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英語で「3個以上」は more than two?

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二か国語を話せる人のことを、英語で次のように表現することがあります。

She speaks more than one language.(彼女は複数の言語を話す。)

この例文からわかる通り、英語の more than 〜 は「〜より多い」という意味を表します。

つい「more than=以上」と覚えてしまいがちですが、以上だとその数自体も含んでしまうので要注意。

例えば、次の文の下線部にはどんな数字を入れたらよいでしょうか?

The Japanese team will win more than              medals in Sochi.(日本はソチオリンピックで3個以上のメダルを獲得するだろう)

ここでは three ではなく、two を入れるのが正解になります。

文法書の説明も見てみましょう。

英語の more than [over、above] ten 「10以上」は10を含まず、10より上の数(10.01でもよい)を表す。10を含む場合は ten or more, from ten up などという。同様に10を含む日本語の「10以下」も厳密には ten or less とすればよく、「10未満」は10を含まないから less than [under] ten とする。

『ロイヤル英文法』

上記を踏まえて、日本語と英語の対応関係をわかりやすくまとめると次のようになります。

以上 〜 or more, from 〜 up
超過 more than 〜
未満 less than 〜
以下 〜 or less


おそらく more than と「以上」を混同してしまう原因の一つは、上記の「超過」に当たる日本語表現が普及していないことにあるのではないでしょうか。

「以上」「以下」「未満」はよく使うのに、「〜より多い」を表す日常語が日本語にはないんですよね。

これはなぜなのでしょう? 何だか気になる問題です。


旧仮名の「ゐ・ゑ・ヰ・ヱ」を iPhone/Mac で入力する方法

photo credit: vaneea via photopin cc

photo credit: vaneea via photopin cc

歴史的仮名遣いの文章で用いられる「ゐ・ゑ・ヰ・ヱ」。

現在ではそれぞれ「い・え・イ・エ」を用いますが、この旧仮名を iPhone で入力したいと思ったことはありませんか?

ない?

。。。

たしかに現代ではほとんど使うことのないこの旧仮名たち。しかし固有名詞にこれらの文字を使うことはあるようです。例えば、

  • ヰセキ
  • ニッカウヰスキー
  • ヱヴァンゲリヲン新劇場版
  • ヱビスビール
  • よゐこ

などなど。

このような名称をきちんと入力したいときには、どのようにしたらよいのでしょうか?

 

旧仮名の「ゐ・ゑ・ヰ・ヱ」を iPhone で入力する方法

ずばり、日本語キーボードで「きゅうかな」と入力します。すると、このような変換候補がずらっと。

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こんな方法があるんですね。

ところでよく見ると変換候補の中に「ヸ、ヹ」という文字も存在します。これはいったい何と読むのでしょう?

初見のイメージは「ヸ」は「イ」と「ギ」の中間、「ヹ」は「エ」と「ゲ」の中間といったところ。

しかし調べてみると、これは現在の「ヴィ」「ヴェ」に当たる音なのだとか。

普及はしなかったものの、かつては「v+母音」を一文字のかなで表そうとしたんですね。

 

旧仮名の「ゐ・ゑ・ヰ・ヱ」を Mac で入力する方法

Mac では、「ゐ・ゑ・ヰ・ヱ」を次のように入力します。

  • [w y i]⇒[ゐ、ヰ]
  • [w y e]⇒[ゑ、ヱ]

「ゐ・ゑ・ヰ・ヱ」というのは、もともとはワ行の音[wi, we]。


そのためキーボード入力にも[w]を用いるようです。

 

まとめ

こんな知識を覚えておくと、何かのときに役に立つ!という人は、全人口の0.01%くらいでしょうか??

もし一人でもどなたかのお役に立てば幸いです。


傘とシンデレラ(umbrella and Cinderella)

photo credit: anna_t via photopin cc

photo credit: anna_t via photopin cc

英語の umbrella(傘)と Cinderella(シンデレラ)は語感が似ていると思いませんか?

これは偶然の一致なのでしょうか。

気になったので、それぞれの語源を調べてみることにしました。

 

umbrella の語源とは?

umbrella は、陰(shade)、影(shadow)を意味するラテン語 umbra に由来しているとのこと。

umbrella (n.)

c.1600, first attested in Donne’s letters, from Italian ombrello, from Late Latin umbrella, altered (by influence of umbra) from Latin umbella “sunshade, parasol,” diminutive of umbra “shade, shadow” (see umbrage).

『Online Etymology Dictionary』

『Online Etymology Dictionary』の記述をもとに、語形の移り変わりを時系列に並べると次のようになります。

ラテン語 umbra
ラテン語 umbella(diminutive of umbra)
後期ラテン語 umbrella
イタリア語 ombrello
英語 umbrella


二行目の diminutive(縮小辞)というのは、主に「小さい」という意味を表す接辞のこと。日本語で言えば「小石」などの「小」に当たります。

英語の縮小辞の例をいくつか見てみましょう。

縮小辞 縮小形
[-ella] novel(小説) novella(中編小説)
[-ette] cigar(葉巻) cigarette(煙草)
[-let] book(本) booklet(小冊子)
[-n] cat(猫) kitten(子猫)


umbrella の[-ella]はこの縮小辞なんですね。それを踏まえて次の Cinderella を見てみましょう。

 

Cinderella の語源とは?

photo credit: SpreadTheMagic via photopin cc

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Cinderella の名前のもとになった cinder は石炭などの燃えかすや灰のこと。

cinder

a small piece of ash or partly burnt coal, wood, etc. that is no longer burning but may still be hot

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

シンデレラには「灰かぶり姫」という和訳もあります。

cinder はもともとゲルマン系の単語ですが、フランス語(cendre)の影響を受けて綴りと意味がフランス語寄りに変化したとのこと。

cinder (n.)

