を付けて表す色もあります。

värit フィン
vaaleanpunainen ピンク
vaaleansininen 水色
tummansininen

 
ピンクは「薄い赤」、水色は「薄い青」、紺は「濃い青」という具合。

*ただしピンクには、外来語の pinkki という単語もあるようです。

以上、今回はフィンランド語の色の名前をまとめてみました。

英語などと比べると、ずいぶん長い綴りの単語が多いですが、頑張って覚えていきましょう。

[参考]フィンランド語が面白いほど身につく本(中経出版)

フィンランド語学習記 vol.86 − 格変化の折り返し地点

前回のフィンランド語教室で格変化の「変格」と「出格」を扱いました。

[参考]フィンランド語学習記 vol.84 − 変格の使い方 | Fragments

[参考]フィンランド語学習記 vol.85 − 出格の使い方 | Fragments

これにより、使える格変化の数もかなり増えてきたように思います。

『フィンランド語文法ハンドブック』にのっている格変化一覧のうち、既習のものに◯を付してみました。(talo は「家」を意味する単語)

単数 複数
主格 〜は/が talo talot
属格 〜の talon talojen
分格 〜を taloa taloja
内格 〜の中で/に talossa taloissa
出格 〜の中から talosta taloista
入格 〜の中へ taloon taloihin
接格 〜の表面で/に talolla taloilla
奪格 〜の表面から talolta taloilta
向格 〜の表面へ talolle taloille
様格 〜として talona taloina
変格 〜に(なる) taloksi taloiksi
欠格 〜なしで talotta taloitta
具格 〜を使って taloin
共格 〜と共に taloine-

 
こうしてみると「まだ半分、されど半分」という感じで、それなりに道程を進んできたことがわかります。

既習の格の中では、分格だけがかなり特殊な作り方をするため、それに伴って覚えなければならないルールもたくさんあります。

しかしそれ以外の格は全く同じ作り方なので、格語尾の形さえ覚えておけば特に難しいことはありません。

未習の格がどうなっているのかはわかりませんが、分格のような特殊性さえなければ、すんなりと覚えられそうな気もします。

あるいは、さらに複雑なルールが待ち構えているのかもしれませんが。。。それならそれで頑張っていきましょう!

フィンランド語学習記 vol.85 − 出格の使い方

photo credit: taivasalla via photopin cc

フィンランド語教室は夏休み期間のためお休み。

ということで、これまでに習った文法事項の復習をしています。

以前のエントリーで「変格」の使い方を取り上げましたが、その時の授業ではもう一つ「出格」の使い方も扱いました。

[参考]フィンランド語学習記 vol.84 − 変格の使い方 | Fragments

今回のエントリーではそちらをまとめてみたいと思います。

 

出格とは?

出格というのは、日本語の「〜から」に当たる意味を表す、フィンランド語の格変化の一つ。

まずは次の例文をご覧ください。

Minä olen suomalainen, Oulusta.(私はフィンランド人で、オウルの出身です。)
*minä(私は)、suomalainen(フィンランド人)、Oulu(オウル)

「〜人」を表す[-lainen]の使い方については、以前のエントリーで取り上げました。

[参考]フィンランド語学習記 vol.78 − ドイツ人はドイツ語を話し、フランス人はフランス語を話す | Fragments

Oulu はフィンランドの町の名前。ここでは格語尾[-sta]が付いて Oulusta という形になっています。

[主格]Oulu(オウルは)
[出格]Oulusta(オウルから)

これを自分の立場に置きかえてみると、次のような文になります。

Minä olen japanilainen, Niigatasta.(私は日本人で、新潟の出身です。)

一方、話し相手に出身を尋ねたいときは、次のように言ってみましょう。

Mistä sinä olet kotoisin?(あなたはどこの出身ですか?)
*sinä(あなたは)、kotoisin(〜出身)

mistä は、疑問詞 mikä が格変化した形。この場合は、単に語尾に[ -stä]を付けるのではなく、イレギュラーな語形変化になっているので注意しましょう。

[主格]mikä(何が)
[出格]mistä(どこから)

これらの文法を踏まえて、教科書のスキットを読んでみましょう。

Mistä sinä olet kotoisin?(あなたはどこの出身ですか?)

Ruotsista. Olen ruotsalainen.(スウェーデン出身です。私はスウェーデン人です。)

− Ai niinkö. Mistä kaupungista?(そうですか。どこの街の出身ですか?)

Lundista.(ルンド出身です。)

ここでは太字の単語が出格[-sta/-stä]の形になっています。

以上、今回はフィンランド語の格変化の一つ「出格」の使い方をまとめてみました。

日本語の「〜から」に当たる表現と覚えておけば、感覚的にはそれほど難しくないように思います。

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