cialis viagra online accutane

英語

moldy と musty の違いとは?

15042601

まだ梅雨の時期ではありませんが、今回はかびのお話。

英語で「かび」は mold。

そして「かびの生えた」という形容詞は moldy。

moldy

  1. covered with or containing mold

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

一方「かびくさい」を意味する musty という形容詞もあります。

musty

smelling damp and unpleasant because of a lack of fresh air

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

一見似たような moldy と musty の違いとは何でしょう?

moldy = かびの生えた
musty = かびくさい

この二つ、厳密に区別すると moldy の方は実際にかびが生えているのに対して、musty の方はそのような匂いがするだけで実際にかびは生えていないのだとか。

言われてみれば確かに、かびくさいからと言って、必ずしもかびが生えている訳ではありません。

とはいえ、これは日本語ネイティブの感覚からすると盲点になるような使い分け。

。。。だと思うのですが、いかがでしょう?

chalk はなぜ不可算名詞なのか?

学校で使う昔ながらのチョーク(chalk)。

この chalk という単語、辞書で調べると不可算名詞(uncountable)ということになっています。

例えば、チョーク一本を表すときには、a piece of chalk のように言います。

ただチョークと言ったら、ぱっと頭の中に浮かぶのは円筒形のあの一本。

なぜ不可算名詞になるのかはよくわかりません。

それともネイティブスピーカーの頭の中では、chalk と聞いたときに、もっと大きな塊のようなものが連想されているのでしょうか?

これについての一つの考え方としては、chalk というのは分解しても、なお chalk のままであり続けるので不可算名詞になるというものがあります。

例えば pen というのは分解したら、もはや pen としての機能を持たなくなるので可算名詞(countable)。

一方の chalk は二つに折っても、半分に割っても chalk であり続けるので不可算名詞(uncountable)。

と、理屈を考えていくと納得できないこともないのですが、それでもあの一本のチョークを見たときに a chalk と言えないのは不思議なことだと思います。

ただしチョークの種類自体が複数あるときには可算名詞として使うこともできるとのこと。

a set[box]of colored chalks

1セット[箱]のカラーチョーク

「ウィズダム英和辞典 第3版」

以上、ちょっと不思議なチョークのお話でした。

Lady Gaga の Gaga ってどんな意味?

15041901

Lady Gaga さんの Gaga という名前はクイーン(Queen)のヒット曲「Radio Ga Ga」から取られているのだそう。

ただそれはそれとして、英単語の世界には gaga という単語も存在しています。

gaga

  1. (offensive) confused and not able to think clearly, especially because of old age
  2. slightly crazy because you are very excited about sb/sth, or very much in love

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

gaga の一つ目の意味は年をとって「もうろくしている」ということ。

語義の offensive というラベルに見られるように、うかつに使える表現ではありません。

そこから派生した二つ目の意味は何かに「夢中である」ということ。

ランダムハウスにはこんな例文がのっていました。

The public went gaga over the new fashions.
(人々は新しいファッションに夢中になった。)

He’s gaga over[or about]the new girl in class.
(彼はクラスの新しい女の子にぞっこんだ。)

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

年をとってもうろくすることと何かに夢中になることを同じ単語で表すことができるというのはおもしろい話。

ただ考えてみると、優柔不断なことを慎重だと言ってみたり、だらしがないことをおおらかだと言ってみたり、人の長所と短所というのはそもそも紙一重なもの。

年をとってさまざまなことがわからなくなっていくということは、私たちが何か一つのものに夢中になっているということと、あるいは大差がないのかもしれません。

 
小学館 ランダムハウス英和大辞典 小学館 ランダムハウス英和大辞典
価格: ¥6,000(記事公開時)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
App Storeで詳細を見る

oral vs aural

photo credit: Black Billie via photopin (license)

photo credit: Black Billie via photopin (license)

英語には紛らわしい単語のペアが多々ありますが、そんな中の一つが oral と aural ではないでしょうか。

まずは辞書の語義から見てみましょう。

oral  /ˈɔːrəl/

  1. [usually before noun]spoken rather than written
  2. [only before noun]connected with the mouth

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

 

aural  /ˈɔːrəl/

connected with hearing and listening

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

よく見ると oral と aural の発音記号は全く同じ。

語義を見ると oral という単語には、まず書き言葉に対する「話し言葉」という意味があります。(1の意味)

いわゆるオーラルコミュニケーションなどというときの「オーラル」はこの意味に当たります。

それから oral と aural の対比で見たときには、oral には「口の」(2の意味)、aural には「耳の」という意味があります。

それにしても、なぜ口と耳が同じ発音になってしまったのか、その理由は謎。

紛らわしいにもほどがありますね。

white elephant(白い象)

15041501

white elephant

(1)白象(インド・スリランカ・ミャンマーでは聖獣とされる)

(2)もてあまし物、費用ばかりかかる役立たず

「ウィズダム英和辞典 第3版」

東南アジアでは聖なる獣とされる白い象。しかし英語ではご覧のように「役立たず」の意味になってしまいます。

この意味はいったいどこからやって来たのでしょう?

調べてみると、こんな由来がありました。

昔、タイの王様が、自分の嫌いな家来に白い象をプレゼントとして贈りました。

贈られた方は、突然やって来た象の世話をするのにてんやわんや。

居住スペースも用意しなければならないし、大量の餌も用意しなければなりません。

お金はもの凄い勢いで出て行くものの、まさか王様から贈られた象を捨ててしまう訳にもいかず。。。

ということで、白い象が「役立たず」の意味になったのだとか。

なるほど、と思わせてくれる面白い由来の表現ですね。

ただし実際に象が贈られた人の気持ちを想像すると、同情するよりほかありません。

もしある日「宅配です!」と象が送られてきたら、いったいどうすればよいのでしょう?

 
ウィズダム英和・和英辞典 2 ウィズダム英和・和英辞典 2
価格: ¥2,900(記事公開時)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
App Storeで詳細を見る

walk と work の不思議な関係

15041401

ある日、湯船に浸かっているときに、こんな疑問が頭に浮かんできました。

なぜ walk は「ウォーク」、work は「ワーク」と発音するのだろう?

馴染みのある単語なのであまり不思議に思わないのですが、綴りを見る限り walk を「ワーク」、work を「ウォーク」と発音する方が理に適っているのではないかと。

ただし語頭が[wa-]で始まる単語の発音を調べてみると、walk の他にも / wɔ / と読む単語を見つけることができます。

  • wall
  • want
  • war
  • wash
  • watch
  • water

よって walk だけが例外という訳ではありません。

一方、語頭が[wo-]で始まる単語の発音を調べてみると、こちらも work のように / wəː / と読む単語を見つけることができます。

  • word
  • world
  • worm
  • worse
  • worst
  • worth

よってこちらも work だけが例外という訳ではありません。

このルールについて、フォニックス的には、

[w]+[a]=  / wɔ /
[alk]= / ɔ:k /
[w]+[or]= / wəː /

というような説明をします。

しかしもちろんこれは「なぜそうなるのか」の説明にはなっていません。

英語の綴り字と発音の関係には不思議な点が数多くありますが、そんな中でもこの[wa- / wo-]問題は英語の七不思議の一つと言えるのではないでしょうか。

cialis viagra online accutane