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英語

Number の略はなぜ「No.」なのか?

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数字を使って番号を表すとき、

  • No.1
  • No.2
  • No.3
  • No.4
  • No.5

このようにナンバリングしていくことがあります。

しかしこの「No.」というのはいったい何の略なのでしょう?

「No.」はもちろん number と読みますが、よく見ると number という単語には[o]の文字は含まれていません。

??

調べてみると「No.」は、英語圏では numero sign と呼ばれており、numero という単語はラテン語に由来するのだとか。

The Oxford English Dictionary derives the numero sign from Latin numero, the ablative form of numerus(”number”, with the ablative denotations of: “to the number, by the number, with the number”)

Wikipedia「Numero Sign」より

この numero は、ラテン語で「数」を意味する numerus の単数奪格の形。

[主格]numerus
[奪格]numero

ラテン語の奪格にはさまざまな意味があるようですが、ここでは「数において」というようなニュアンスでしょうか。

この numero の最初と最後の文字を取って「No.」という省略形を作ったのだそうです。

「Nu.」ではダメなのか?と思われた人もいるかもしれませんが、それだと格の区別ができなくなってしまいます。

なかなか奥深いラテン語の世界ですね。

揚げ餅の「かりっと、さくっと、ふわっとした」食感は英語でどう表すか

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米菓子が好きなので、よくスーパーなどでお煎餅を買ってきます。

近年のお気に入りは亀田製菓の「ぶこつ」という揚げ餅。

水稲もち米100%使用。しみ込み醤油が香ばしい、ざくっと味わうお餅の風味。

亀田製菓ネットショップ「ぶこつ」商品紹介より

商品紹介にもあるとおり、この「ぶこつ」は味わいと食感が素晴らしい。

そこでふと思ったのは、揚げ餅特有の「かりっと、さくっと、ふわっとした」食感を英語で伝えようとしたら、どのように言えばよいのかということ。

関連のありそうな英単語をいくつか探ってみました。

crisp(crispy)

  1. (ほめて)<食べ物などが>パリパリした、カリカリした
  2. <野菜・果物などが>新鮮な、パリッとした

『ウィズダム英和辞典 第3版』

crisp(crispy)な食感といえば、カリカリのベーコンやリンゴなど。

揚げ餅の「かりっとした」食感を表すのに、ふさわしい単語と言えるでしょう。

crunchy

(時にほめて)<クッキーなどが>(かむと)ポリポリ[サクサク、バリバリ](と音が)する;<野菜・果物などが>(新鮮で)パリッとした(crisp)

『ウィズダム英和辞典 第3版』

crunchy な食感といえば、クッキーやナッツなど。

揚げ餅の「さくっとした」食感を表すのに、ふさわしい単語と言えるでしょう。

揚げ餅の食感は crisp & crunchy。

しかし!