Old English sinder “dross of iron, slag,” from Proto-Germanic *sendra- “slag”…

Initial s- changed to c- under influence of unrelated French cendre “ashes,”…

『Online Etymology Dictionary』

シンデレラの物語は、世界のさまざまな地域に伝わっているそうです。

そんな中、グリムの「灰かぶり姫」とともに有名なのはフランス人のシャルル・ペローが残した「サンドリヨン」。

Cinderella というのは、このサンドリヨン(Cendrillon)の英名と言うこともできます。

Cinderella (n.)

pseudo-translation of French Cendrillon, from cendre “ashes” (see cinder)…

『Online Etymology Dictionary』

Cendrillon という単語は cendre の縮小辞。よって英語でも Cinderella と縮小辞の付加された形になりました。

cinder Cinderella
cendre Cendrillon


かわいらしさ、いじらしさのようなイメージを主人公に付加する役割があるのでしょう。

だとすると、umbrella という名前も英語ネイティヴの人にとってはどこかかわいらしい響きがあるのでしょうか? さて。


フィンランド語学習記 vol.134 − 新年のご挨拶

photo credit: enggul via photopin cc

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Onnellista uutta vuotta!

新年あけましておめでとうございます。

いよいよ2014年が始まりました。

今年もフィンランド語の学習記やコトバにまつわる話をコツコツと書いていきますので、よろしくお願いいたします。

さてフィンランド語の新年の挨拶は冒頭にも書いた Onnellista uutta vuotta!(オンネッリスタ ウウッタ ヴオッタ!)

これは英語の Happy New Year! に当たる表現で、それぞれの単語は分格の形になっています。

以下、主格(辞書形)・分格・英訳の対応を見てみましょう。

フィン
(主格)
フィン
(分格)
onnellinen onnellista happy
uusi uutta new
vuosi vuotta year


変化が大きいので、辞書形を思い浮かべるのが少々大変かもしれません。

とはいえフィンランド語の挨拶は、全体が分格の形になっているものが結構あります。例えば、次の表現はすべて分格の形になっています。

hyvää huomenta!(おはよう)
Hyvää päivää!(こんにちは)
hyvää iltaa!(こんばんは)
hyvää yötä!(おやすみ)
Hyvää Joulua!(メリークリスマス)
Onnellista uutta vuotta! (あけましておめでとう)

なお onnellista の辞書形 onnellinen は「幸福」を意味する名詞 onni がもとになっているとのこと。

英語では形容詞の happy に接辞を付けて名詞の happiness を作りますが、フィンランド語では逆に名詞の onni に接辞を付けて形容詞の onnellinen を作るんですね。

フィン
onnellinen happy
onni happiness


この対比は並べてみるとおもしろいです。

最後にフィンランドだけではなく、北欧の国々の新年の挨拶を。

Happy New Year!
フィンランド Onnellista uutta vuotta!
スウェーデン Gott Nytt År!
デンマーク Godt Nytår!
ノルウェー Godt Nyttår!
アイスランド Hamingjusamur Nýtt Ár!
あけましておめでとう!


こうしてみると、フィンランド以外の国々の挨拶はよく似ていますね。フィンランドだけが我が道を行くという感じです。

それでは2014年もよろしくお願いいたします!


ヘイフラワーとキルトシュー(Heinähattu ja Vilttitossu)

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DVDで『ヘイフラワーとキルトシュー』というフィンランド映画を見ました。

Hayflower and Quiltshoe – Trailer from NonStop Sales on Vimeo.

ヘイフラワーとキルトシュー(Hayflower and Quiltshoe)というのは、主人公の姉妹の名前。

ただしこれは英語タイトルをそのままカタカナにしたもので、もとのフィンランド語タイトルは Heinähattu ja Vilttitossu となっています。

7歳のしっかりもののお姉さん Heinähattu の heinä は「干し草」、hattu は「帽子」の意味。

干し草の帽子というのは「麦わら帽子」のこと。

5歳のおてんばな妹 Vilttitossu の viltti は「毛布」、tossu は「スリッパ」の意味。

毛布のスリッパ? これはそのような生地のスリッパということでしょうか。

映画の中で、ヘイフラワーは麦わら帽子をかぶり、キルトシューはスリッパを履いているので、二人が身に付けているものがそのままそれぞれの名前になっているんですね。

この映画は、ジャガイモの研究をしているお父さん(isä)、家事が苦手なお母さん(äiti)、そしてヘイフラワーとキルトシューの4人家族の物語。

しっかりもののヘイフラワーは、家事が苦手なお母さんの手伝いをしたり、おてんばなキルトシューの面倒をみたり、一家の大黒柱(?)として頑張りますが、ある事件をきっかけにすっかり口を利かなくなってしまい。。。

