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フィンランド語学習記 vol.295 − 高い、低い

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先日のフィンランド語教室でテキスト『Suomen mestari』を読んでいると、次のような形容詞が出てきました。

korkea(高い) ←→ matala(低い)
leveä(幅広い) ←→ kapea(狭い)
pehmeä(柔らかい) ←→ kova(硬い)

 

意味自体はどれも基本的なものですが、初見の単語が多いです。

初見の形容詞というのは、名詞や動詞に比べると、覚えるのが大変と思うのは私だけでしょうか?

しかしこのくらいの基礎単語はすっと出てくるようにしておきたいもの。

ただ間に英語を置いてみると、このあたりの単語の多くは、すでに日本語に入り込んでいる単語であることがわかります。

フィン
korkea high, tall 高い
matala low 低い
leveä broad, wide 幅広い
kapea narrow 狭い
pehmeä soft 柔らかい
kova hard 堅い

 

例えば soft と hard などというのは、英語を学んでいない人でも意味はわかるところ。

今さらながら英語を学ぶというのは、スタートの時点でアドバンテージがあったのだと思います。

とはいえ、実際に高いものや低いものをイメージしながら、こういう基礎単語をコツコツと覚えるのも、英語以外の外国語を学ぶ楽しみの一つなのかもしれません。

フィンランド語学習記 vol.294 − プールにて

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フィンランド語で「泳ぐ」は uida(ウイダ)。

[-dA]で終わるのは、タイプ2の動詞。人称ごとの活用は次のようになります。

単数 複数
一人称 uin uimme
二人称 uit uitte
三人称 ui uivat

 

またフィンランド語で「室内プール」は uimahalli(ウイマハッリ)。

前回のフィンランド語教室では、この単語を使った次のような文を扱いました。

Mikko ui uimahallissa.(ミッコはプールで泳ぎます。)
Äiti odottaa Mikkoa uimahallilla.(お母さんはプールでミッコを待っています。)
*äiti(お母さん)、odottaa(待つ)

上の文ではミッコはプールの中にいますので、uimahalli は「〜の中で」を意味する内格[-ssA]の形になっています。

[主格]uimahalli
[内格]uimahallissa

一方、下の文ではお母さんはプールの外にいますので、uimahalli は「〜の表面で」を意味する接格[-llA]の形になっています。

[主格]uimahalli
[接格]uimahallilla

英語で言えば、in the pool/at the pool に当たるこの使い分け。

自然にアウトプットできるようになりたいものですが、なかなか難しいところです。

新しいもの、古いもの

世の中には、例えば Apple Watch が発売されたら真っ先に購入するような、いわゆる「新しいもの好き」な人たちというのがいます。

neophilia 新しいもの好き

*[-philia]は「〜好き」を意味する接尾辞。

いやいや、私は逆なんです、という人もいるでしょう。

その逆にも二通りあって、

例えば「Apple Watch? そんなの買う必要なし! 針の動いていない時計なんて時計じゃない!」などと言う人。

neophobia 新しいもの嫌い

*[-phobia]は「〜嫌い」を意味する接尾辞。

あるいは「時計は祖父の形見の懐中時計を使っています。最近読んだ本は古事記と新約聖書ですねー」などと言う人。

paleophilia 古いもの好き

 

自分はといえば、部屋の中に新しいものと古いものがバランス良く配置されているのが好きなのですが、そんな人を表わす単語はないものでしょうか。

type A & type B

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人の性格というものを、大まかに二つに分けるとしたら、いったいどのような分類になるでしょう?

  • 社交的な人/内気な人
  • 怒りっぽい人/おおらかな人
  • 大雑把な人/細かい人

など、思い付く区分は人それぞれだと思います。

それではこんな区分はどうでしょう?

type A

〔医〕<性格・行動などが>A型の(特徴を示す)(緊迫感・短気・競争意識などが特徴の行動型).

「ウィズダム英和辞典 第3版」

type B

〔医〕<性格・行動などが>B型の(特徴を示す)(人当たりがよくのんびりとした行動型).