これだけでは揚げ餅の外面しか見ていないことになります。揚げ餅の内面にあるものもきちんと見てあげましょう。

fluffy

<食べ物・雲などが>ふんわりした

『ウィズダム英和辞典 第3版』

fluffy な食感といえば、焼きたてのパンやケーキなど。

揚げ餅の中の「ふわっとした」食感を表すのに、ふさわしい単語と言えるでしょう。

ということで、

揚げ餅の食感は crisp, crunchy & fluffy。

しかし百聞は一食に如かず。近所のスーパーで「ぶこつ」を目にしたら、ぜひ手に取ってみてください。おいしいですよー。

大きなものから、小さなものまで −「集落」を表す英単語

Kuwait Towers Seen From Below

先日、東京メトロ南北線の「六本木一丁目」駅で降りたところ、アークヒルズの施設内ですっかり迷子になり、公道に出るまでかなりの時間がかかってしまいました。

改めて東京は未来都市のようだなあと感じた次第。

東京のような大都市から、離島の小村まで、人が集まるところにはさまざまな名称があります。

今回はそんな「集落」を表す英単語を集めてみました。

megalopolis

a large city, or an area that contains a lot of large cities

『Macmillan Dictionary』

megalopolis は「超巨大都市」、あるいはそのような都市の複合体。

日本にも京浜〜中京〜阪神地区を結ぶ「東海道メガロポリス」があります。

metropolis

a big city, especially considered as somewhere that is very busy and exciting

『Macmillan Dictionary』

metropolis は「大都市」。

日本なら東京や政令指定都市のイメージでしょうか。

city

a large important town

『Macmillan Dictionary』

city は「都市、市」。

幅広い範囲をカバーする単語で、国によって定義は異なるようです。

アメリカでは州の認可を受けた自治体、イギリスでは国王の勅許を受けた自治体、カナダでは人口◯◯人以上の自治体(数字は州によって異なる)となります。

またイギリスの city には、cathedral(大聖堂)があるのが通例なのだとか。

town

a place where people live and work that is larger than a village but smaller than a city

『Macmillan Dictionary』

town は「町」。

個人的には city という単語に比べて「人のつながり」を感じるような気がします。

village

a very small town in the countryside

『Macmillan Dictionary』

village は「村」。

水車が回り、どこまでも稲穂が広がるようなイメージ。

hamlet

a small village

『Macmillan Dictionary』

hamlet は「小村」。

あまり馴染みのない単語ですが、小村というのはどれくらい小さいのでしょう?

例えば、カナダ北極圏のタクトヤクタック(Tuktoyaktuk)は Wikipedia で hamlet として紹介されています。

以上、今回は大きなものから、小さなものまで「集落」を表す英単語を集めてみました。

megalopolis 超巨大都市(圏)
metropolis 大都市
city 都市、市
town
village
hamlet 小村

 

もし選べるなら、あなたはどこに住んでみたいですか?

「TGIF」は何の略?

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本日のトピックは英語でよく使われる「TGIF」という略語について。

 

金曜日の「TGIF」

TGIFは「Thank God, it’s Friday.」の略。

月曜から金曜まで働いている人にとって、金曜の夜というのはもっとも開放的な時間。仕事が終わったら、外で一杯という人も多いでしょう。

Thank God, it’s Friday! Let’s go out for a drink!

「TGIF」と言えば、普通はこの意味になる訳ですが、英語圏ではここから派生したさまざまな言葉遊びも生まれているよう。

例えば、、、

 

ポーランド人の「TGIF」

沼野充義さんの『屋根の上のバイリンガル』に、次のようなポーリッシュジョーク(ポーランド人をネタにしたジョーク)が紹介されています。

ある靴のメーカーが、ポーランド人のために特性の靴を売り出すことになった。その靴にはTGIFと大書してある。その意味はー “Toes Go In first”(つま先が先にはいる)。

『屋根の上のバイリンガル』P.84

ジョークの意味は。。。ご推察におまかせいたします。

 

この他にも探してみると「TGIF」にさまざま単語を当てた表現があるようです。

TGIF – Definition by AcronymFinder

それでは、Thank God, it’s Friday!

みなさんも金曜の夜をお楽しみください!
 

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愛好する人々 −[-phile]の付く英単語

puppy and kitten at food dish

この世界にはさまざまなものを愛好する人々がいます。

その一端を英語辞書から覗いてみましょう。

1 Anglophile 親英派の(人)、英国びいきの(人)
2 audiophile オーディオマニア
3 bibliophile 愛書[蔵書]家
4 cinephile 映画ファン、映画通
5 enophile
oneophile
ワイン愛好家
6 pedophile
paedophile
小児(性)愛者(の)
7 technophile 先進技術マニア