ストーリーらしいストーリーがある訳ではなく、ちょっと風変わりな家族の日常が淡々と描かれていきます。

でもそんな日常の一コマ一コマがとてもいとおしく思える素敵な映画です。

また主人公やお隣さんの家のインテリアデザインがとてもカラフルで楽しいので、そのあたりに注目して見るのもよいでしょう。

家族のキャラクターや舞台設定などは、何となく『となりのトトロ』を連想させるところもあり。トトロが好きな人なら、きっと楽しめると思います。

2002年製作の映画ということですので、今ではこの姉妹もすっかり大人になっているんでしょうね。

フィンランド(フィンランド語)に興味がある人、デザインに興味がある人、とにかくかわいい映画が見たい人にはオススメの一本です。
 

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フィンランド語学習記 vol.133 − 北欧の国旗

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Suomen lippu on sininen ja valkoinen.(フィンランドの国旗は青と白です。)
*lippu(旗)、sininen(青い)、valkoinen(白い)
フィンランドの国旗は白地に青十字。十字の中心はやや左に寄っています。

青は湖(järvi)、白は雪(lumi)を表しているのだとか。

調べてみると、北欧の国旗は配色こそ異なるものの、全てこのようなデザインになっていました。

このデザインは「スカンディナヴィア十字」と呼ばれているようです。

スカンディナヴィア十字(スカンディナヴィアじゅうじ、スカンディナヴィア・クロス、Scandinavian Cross)またはノルディック・クロス(Nordic Cross)は、北欧地域で良く見られる十字。

左側に交点が寄った横長の十字であり、国旗や地域の旗などに用いられている。デンマークの国旗が基になっている。

Wikipedia「スカンディナヴィア十字」より

これが北欧の伝統的なデザインなんですね。

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Ruotsin lippu on sininen ja keltainen.(スウェーデンの国旗は青と黄色です。)
*keltainen(黄色い)

スウェーデン国旗の十字はよく見ると、黄色というより金色(kultainen)に近いのかもしれません。

Wikipedia の説明によると、青は空(taivas)、黄/金はキリスト教(kristillinen)、自由(vapaus)、独立(itsenäisyys)を表しているとのこと。

しかし別の情報源によると、金は太陽(aurinko)を表すとも。

色の意味というのは、法律で決められている訳でもないでしょうし、さまざまな解釈の余地があるのかもしれません。

よく見ると、十字の幅はフィンランド国旗よりいくぶん細くなっています。

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Tanskan lippu on punainen ja valkoinen.(デンマークの国旗は赤と白です。)
*punainen(赤い)

一説によると、デンマークの国旗は世界最古の国旗と言われているそうです。

よって冒頭に紹介したスカンディナヴィア十字のオリジナルは、このデンマーク国旗。

紅白の国旗というのは、日本を含め、インドネシア、カナダ、スイス、トルコなどなど世界中に多く存在します。

そんな中、デンマーク国旗の赤は祖国愛(isänmaallisuus)を表すのだとか。

よく見ると、十字の幅はスウェーデン国旗よりさらに細くなっています。

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Norjan lippu on punainen, sininen ja valkoinen.(ノルウェーの国旗は赤と青と白です。)

ノルウェーの国旗は、これまでに見てきたフィンランド、スウェーデン、デンマークのものとは異なり、十字の部分に白の縁取りがあります。(中央の青はインディゴ・ブルー)

あるいはデンマークの国旗に青十字を足したという見方もできますね。

色の由来は調べてみたものの発見できず。

ただし赤・青・白という組み合わせはイギリスのユニオンフラッグやフランスのトリコロールと同じです。これは偶然の一致でしょうか?

またかつての連合国であるデンマーク(赤)、スウェーデン(青)とのつながりを示しているという説もあるようです。

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Islannin lippu on sininen, punainen ja valkoinen.(アイスランドの国旗は青と赤と白です。)

アイスランドの国旗は、ノルウェーのものと青赤がちょうど逆になっています。(ただし青はインディゴではない。)

青は山(vuori)、赤は火山(tulivuori)、白は雪(lumi)と氷河(jäätikkö)を表すとのこと。

フィンランドの青は湖、スウェーデンの青は空、そしてアイスランドの青は山。

このあたりの対比もおもしろいですね。

 

まとめ

もう一度、北欧の国旗で使われている色とその意味をまとめておきたいと思います。

väri(色) merkitys(意味)
valkoinen lumi
jäätikkö 氷河
sininen järvi
taivas
vuori

keltainen
kultainen
kristillinen キリスト教
vapaus 自由
itsenäisyys 独立
aurinko 太陽
punainen isänmaallisuus 祖国愛
tulivuori 火山


こうして並べてみると、北欧の人たちが何を大切にしてきたのかがよくわかる気がします。

旗というのは、その国についてさまざまなことを知ることができるおもしろい教材だと思いました。


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