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フィンランド語

フィンランド語学習記 vol.158 − 髪

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フィンランド語で「髪」は tukka(トゥッカ)または hiukset(ヒウクセット)

同じものを表す単語が二つあるというのは、何だか気持ち悪い感じ。

「違いは何だろう?」と思い調べてみたのですが、はっきりとした違いはわかりませんでした。

Wiktionary による tukka の定義は次のとおり。

tukka

hair (covering the human head)

続いて hiukset。

hiukset

1. plural form of hius

2. hair (covering the human head)

hiukset は hius の複数形なんですね。hius も調べてみました。

hius

a single hair, strand of hair (on a human head)

tukka や hiukset が「髪」なら、こちらは「毛」でしょうか。

だとすると、tukka よりも hiukset の方が一本一本を意識しているイメージなのかもしれません。

さらにGoogle画像検索でも調べてみました。

tukka の方がブロンドヘアが多いですね。。。真相はよくわからず。

また Wiktionary を調べていたら、この他に karva という単語を発見。

karva

1. A hair (single hair on human or animal; not used of human head hair except in technical sense).

2. fur

こちらは人間だけではなく、動物の毛も表すようです。

全てまとめると次のとおり。

フィン
karva 体毛
hiukset 髪の毛(複数)
hius 髪の毛(一本)
tukka

 
hiukset と tukka の違いはややあいまい。

しかし日本語で考えてみても、「髪」と「毛」はきちんと使い分けられていますが、「髪」と「髪の毛」はあまり厳密に使い分けられてはいないように思います。

いずれにせよ、今のところは「髪」を意味する単語として tukka と hiukset の二つを覚えておくことにします。

フィンランド語学習記 vol.157 − pika

Countryside as Seen from a Moving Train

フィンランド語で「インスタントコーヒー」は pikakahvi(ピカカフヴィ)

kahvi はコーヒー、[pika-]は「速い」を意味する接頭辞。

「pika→光→速い」と連想すると覚えやすいかもしれません。

今回のエントリーでは、この[pika-]が付く単語を拾ってみました。

フィン
1 pikajuna express train 急行列車
2 pikakahvi instant coffee インスタントコーヒー
3 pikakirjoitus shorthand 速記
4 pikanäppäin keyboard shortcut ショートカットキー
5 pikaposti express mail 速達
6 pikaruoka fast food ファストフード

 
英語の express, instant, short, fast といった表現が、[pika-]に収斂されているのがおもしろいですね。

1)フィンランド語で「列車」は juna(ユナ)。

[pika-]を付けて、pikajuna(ピカユナ)は急行列車の意味。

語感がちょっとかわいい感じです。

4)フィンランド語で「食事」は ruoka(ルオカ)。

[pika-]を付けて、pikaruoka(ピカルオカ)はファストフードの意味。

日本ではファストフードの代表格といえば、ハンバーガーや牛丼というイメージがあります。

フィンランドではどうなのだろう?と思って、Google画像検索をしてみました。

結果はこちら

こんなメニューが並びました。

フィン
1 hampurilainen hamburger ハンバーガー
2 pizza pizza ピザ
3 pasta pasta パスタ
4 voileipä sandwich サンドイッチ

 
さすがに牛丼や立ち食い蕎麦はありませんが、おおむね予想通りでしょうか?

フィンランド語学習記 vol.156 − オリンピックは大変

photo credit: ecstaticist via photopin cc

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フィンランド語教室56週目のレポート。

この日はフィンランドへ行ってきたクラスメイトの話を聞いたり、トーキョーノーザンライツフェスティバルの話をしたり、ソチ・オリンピックの話をしたり。

フィンランド語で「オリンピック」は olympialaiset(オリンピアライセット)

この単語、フィンランドの人にとっては発音がなかなか大変なのだとか。

なぜ??

olympialaiset の一文字目には[o]、三文字目には[y]の文字が入っています。この二つの音は、フィンランド語の発音においては相性がよくありません。

フィンランド語の母音は、次の1〜3のグループに分かれます。

1 a o u
2 e i
3 ä ö y

*フィンランド語の[y]は母音。

このうち1と2、2と3のグループは相性がよいのですが、1と3のグループは相性が悪いため、原則として同じ単語の中で使うことはできません。

例えば、

käyttää(使う)

のように、一つの[a]に点々が付いたら、すべての[a]に点々が付きますし、

antaa(与える)

のように、点々が付かないときは一つも付きません。

このルールに沿って、 さきほどのオリンピック(olympialaiset)を検証すると、例外的にグループ1の[o]とグループ3の[y]が混在しているので、発音が難しいのだとか。

つまりフィンランドの人が発音すると、

olympialaiset

ではなく、

olimpialaiset

または、

ölympialaiset

のような音になってしまうのでしょう。

[a, o, u]を中心に発音しているときと、[ä, ö, y]を中心に発音しているときに、違う回路を使っているという感覚はなかなか想像できません。

olympialaiset のような単語が出てきたときに「こんな単語発音できないよ!」と思えるようになったら一人前なのかもしれません。

フィンランド語学習記 vol.155 − 人称代名詞の分格

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フィンランド語を知らない人に、フィンランド語の格変化のイメージをつかんでもらうには、英語の人称代名詞を思い浮かべてもらうのが手っ取り早いと思います。