「ウィズダム英和辞典 第3版」

この type A と type B というのは、アメリカの心臓学者 Meyer Friedman と Ray Rosenman による造語。

彼らの研究によると、type A の人は type B の人に比べて心臓病の危険が高いのだそう。(反論も多いようですが。)

この区分を念頭に置いて、身の回りにいる人を眺めてみると、たしかに「あの人はタイプA、あの人はタイプB」という分類ができるように思います。

あなたはどちらのタイプでしょうか?

 
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フィンランド語学習記 vol.293 − どこへ行きますか?/どこへ行くところですか?

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例えば、明日は久しぶりの休日。「遊ぶぞー」と張り切っている同僚にこんな一言。

Mihin sinä menet?(どこへ行きますか?)
*mihin(どこへ)、mennä(行く)

一方、その休日に駅でばったりと会った友人にこんな一言。

Mihin sinä olet menossa?(どこへ行くところですか?)
*meno(行き)

この二つの表現、微妙に使い方が異なっています。

上の文は、これからどこかへ行く人に使う表現。下の文は今どこかへ向かっている人に使う表現なのだそう。

上の文の menet は「行く」を意味する動詞 mennä の二人称単数形。

[辞書形]mennä
[二人称単数形]menet

下の文の menossa は「行き」を意味する名詞 meno の内格の形。

[主格]meno
[内格]menossa

これらの文は、英訳すればどちらも Where are you going? で表わすところ。

英語の進行形[-ing]というのは、未来のことも、現在進行中のことも両方表わすことができます。

そのことに慣れていると、ちょっと盲点になってしまう表現かもしれません。

フィンランド語学習記 vol.292 − onnistua

フィンランド語で「成功する」は onnistua(オンニストゥア)。

英語の succeed に当たる動詞です。

ただこの動詞は語法がなかなか難しい感じ。

フィンランド語の語法書『Tarkista Tästä』を調べてみると、三種類の構文がのっていました。

ONNISTUA(verbi, intransit)

onnistua + N ine Onnistuin tentissä.
N nom + onnistua + V -mAAn Minä onnistuin saamaan liput.
N gem + onnistuu + V 1. inf Minun onnistui saada liput

 

『Tarkista Tästä』P.94

以下に一つずつ見ていきたいと思います。

 

1)onnistua + 内格[-ssA]

一つ目の構文は onnistua の後に名詞の内格[-ssA]を置く形。

Onnistuin tentissä.(私は試験に合格した。)
*tentti(テスト)

tentissä は「テスト」を意味する tentti の内格[-ssA]の形。

[主格]tentti
[内格]tentissä

これはシンプルな構文ですね。

 

2)主格 + onnistua + 第3不定詞入格[-mAAn]

二つ目の構文は onnistua の後に動詞の第3不定詞入格[-mAAn]を置く形。

Minä onnistuin saamaan liput.(私はチケットを取ることができた。)
*saada(得る)、lippu(切符、チケット)

saamaan は「得る」を意味する saada の第3不定詞入格[-mAAn]の形。

[辞書形]saada
[第3不定詞入格]saamaan

第3不定詞については、こちらの記事にまとめてあります。
[参考]フィンランド語学習記 vol.199 − 第3不定詞とは?

 

3)属格 + onnistuu + 不定詞

三つ目の構文は、以下の三つのルールから成っています。

  1. 主語は属格になる。
  2. 動詞は三人称単数形になる。(現在:onnistuu/過去:onnistui)
  3. onnistuu/onnistui の後に動詞の不定詞を置く。
Minun onnistui saada liput.(私はチケットを取ることができた。)

これはやや複雑な構文ですね。

 

まとめ

以上、今回は onnistua を使った三種類の構文をまとめてみました。

もう一度、各構文の形をおさらいしておきましょう。

Onnistuin tentissä.(私は試験に合格した。)
Minä onnistuin saamaan liput.(私はチケットを取ることができた。)
Minun onnistui saada liput.(私はチケットを取ることができた。)

動詞とその意味を一対一対応で覚えるだけでなく、構文を覚えることで、文単位でのアウトプットができるようになりたいものです。

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