*『ウィズダム英和辞典 第3版』より

[-phile]は「◯◯を愛する人」を意味する接尾辞。

1)英国好きの人(Anglophile)がいれば、英国嫌いの人(Anglophobe)もいます。どんな人気者でも万人に好かれるのは難しいよう。

2)オーディオマニア(audiophile)がいれば、ビデオマニア(videophile)もいます。

4)映画ファン(cinephile)は「映画の内容」にこだわり、ビデオマニア(videophile)は「映像のクオリティ」にこだわります。

5)ちょっと不思議な綴りの[oneo-]は古代ギリシア語で「ワイン」の意味。

さて、この他にも変わった愛好家はたくさんいます。

どんどん紹介していきましょう。

 

paperphile(紙が好きな人)

紙のやさしい手触り、紙の香しい匂い。

なんと素晴らしい紙・紙・紙。もし紙がなかったとしたら。。。

 

umbraphile(日食・月食が好きな人)

考えてみると「日食・月食」を見るためにあちこち旅する人というのは、そう珍しくないのかもしれません。

 

foodophile(食べものが好きな人)

この単語で気になるのは、この人たちはどのくらい食べものが好きなのかということ。

3万円の寿司を食べに行くくらいでないとダメでしょうか?

 

dinophile(恐竜が好きな人)

子どものときに恐竜が好きだった人は多いでしょう。

しかし大人になってもその気持ちを持ち続けている人は少ないのではないでしょうか。

 

Castrophile(カストロが好きな人)

間違えないでほしいのは、フィデル・カステロを支持することが変わっているのではなく、フィデル・カストロを支持する人という単語が変わっているということ。

 

Fennophile(フィンランドが好きな人)

フィンランド好きとしては、こんな単語が存在することは嬉しい限り。

ムーミン好きも、マリメッコ好きも、カウリスマキ好きも、みな集まりましょう。

 

以上、今回はさまざまなものを愛好する人々を紹介してみました。

もしあなたが愛好するものが含まれていなくても大丈夫。既存の単語に[-phile]を付けて新しい単語を作ってしまいましょう。

同好の士が集まれば、案外すぐに定着するかもしれません。

shoot the moon(月を撃つ)

photo credit: Joakim Berndes via photopin cc

photo credit: Joakim Berndes via photopin cc

ノラ・ジョーンズのデビューアルバム『Come Away With Me』の中に「Shoot The Moon」という曲があります。

歌詞の冒頭はこんな感じ。

The summer days are gone too soon

You shoot the moon and miss completely

直訳すると、こんな感じでしょうか。

夏の日はあっという間に過ぎ去ってしまった。
あなたは月を撃ち、すっかり外してしまう。
「shoot the moon」というのは明らかに何かの比喩のように思えます。

いったいどんな含意があるのでしょう?

shoot the moon

  1. (英俗)夜逃げする
  2. (米・くだけて)人に尻を見せる(ふざけたり、相手を侮辱して)

『ウィズダム英和辞典 第3版』

1の意味を適用すると、

夏の日はあっという間に過ぎ去ってしまった。
あなたは夜逃げをし、すっかり失敗してしまう。

曲のムードと合いません!

では2の意味を適用すると、

夏の日はあっという間に過ぎ去ってしまった。
あなたは尻を見せ、すっかり失敗してしまう。

ますます合いません!!

この他『リーダーズ』『ジーニアス』といったメジャーな辞書を引いてみても「夜逃げ」と「尻を見せる」以外の訳は見つからず。

そういう曲なの? いや違うだろう。。。

と思いつつ、さらに探していると『Wiktionary』でこんな訳を発見。

shoot the moon

  1. To hit the moon, with a rocket or by other means.
  2. (figuratively, by extension)To attain great heights, a high value, or a numerically high measurement.

『Wiktionary』

2の意味を適用すると、

夏の日はあっという間に過ぎ去ってしまった。
あなたは高みを目指し、すっかり失敗してしまう。

これはいちおう納得。しかしこんな風に意訳をしてしまうと、詩情のかけらもありません。

やはり「月を撃つ」という表現はそのままに、リスナーのイメージに委ねるというのが最上の戦略なのだと思います。

The summer days are gone too soon

You shoot the moon and miss completely

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