I-my-me-mine, you-your-you-yours というアレですね。

フィンランド語では、この I-my-me-mine に当たる変化が15種類ほど存在します。

先日この人称代名詞の分格を習って、使える形がかなり充実してきました。

主格(〜は) 属格(〜の) 分格(〜を)
minä minun minua
あなた sinä sinun sinua
彼/彼女 hän hänen häntä
私たち me meidän meitä
あなたたち te teidän teitä
彼ら/彼女ら he heidän heitä

 
この他に、二つの疑問代名詞も扱いました。

主格(〜は) 属格(〜の) 分格(〜を)
mikä minkä mitä
kuka kenen ketä

 
フィンランド語教室で使っているテキスト(Suomea Suomeksi)では、まずこれらの格変化を導入し、その後それぞれの形が実際の文の中でどのように使われるのかを示していきます。

その例文がおもしろかったので、紹介してみたいと思います。二人の会話として読んでみてください。

− Kuka rakastaa sinua?(誰があなたを愛していますか?)

− Ei kukaan.(誰も私を愛していません。)

− Ketä sinä rakastat?(あなたは誰を愛していますか?)

− En ketään.(私は誰も愛していません。)

− Mitä sinä rakastat?(あなたは何を愛していますか?)

− En mitään. En mitään muuta kuin rahaa.(私は何も愛していません。お金のほかには。)

たしかに人称代名詞と疑問代名詞の格変化がとてもよくわかる例文になっています。

いいですね、このセンス。

英語ネイティブの視点からフィンランド語の発音を考えてみる

photo credit: Micky.! via photopin cc

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フィンランド語はローマ字読みができるので日本人にとっては発音が簡単と言われています。

しかし他言語ネイティブの人にとっては、果たしてどうなのでしょう?

そんなことを考えたのは、先日購入した Berlitz の『Finnish Phrase Book & Dictionary』という本をパラパラとめくっていたときのこと。

この本では、全ての単語やフレーズに英語風の音声表記が付いています。

例えば「ありがとう」を意味する Kiitos(キートス)は、次のような表記に。

Kiitos.
key-toss

Kiitos が key+toss に!

たしかにこちらの方が英語ネイティブの人にとっては読みやすいのでしょう。

改めて考えてみると、原則として英単語の綴りに[-ii-]という並びはありません。「イー」はあくまで[e]であり[ii]ではないのです。

[-tos]も英語のルールで読めば「トス」ではなく「トウズ」となってしまいます。

また次のような表現の音声表記を見ると、英語ネイティブの人がフィンランド語を発音するのは大変なのだろうということがよくわかります。

Puhutteko englantia?(英語を話せますか?)
poo-hoot-tay-koa ayng-lahn-tiah
Mistä olet kotoisin?(どこの出身ですか?)
miss-ta oa-let koa-toai-sin

よくヨーロッパ系言語の母語話者が、別のヨーロッパ系言語を学ぶときには同じアルファベットなので有利という議論がなされることがありますが、こうして見ると一概にそうとも言えないことがよくわかります。

という訳で、また一つ日本人はフィンランド語の学習に有利という材料を見つけてしまいました。こうなったら言い訳せずに頑張るよりほかありません!

 

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フィンランド語学習記 vol.154 − 眠い

photo credit: .robbie via photopin cc

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どういうわけか、今日は昼間からずいぶん眠い。

「眠い」はフィンランド語で何と言うのかな?と眠いアタマで辞書を調べていたら、いくつかの単語が出てきたので眠いアタマで記しておきたいと思います。

フィン
1 unelias 眠い
2 uninen 眠い
3 väsynyt 眠い

 

1)unelias(ウネリアス)

まずはGoogle翻訳で「眠い」をフィンランド語訳してみると、unelias と変換されました。

Olen vieläkin unelias(I still feel sleepy.)
『MOT Finnish-English』

「うねりあす」という音には、何だか神々しい響きがありますね。

 

2)uninen(ウニネン)

uninen の uni は「夢」の意味。

フィンランド語の[-nen]は形容詞をつくる接尾辞なので、dreamy のような意味になってもよさそうですが、実際には sleepy の意味。

Tyttö hieroi unisia silmiään.(The girl rubbed her sleepy eyes.)

「うにねん」という音には、何だかかわいらしい響きがありますね。

 

3)väsynyt(ヴァシュニュット)

väsynyt は「疲れる」という意味の動詞 väsyä から。

sleepy よりは tired の意味で捉えるべき単語なのかもしれません。

Hän nukahti lopen väsyneenä.(He fell asleep totally exhausted.)

「ゔぁしゅにゅっと」という音には、何だか必殺技のような響きがありますね。

 

一口に眠いと言っても、さまざまな単語があります。

おなかがいっぱいで眠い、疲れて眠い、暖かくて眠いなど、眠気にもいろいろあるので、文脈によって使い分けることもあるのでしょうか?

今日は眠いのでまたの機会に考えてみたいと思います。

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